シネマラウンジ

映画と女性と社会をつなぎます。フェミニズム、ジェンダーを視野に入れつつ、映画をとおして世界の女性の多様な生の現実にふれ、ともに語りあえるような交流の場をめざしています。新作映画評、エッセイ、対談・座談会、女性監督の言葉など、映画とさまざまに関わる女性たちの〈声〉をお届けします。

映画を語る

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「ジェンダー平等先進国」アイスランドで1975年に実現した「女性の休日」のドキュメンタリー映画が10月25日から全国公開

2025.10.15 Wed

「わたしは世界を変えに行くから」 1975年のアイスランド。女性たちは職場で男性より低い賃金で必要不可欠な仕事をこなし、家庭では夫と子どものために苦手な家事もいとわず働き続ける毎日。だが10月24日、全国に配られたチラシをきっかけにその職場や家庭を離れて首都の広場に集まり、各地のデモに参加したのは、なんと成人女性の90%だった。 女性たち

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【情報解禁!】日芸映画祭「はたらく×ジェンダー 」 

2025.10.06 Mon

12/6(土)〜12/12(金)の期間中に渋谷のユーロスペースにて、日芸生主催の映画祭を開催いたします。今年で15回目の節目として「はたらく×ジェンダー」というテーマのもと、1930年代から2020年の作品まで古今東西の作品を選びました。 昭和100年を迎え、男女雇用機会均等法の制定から40年という月日が経ちました。しかし、2024年の

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『私たちが光と想うすべて』 ★中谷文美

2025.09.06 Sat

私たちが光と想うすべて 監督・脚本:パヤル・カーパリヤー 出演:カニ・クスルティ、ディヴィヤ・プラバ、チャヤ・カタム他 2024年 配給:セテラ・インターナショナル 第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品 インド第2の都市、ムンバイ。そこは夜も光に満ちている。出身地、母語、職業、カースト、宗教の異なるさまざまな人々が引き寄せられ、

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カテゴリー:新作映画評・エッセイ

ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』へ寄せて ◆平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研究員)

2025.08.28 Thu

ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』への映画評を、『映画芸術』8月号よりご了承を得て、転載します。 ======================== 「人柱」から歴史の主体者へ―変化の瞬間を捉えた貴重な記録  ◆平井和子(一橋大学ジェンダー社会科学研究センター客員研究員) 「人柱」の女たちの名乗り出の意義  「団の自決を止める為 若き娘

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