連続エッセイ
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2023.05.02 Tue
セミナー等で、六甲ウィメンズハウスの話をすると「あなたは何故そんなに熱いのですか?」とよく言われます。 身体であれ、言葉であれ、暴力をふるう相手とともに暮らすということが、どんなに理不尽なことであるか、抑圧される側の痛みを子ども時代に身をもって体験しているからです。 誰もが対等で尊重されることが、あたりまえの社会であってほしいと心から願…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / DV
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マリアンナ・マルティネス(陽の当たらなかった女性作曲家たち・Ⅳ-4)石本裕子
2023.04.15 Sat
エッセイシリーズIV-第4回は マリアンナ・マルティネス(Marianna Martinez) をお送りします。1744年、オーストリアはウィーンに生まれ、1812年同地で亡くなりました。ハイドンやモーツァルトと同じ時代を生きた作曲家です。 彼女のスペイン系の苗字は、17世紀にイタリアのナポリで従軍した父方の祖父から来ており、父親・…
タグ:音楽
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ナディア・ブーランジェ(陽の当たらなかった女性作曲家たち・Ⅳ-3)石本裕子
2023.03.15 Wed
今月はフランス人のナディア・ブーランジェ(Nadia Boulanger )をお送りします。作曲家、指揮者、とりわけ教育者としての彼女は、後年、世界的な名声を得た弟子を多数輩出しました。このエッセイでは、早くに筆は折ってしまったけれども、実は素晴らしい作品を残した「作曲家」としての部分に陽を当ててお送りしたいと思います。 1887年…
タグ:音楽
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ボストン便り no.10 :ゴードン美枝「アメリカで多発する銃暴力」
2023.03.11 Sat
ゴードン美枝 プロフィール ボストンにある自閉症児の療育学校でファンドレーザーとして勤務。大学生のころ、米国留学。シモンズ大学大学院でソーシャルワーク専攻。卒業後、デユーク大学病院小児精神科の入院病棟で家族治療に携わる。その後、80年代の終わり日本企業がアメリカで勢力を増した時、わたしも時代の波に乗って、ビジネスの世界にキャリア転向。…
タグ:暴力