著者・編集者からの紹介
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ローラ・カプラン著 塚原久美訳『ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織』 ◆書肆侃侃房 兒崎汐美(編集)
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林奕含 著・ 泉京鹿 訳『 房思琪の初恋の楽園』 (白水Uブックス) ◆泉京鹿
2024.04.09 Tue
「房思琪」の前と後 これまで少なからぬ中国語圏の現代小説を翻訳してきました。ほとんどが中国大陸、香港、台湾等各地で数十万部から100万部を超える大ベストセラーですが、あまり馴染みのない別世界の物語で難しいと感じられるのか、日本語に翻訳すると文字数が原文の1.5倍~2倍近いボリュームのある分厚い本になってしまうせいか、書店で気軽に取っ…
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海老原嗣生・著『少子化~女“性”たちの言葉なき主張~』 ◆海老原嗣生(大正大学招聘教授)
2024.04.08 Mon
40代50代の頑張った女性たちに最敬礼! 雇用ジャーナリストの海老原嗣生です。 私の新作は、40代50代女性たちへの礼賛、30代女性への応援として書かせて頂きました。私は日本の労働における一番の問題は「女性の不平等にある」と言い続けてきました。ようやくそれが昨今、徐々に改善されつつあります。 なぜ、そうした変化が企業や社会に起きたのか。…
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2024年4月号発刊! ◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2024.04.01 Mon
特集テーマは「女性史─足跡から学び、踏みだす」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/5847 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今年度より、新連載が2本スタートしました! ①<学びのスイッチ―男女共同参画AtoZ―教科に潜むジェンダー>。隠れたカリキュラム…
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ハイメ・タカシ・タカハシ、樋口直人ほか著『ペルーから日本へのデカセギ30年史 Peruanos en Japón, pasado y presente』 ◆樋口直人(早稲田大学人間科学学術院)
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ジョージ・L・モッセ (著), 細谷 実 ・ 小玉 亮子 ・海妻 径子 (翻訳)『男のイメージ――男らしさの創造と近代社会』(文庫) ◆小玉亮子
2024.03.18 Mon
全面改訂版が、中公文庫から刊行されました 19年前に一度訳出したモッセの『男のイメージ』の全面改訂版がこのたび中公文庫として刊行されました。 本書は、「『男らしくあるためには、かくあるべし』。西洋文化の中には男らしさについての明確なイメージが広く行きわたってきた。」という文章で始まります。近代社会が自らを定義する基準として引き合いに出し…
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戦後の女性記録継承プロジェクト『福岡女たちの戦後』6号 ◆戦後の女性記録継承プロジェクト(福岡女性史研究会)
2024.03.17 Sun
『福岡女たちの戦後』6号発行しました! 2年半ぶりの発行です。特集は〝朝鮮戦争の対岸で″です。 朝鮮戦争の際に米軍が設置した小倉のRRセンターについて、その設置経緯と実態について探りました。また、同戦争では日赤の看護婦が招集されていました。その他詳細は目次で。 1冊500円、送料180円(2冊まで)申込は福岡女性史研究会、Mail l…
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2024.03.17 Sun
人生という長い長い時間 「この人の名前は何というんだろう?」と思ったのは、小学生のときだ。愛読していた伝記漫画シリーズの『キュリー夫人』というタイトルを見たとき。その頃、私はもう既に「キュリー」が名字であると知っていた。「夫人」が女性につけられる肩書きであることも知っていた。しかし漫画のタイトルからは、彼女の名前がマリーであることは分か…
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メリー・エリザベス・ウィリアムズ著・片瀬ケイ訳・ 中村 泰大 監修『ファック・キャンサー 愛と科学と免疫療法でがんに立ち向かう』 ◆片瀬ケイ(翻訳者)