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渡邉愛里「行政書士のための新しい家族法務 実務家養成講座』―-おひとりさま、LGBT、事実婚、ひとり親・・ 多様な家族とそのサポーターのための最強お助け本! ◆評者 養父知美
2019.08.30 Fri
書 名 行政書士のための新しい家族法務 実務家養成講座 著 者 渡邉愛里 発行所 税務経理協会 発行日 2018年10月12日 家族の多様化がいわれて久しい。昭和から平成そして令和への移り変わりの中で、「夫婦と未婚の子」の世帯が大きく減少している。「夫婦」とは適法な婚姻をした男性と女性のことで、つまり異性のカップル、法律婚、それに夫唱婦随…
タグ:本
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『沖縄の米軍基地を「本土」で引き取る! 市民からの提案』 基地を引き取ることと性暴力とのディレンマ 里村和歌子
2019.05.24 Fri
本書は、全国で基地引き取り運動に携わる市民たちが協力して作り上げた一冊である。フェミニストでもあり、編者の一人でもある筆者が、僭越ながらこの場を借りて本の紹介をしてみたい。 基地引き取り運動とは、全国の米軍専用施設の7割が沖縄に集中している現状について、「本土」側の市民こそが、歴史的・政治的に沖縄に基地を押しつけている当事者なのではない…
タグ:本
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チョ・ナムジュ、チェ・ウニョン著ほか『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』 『82年生まれ、キム・ジヨン』の著者による表題作を収録! 小林圭司
2019.04.13 Sat
「ヒョンナムオッパへ」の主人公は、ヒョンナムに恋をし、精神的に支配されながら、それが暴力であるということにも気づいていない。あとからそれに気づくという小説を書きたかった。 ――チョ・ナムジュ 嫁だからという理由で、妻だからという理由で、母だからという理由で、娘だからという理由で受けてよい苦痛はない。ただ女だからという理由だけで苦しめられ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / くらし・生活 / 本 / DV
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【WAN須藤研究室】トークセッション「『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(岩波書店、2018年)の著者たちが語る」(2018年6月30日)動画
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青木恵理子著『女たちの翼:アジア初期近代における女性のリテラシーと境界侵犯的活動』 青木恵理子
2018.06.02 Sat
翼と侵犯。翼は理想世界への飛翔のイメージ。創造的で心地よい。侵犯は、現状を否定し傷つきながら前進していくイメージ。破壊的で痛みを伴う。近代以降、女性たちが世界を変えようとするとき、翼と侵犯という相反する思いが、常に女性たちと共にあったのではないだろうか。19世紀末から20世紀初めアジア各地で、近代的なリテラシーを獲得し、それによって新し…
タグ:本
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小島妙子著『Q&A 財産分与と離婚時年金分割の法律実務』 近藤草子
2018.06.02 Sat
離婚後の生活資金に焦点を当て、離婚事件に携わる若手からベテランの弁護士をはじめ、DV等に悩む女性からの相談を受ける行政やNPO法人等の方など、相談を受けた際の的確な初動対応のノウハウ、家庭裁判所や年金事務所等での実務・手続を知り、活用できるような内容を心がけました。 特に、熟年離婚の経済事情には、男女雇用格差問題が背景にあるため、年…
タグ:本
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『山田わか 生と愛の条件――ケアと暴力・産み育て・国家』 望月雅和(編著)、能智正博(監修・解説)、大友りお・纓坂英子・森脇健介・弓削尚子(共著)
2018.03.12 Mon
本書は、劇的な人生を生きた山田わかの基本図書であり、一般読者にも開かれた決定的な評伝として、生きることと愛、産み育てとケア、国家をテーマとした第一線の研究者による貴重な書籍である。 山田わかは、明治12年、神奈川県横須賀で生まれた。若くして結婚と離婚をし、職を求め18歳でアメリカに行く。しかし、騙されてシアトルで「売春婦」に――。…
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