シネマラウンジ

映画と女性と社会をつなぎます。フェミニズム、ジェンダーを視野に入れつつ、映画をとおして世界の女性の多様な生の現実にふれ、ともに語りあえるような交流の場をめざしています。新作映画評、エッセイ、対談・座談会、女性監督の言葉など、映画とさまざまに関わる女性たちの〈声〉をお届けします。

映画を語る

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浜野佐知監督の新作映画『雪子さんの足音』にご支援を!

2018.07.27 Fri

浜野佐知監督の新作映画『雪子さんの足音』の制作が進んでいます。原作は、第158回(2017年下半期)芥川賞候補の、木村紅美の小説『雪子さんの足音』(講談社)。 月光荘の大家で、不思議な謎を抱えたまま孤独死をする主人公、川島雪子を演じるのは、浜野監督作品ではおなじみの吉行和子。雪子さんの「闇」に翻弄される語り手、遊佐薫を、新人の寛一郎(か

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カテゴリー:新作映画評・エッセイ

『否定と肯定』  <否認>に見え隠れする保身や差別、ヘイトと闘うために  中村奈津子

2018.07.11 Wed

1996年、アメリカに住むユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)から提訴される。彼女が自著『ホロコーストの真実』のなかで、彼のことを「盲目的ヒトラー信者」であり、「ホロコーストはなかったという主張を裏付ける証拠を“歪曲・ねつ造”した」と

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カテゴリー:DVD紹介

『母の身終い』 死にゆく者と見送る者のあるかたち さつまかおり

2018.06.26 Tue

さびしげな横顔がとても美しい。年を重ねてもなお。 女優エレーヌ・ヴァンサンが演じる主人公イヴェット。 彼女は治る見込みのない末期脳腫瘍を患い、 スイスでの安楽死(本人の意志に基づき介助されて死ぬこと=介助自殺)を希望している。 そんな時、折り合いが悪い48歳の一人息子アランが刑期を終えて彼女の家に転がり込んでくる。トラック運転手だったが

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カテゴリー:DVD紹介

『アバウト・レイ 16歳の決断』  3世代、それぞれが向き合う<決断>の行方  中村奈津子

2018.06.11 Mon

16歳のレイ(エル・ファニング)は、シングルマザーのマギー(ナオミ・ワッツ)、レズビアンの祖母ドリー(スーザン・サランドン)と、祖母のパートナー、フラニー(リンダ・エモンド)の4人暮らし。自分の体が女性であることに違和感をもち、男性として生きたいと強く願っているトランスセクシュアル(トランスジェンダー)の男の子だ。 レイは、性別適合のホ

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カテゴリー:DVD紹介

映画評 「私はあなたのニグロではない」 河野 貴代美

2018.06.04 Mon

ジェームス・ボールドウイン(1924-1987)、なんという懐かしい名前だろう。若いころ読んだ彼の『ジョバンニの部屋』の切なさが思わずよみがえった。 本映画は、この彼が1979年に書きだしたまま、未完で終わった原題“Remember this House”に、監督のラウル・ベックがボールドウインのインタビュー、エッセイ、講演などをトレース

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カテゴリー:新作映画評・エッセイ