著者・編集者からの紹介
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内田舞・著『REAPPRAISAL(リアプレイザル) 最先端脳科学が導く不安や恐怖を和らげる方法』 ◆株式会社実業之日本社・早川
2023.09.30 Sat
「生きにくい」と感じている、すべての方へ――。 本書でご紹介する「リアプレイザル(Reappraisal)」。それは、認知行動療法の一種であり、科学的なエビデンスに基づいた“心が楽になる”思考法です。 著者の内田舞氏(小児精神科医・脳神経科学者・ハーバード大学医学部准教授)は、日本の大学医学部卒業者として、史上最年少でアメリカ臨床…
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ミシェル・オバマ『心に、光を。不確実な時代を生き抜く』(山田文訳) ◆株式会社KADOKAWA・郡司
2023.09.23 Sat
華やかに見える元米国ファーストレディも、孤独や不安に悩むことがあります。 黒人で女性という二重のマイノリティ性を背負い、労働階級で育ったミシェル。 障害を持つ父と暮らした幼年期、パンデミックで孤立したとき、暴力や戦争の理不尽を目の当たりにしたとき。ストレスと不安に満ちた世界で複雑すぎる問題に出くわしたとき、どうやって乗りこえて、自信を取り…
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エリザベス・コッブス『ハロー・ガールズーーアメリカ初の女性兵士となった電話交換手たち』(石井香江監修、綿谷志穂訳) ◆明石書店編集部・村上
2023.09.18 Mon
本書は、第一次世界大戦で電話交換手として活躍した、アメリカ陸軍通信隊の「ハロー・ガールズ」と呼ばれた女性たちに光を当てた歴史書です。 本書の主役のハロー・ガールズたちは、フランス語に堪能なバイリンガルの女性たちで、電話交換手として同盟国との連絡を仲介しました。いつでもどこでも通話できることが当たり前になった現代では、もはや想像することも…
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安發明子・著『一人ひとりに届ける福祉が支える フランスの子どもの育ちと家族』 投稿◆安發明子
2023.09.09 Sat
生きることが「自己責任」でない社会へのたたかい フランスで女性は男性と同じく子どもを認知するかどうか選ぶ。女性や子どもが男性に認知を求める場合、男性は裁判所に出頭しなかったりDNA検査に応じない場合は、父親と断定し、子の18歳まで養育費の支払い義務が生じる。政府の社会保障部門が母親の代わりに請求し、雇用主に連絡し給料から天引きする方…
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2023年9月号発刊! 投稿◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2023.09.08 Fri
特集テーマは、「ジェンダー平等─ 子どもたちの育つ場でできること」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/5268 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月のイチオシは、学びのスイッチです。 SDGsに掲げられる目標について、ジェンダー視点から現在の課題をとらえる…
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ソマイア・ラミシュ、柴田望、ほか『詩の檻はない』 投稿◆大田美和(歌人・詩人、中央大学文学部教授)
2023.08.25 Fri
海を越えて詩の言葉が届くとき それは一人の亡命中の詩人の呼びかけから始まりました。「アフガニスタンのタリバン政権による詩作の禁止に抗議するために、詩を送ってほしい」。オランダで亡命生活を送るアフガニスタンの詩人ソマイア・ラミシュさんの、世界中の詩人たちへの呼びかけは、今年1月にSNSで発信されました。日本では、旭川の詩人 柴田望さん(詩…
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ガブリエル・ブレア・著, 村井 理子・訳,齋藤 圭介・解説『射精責任』 投稿◆藤澤千春(太田出版・編集者)・齋藤圭介(岡山大学・解説者)
2023.08.25 Fri
望まない妊娠による中絶を根本から問い直す28個の提言 ■全米騒然 ニューヨークタイムズ・ベストセラー 世界9カ国で翻訳 刊行前からSNSで話題沸騰! 望まない妊娠は、セックスをするから起きるのではない。 女性が世界一ふしだらなビッチだったとしても、何の問題もない。 女性の50倍の生殖能力を持ち、 コンドームを着用したセックスは気持ち…
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