新作映画評・エッセイ
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『灼熱の魂』 <産む性>としての女の悲劇と<民族紛争> 川口恵子
2011.12.15 Thu
悲劇の全容が明らかになる時、奇跡が――「歌う女」――かつて中東の監獄で、15年間、いかなる非道な拷問にも屈することなく、歌い続け、地獄を生き延びた女闘士がいた。彼女の名は、ナワル。辺境の村で異教徒の男を愛し、子を孕み、「家族の名誉を汚した」と目の前で男を殺された女。産んだ息子は連れ去られ、村から追放された女は、やがて、息子を襲撃で殺…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 川口恵子 / 女性表象 / カナダ・フランス映画 / 民族主義 / 妊娠、出産
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2011.10.23 Sun
ヴィスコンティの映画、「ベニスに死す」のニュープリント版を、銀座テアトルシネマで見た。原作は1912年に発行されたトーマス・マンの同名の中編小説、彼自身のその前年の体験に基づいている。ダーク・ボガード演ずる、人生も仕事も容貌もくたびれ果て、元々の性質が更に悪化したがごとくの頑迷至極のドイツ人芸術家が、静養に訪れたベニスの高級ホテルでポ…
タグ:同性愛 / LGBT / 是蘭 / ルキノ・ヴィスコンティ

















