著者・編集者からの紹介
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ジョージ・L・モッセ (著), 細谷 実 ・ 小玉 亮子 ・海妻 径子 (翻訳)『男のイメージ――男らしさの創造と近代社会』(文庫) ◆小玉亮子
2024.03.18 Mon
全面改訂版が、中公文庫から刊行されました 19年前に一度訳出したモッセの『男のイメージ』の全面改訂版がこのたび中公文庫として刊行されました。 本書は、「『男らしくあるためには、かくあるべし』。西洋文化の中には男らしさについての明確なイメージが広く行きわたってきた。」という文章で始まります。近代社会が自らを定義する基準として引き合いに出し…
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戦後の女性記録継承プロジェクト『福岡女たちの戦後』6号 ◆戦後の女性記録継承プロジェクト(福岡女性史研究会)
2024.03.17 Sun
『福岡女たちの戦後』6号発行しました! 2年半ぶりの発行です。特集は〝朝鮮戦争の対岸で″です。 朝鮮戦争の際に米軍が設置した小倉のRRセンターについて、その設置経緯と実態について探りました。また、同戦争では日赤の看護婦が招集されていました。その他詳細は目次で。 1冊500円、送料180円(2冊まで)申込は福岡女性史研究会、Mail l…
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2024.03.17 Sun
人生という長い長い時間 「この人の名前は何というんだろう?」と思ったのは、小学生のときだ。愛読していた伝記漫画シリーズの『キュリー夫人』というタイトルを見たとき。その頃、私はもう既に「キュリー」が名字であると知っていた。「夫人」が女性につけられる肩書きであることも知っていた。しかし漫画のタイトルからは、彼女の名前がマリーであることは分か…
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メリー・エリザベス・ウィリアムズ著・片瀬ケイ訳・ 中村 泰大 監修『ファック・キャンサー 愛と科学と免疫療法でがんに立ち向かう』 ◆片瀬ケイ(翻訳者)
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2024年3月号発刊! ◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2024.03.05 Tue
特集テーマは「出発・再出発─ともにあゆむ」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/5745 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月のイチオシは、第7回日本女性学習財団未来大賞の大賞受賞作、長安 めぐみさんの「『ひと言』が背中をそっと支える~出会いと学びをめぐっ…
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年報『国際女性』37号 のご案内 ◆ 国際女性の地位協会 https://www.jaiwr.com/
2024.03.04 Mon
国際女性の地位協会(編集委員会)では、 年報『国際女性』37号を2023年12月に発刊しました。 以下、ご案内をさせていただきます。* 国際女性の地位協会のHP(https://www.jaiwr.com/)にも目次を掲載。 国連とジェンダー 第77回国連総会第三委員会報告 賀集イレーネ 第67回国連女性の地位委員会(CSW67…
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三浦英之・著『涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって』 ◆新潮社ノンフィクション編集部 島崎恵
2024.03.01 Fri
ひょんな事から、東日本大震災で亡くなった外国人の総数を日本政府は把握していないことを知った三浦さん。 せめて彼らの生前の姿を知ることができたら……と、関係者たちを訪ね歩きます。 取材の一環として、著者は東日本大震災での被災地における外国人コミュニティーについての研究をしている、東北大学男女共同参画推進センターの李善姫氏を尋ねます。 著…
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澁谷智子・編『コーダ 私たちの多様な語り』 ◆澁谷智子(成蹊大学文学部現代社会学科)
2024.02.20 Tue
「コーダ(Coda)」とは「聞こえない親を持つ聞こえる子ども」を指す言葉です。1980年代前半のアメリカで、自らも聞こえない親を持つミリー・ブラザーによって作られました。ミリーは、音楽用語で「本章とは異なる終結部分」を意味する「Coda」が、聞こえない親なくしてはありえないけれども親とは違っている自分たちの体験と重なるところがあると感じ…
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