原発ゼロの道
原発ゼロを続けたいと願う各地の動きやアクションの呼びかけを伝えます。 チームゼロネットが更新。新規立地計画をかかえる祝島沖・上関(山口)と大間(青森)、東電の福島第一原発事故のあと唯一稼働した大飯原発のある嶺南(福 井)…3つの地で行動する人びとの直接発信と情報共有を目指すチームゼロネットは、マスコミが発信するニュースに留まらず、現地の状況にまつわる多様な声 を発信します。「脱原発に向けた動き」も、こちらから。
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チームゼロネット・カフェトーク【地元の声を聞く・山口県祝島の巻】
2016.05.05 Thu
チームゼロネット・カフェトーク 【地元の声を聞く・山口県祝島の巻】 ■ゲスト:清水敏保さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会代表) ■聞き手:チームゼロネットメンバー(菅波完、中植きさら、ばばよしえ) ほか、会場にお集まりのみなさん チームゼロネットが企画する「地元の声を聞く」カフェトークの1回目。 今回は山口県
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / アクション呼びかけ
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潮目が見えるか その3〜結集して海を受け継ぐ(潮目を生きる・5)山秋真
2016.05.03 Tue
アオサとフノリとソウカイのブカイ 「13日か14日、ソウカイのブカイになるじゃろう」 2015年4月5日、アオサからフノリの季節の大潮(おおしお)の日。電話をとると祝島の友人からそう告げられた。ソウカイのブカイは、上関(かみのせき)原発のための漁業補償金の配分案についての、山口県漁協祝島支店(支店)の「総会の部会」の
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / 連続エッセイ / 潮目を生きる
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『飯館村の母ちゃんたち 土とともに』 土とともに生きる、ということ 中村奈津子
2016.04.21 Thu
監督の古居みずえさんの、優しいまなざしに包まれたドキュメンタリー映画である。 全村避難となった故郷の飯館村を離れ、ひとり仮設住宅で暮らす榮子さんは、飯館村にある、もはや無人となった自宅を訪れ、そこに残された、たくさんの命に言葉をかけていく。庭に咲いていたクリスマスローズ、椿の葉っぱ、タラの芽、仏壇に置かれたお義母さん
カテゴリー:新作映画評・エッセイ / 映画を語る
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潮目が見えるか その2〜潮の満ち干が糧となり砦となり(潮目を生きる・4) 山秋真
2016.04.01 Fri
7月の満月の翌日。夏の日差しがそそぐ昼下がりの道を、自転車やバイクや軽トラックが風を切って駆けていく。大潮(おおしお)に合わせ、うに漁が口開(くちあ)け(解禁)となっていた。待ちかねた人たちが干潮(かんちょう)の時刻をみはからい、磯へ向かう。鉛のベルトをダイバースーツの上から腰に巻いて海へ潜る人。海に半身つかりながら水
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / 連続エッセイ / 潮目を生きる
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潮目が見えるか その1〜海売りは「漁師の問題」?(潮目を生きる・3) 山秋真
2016.03.21 Mon
新月から3日、潮の干満差がまだ大きい頃だった。祝島の船大工さんがつくった端正な船・雄正丸は、ロープにたっぷり余裕をとって岸につながれていた。瀬戸内海の潮の干満差は3〜4メートル程あるからだ。太平洋側は約1メートル、日本海側なら数十センチメートルなので、かなり違う。瀬戸内海に不慣れで、干潮時に宙づり状態になる船もアルとか
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / 連続エッセイ / 潮目を生きる
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2016.03.03 Thu
「上関原発を建てさせない祝島島民の会blog」より、 「裁判所と山口県を現地上関、田の浦、そして祝島に! 埋め立て免許取り消し訴訟の公判のお知らせ」を転載します。 裁判は本日11時30分から山口地裁で行われます。 近隣の皆様、ご都合のつく方はぜひ裁判の傍聴と報告集会にお出かけください。 以下、「上関原発を建てさせない
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / アクション呼びかけ
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2016.01.30 Sat
ひじき漁は星待ち潮待ち 例年1月末か2月初め、月と太陽と地球が直線上に並ぶときを待ち、祝島のひじき漁が口開け(解禁)となる。具体的に漁師が待つのは星の配置ではない。「ひじきの口開けはいつ?」と聞かれれば「大潮(おおしお)はいつじゃったかね」と潮見表(しおみひょう)を見る。待っているのは潮なのだ。 海水面はゆっくり高く
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / 連続エッセイ / 潮目を生きる
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2015.12.31 Thu
潮の道を祝島へ 西瀬戸内海を船で渡る——。いつか果たしたい夢だった。叶うなら鞆(とも)の浦から祝島(いわいしま)へ。 太平洋から豊後(ぶんご)水道を通って伊予灘(いよなだ)へ向かう海流と、紀伊水道を経て播磨灘へ向かう海流は、鞆の浦でぶつかる。満ち潮のときは潮満ちる頂点、引き潮ならば東・西瀬戸内海の分水嶺———鞆の浦
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画 / 連続エッセイ / 潮目を生きる
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【現地より】2015/12/24 大飯・高浜原発運転差止仮処分 福井地裁の決定に際して
2015.12.24 Thu
現地から、次の報告があったのでお知らせします。 *** 「男を見る目がなかった今大地です・・・」2015.12.24 福井地裁・林裁判長にすっかり騙されていた・・・ 審尋のなかで、彼が時折見せる真摯に弁護団の意見に耳を傾ける姿や 腕を組み、天井を見上げて苦悩するような姿にである。 今年4月の差し止めを認めた決
カテゴリー:活動報告・イベント情報 / 嶺南(福井)の原発
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2015.10.01 Thu
「上関原発どうするの?~瀬戸内の自然を守るために(略称:上関どうするネット)」10.5公開学習会のご案内湯浅一郎さんに聞く ―伊方原発再稼働問題を、上関・祝島から問う―報道によると、去る3月、老朽化した原子力発電所5基の廃止措置(廃炉)が決まりました。しかし、その一方で倍返しのリプレイス計画、加えて新規原発計画も依然蠢
カテゴリー:祝島沖・上関原発計画