2019.11.16 Sat
オーキッド(シャリファ・アマニ)は、映画スター・金城武が大好きなマレー人の女の子だ。ある日、友人と香港映画を探しに市場へ出かけた彼女は、屋台で海賊版のVCD(ビデオCD)を売る、華人の少年ジェイソン(ン・チューセン)と出会う。一目で互いに好意をもったふたりは、ファーストフードの店や公園でデートを重ねながら、心の距離を近づけていった。 マ
カテゴリー:新作映画評・エッセイ
緊急の呼びかけ:
シネマラウンジ映画と女性と社会をつなぎます。フェミニズム、ジェンダーを視野に入れつつ、映画をとおして世界の女性の多様な生の現実にふれ、ともに語りあえるような交流の場をめざしています。新作映画評、エッセイ、対談・座談会、女性監督の言葉など、映画とさまざまに関わる女性たちの〈声〉をお届けします。
2019.11.16 Sat
オーキッド(シャリファ・アマニ)は、映画スター・金城武が大好きなマレー人の女の子だ。ある日、友人と香港映画を探しに市場へ出かけた彼女は、屋台で海賊版のVCD(ビデオCD)を売る、華人の少年ジェイソン(ン・チューセン)と出会う。一目で互いに好意をもったふたりは、ファーストフードの店や公園でデートを重ねながら、心の距離を近づけていった。 マ
カテゴリー:新作映画評・エッセイ
『ラフィキ ふたりの夢』 描いた夢はいつか、形になる 中村奈津子
2019.11.14 Thu
ケニアのナイロビで、母(ニニ・ワシェラ)と二人暮らしをしているケナ(サマンサ・ムガシア)は、看護師になりたいという夢を持っている。母と離婚した父(ジミ・ガツ)は再婚し、雑貨店を経営しながら国会議員選挙に出馬中だ。母は父のことを恨んでいるが、ケナは、ときどき父を訪ねて店を手伝うなどして、出馬した彼のことを応援していた。 ある日、ケナは父の
カテゴリー:新作映画評・エッセイ / 映画を語る
2019.11.05 Tue
「リンドグレーン」と題されたこの映画を、リンドグレーンが人名で、その人がどういう人であるかを知らないままに鑑賞する人はいないだろう。映画は、もちろん世界的に知られ、現代までも読み継がれている児童書『長くつ下のピッピ』等の作者アストリッド・リンドグレーンの自伝的物語である。著作はよく知られていても、作者本人の知られざる前半生が初めて紹介さ
カテゴリー:新作映画評・エッセイ
イベント情報
奈良女子大学 令和7年度「知る・学ぶ・伝えるequality
12/05(金)15時00分〜
12/06(土)10時30分〜
東大手サロン【第80回】荒井和樹さん「能力社会から共同体自治
12/06(土)13時30分〜
12/07(日)09時30分〜