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<女たちの韓流・6>「憎くてももう一度」―‘運命’を決めるのは誰か? 山下英愛
2010.07.05 Mon
「憎くてももう一度」(全24回、KBS、2009年)は、放映前からずいぶん話題を呼んだドラマである。1968年に韓国で大ヒットした同名映画のリメイク作だったのに加えて、これまで、せいぜいメロドラマの脇役か、時代劇にしか出る幕のなかった40代の男女が主人公を演じたことで注目された。‘不倫’として扱われがちな「中年の愛」を真摯に描くことに成功…
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女たちの韓流
新作映画評・エッセイ
タグ:ドラマ / 韓流 / 山下英愛
娘に呆れられながら見る「花より男子(韓国版)」 マダム・ルーズ
2010.06.30 Wed
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.2009年2月にソウルに遊びに行った娘が、「韓国版の『花より男子』はすごい!マンガそっくりな男の子たち!」と感激して帰ってきた、その「花より男子」韓国版を、昨秋、DVDで見始めました(基本的にケチなので、新作でなくなってからしか、レンタルビデオ屋…
タグ:ドラマ / 韓流
<女たちの韓流・5>「波濤」 山下英愛
2010.06.05 Sat
①‘貞節イデオロギー’ 私が韓国に留学して最初に読んだ論文が、李玉卿(イ・オッキョン)氏の「朝鮮時代貞節イデオロギーの形成基盤と定着方式に関する研究」(梨花女子大学社会学科1984年度修士論文)であった。当時、韓国では‘反共イデオロギー’という言葉は聞き慣れていたが、‘貞節イデオロギー’という表現を見たのはこの時が初めてで、「へぇー、こ…
<女たちの韓流・4>「彼女の家」-仕事と家事 山下英愛
2010.05.05 Wed
‘家事・育児は女の仕事’という性別役割分業観は、日本と同じく韓国でも根強い。その証拠に、女性の経済活動参加率はOECD加盟国の最下位圏(2008年末で54.7%)にとどまっている。特に非婚女性の場合は80年代以降漸増しているが、既婚女性は50%未満で横ばい状態にある。結婚後の家事労働が女性に重くのしかかっている現実を反映しているといえそ…
<女たちの韓流・3>「がんばれ!クムスン」(2)‘姓不変の原則’ 山下英愛
2010.04.06 Tue
((1)からつづく) ところで、このドラマにはいくつもの山場がある。その中でもっとも見応えがあるのは、やはり終盤だろう。結婚を約束したクムスンとジェヒは、クムスンの子、フィソンを当然自分たちが育てるものと思うのだが、クムスンの舅姑は、「再婚するならフィソンを置いていけ」と主張する。そんなことは絶対できないと思うクムスンと、亡き息子の唯一の…
<女たちの韓流・3>「がんばれ!クムスン」(1)キャンディレラ物語 山下英愛
2010.04.05 Mon
日本でもすっかりお馴染みとなった「がんばれ!クムスン」(全163話、MBC)は、「私の名前はキム・サムスン」(MBC)と並んで、2005年の韓国で最も愛されたドラマの一つである。このドラマが<男女平等放送賞>の大賞を受けたことはすでに書いたが、MBCの<演技大賞>では、新設された家族賞の第1回受賞作となった。 2005年といえば、韓国…
<女たちの韓流・2>「冬のソナタ」-“未婚の母”の苦悩 山下英愛
2010.03.05 Fri
2008年の夏、ケーブルテレビの再放送で初めて冬ソナ(KBS、2002)を見た。NHKで放映され、ブームを巻き起こしていた頃は、茶髪のマフラー男を演じるペ・ヨンジュン(裵勇俊1972~)が、それまでの彼のイメージとまったく違っていて奇妙に感じ、まったく見る気がしなかった。それに、いわゆる“家族ドラマ”の愛好家だった私には、雪原でポツンと…
<女たちの韓流・1> 「母さんに角が生えた」―主婦業のストライキ 山下英愛
2010.02.05 Fri
2008年に韓国で最も話題になったドラマは、何といっても「母さんに角が生えた」(全66回、週末連続ドラマ、KBS)であろう。脚本を書いたのがベテラン作家の金秀賢(キム・スヒョン・1943~)だったことや、主人公が60代の主婦という異色の設定であったこと、さらに、この主人公ハンジャを演じたのが、これまたベテランの演技者で、‘国民の母’とし…
TVドラマ Sex and the City Season 2 Episode 1
2009.07.13 Mon
一番大切な別れのルール 傷ついた心を癒してくれる大事な女友達をもつこと」Mr.ビッグとの別れに心ズタズタのキャリーが向かうのはミランダ。恋愛観・人生観をめぐってちょっとぎくしゃくしていた二人だけど、傷ついた心を癒してくれるのはやっぱり彼女。華やかなファッションとセックスライフがもっぱら話題になった、アメリカ発のTVドラマ”Sex and …
女のことば
タグ:ドラマ
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「DVと児童虐待 構造から理解する」〜DV被害者親子に何が
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