「%E6%96%87%E5%AD%A6」の検索結果
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2020.03.17 Tue
恒例の『みすず』読書アンケート2020をご紹介。⑴石川九楊『河東碧梧桐 表現の永続革命』(文藝春秋社、2019年) 俳句は世界最短の詩型。その俳句の革新に挑んだ河東碧梧桐の評伝、に見えて、それを越えた近代俳句史を書き換える挑戦。新興俳句はなぜ失速したのか?口語自由律は、なぜ定型に勝てなかったのか?自由律俳人として知られる放哉と山頭火はどこ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 女性政策 / 憲法・平和 / DV
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榊原千鶴著『皇后になるということ 美子と明治と教育と』 〈教育〉の視点から近代皇后像を問う 榊原千鶴
2020.03.05 Thu
天皇とは異なり、皇后には、その政治的位置づけや役割を明記したものはありません。彼女たちは、天皇の妻となることで結果的に皇后となり、それぞれに自らの皇后像を模索していくことになります。 皇后とはどのような存在か。皇后は何をなすべきか。そのありかたを問い続け、試行錯誤を繰り返していく過程で、歴代皇后の事蹟は、ふまえるべき先例となります。な…
タグ:本
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ソル・ケー・モオ 他著『 女であるだけで』 ラテンアメリカ・フェミニズム小説の傑作 平井美加
2020.02.27 Thu
昨今韓国フェミニズムと文学が大きな盛り上がりを見せておりますが、じつは現代ラテンアメリカ文学の中にも、高い普遍性と物語性を備えたフェミニズム小説が存在します。 その中の1冊として、このたび吉田栄人氏(東北大学大学院 国際文化研究科准教授)による翻訳で、国書刊行会よりソル・ケー・モオ『女であるだけで』を刊行しました。 作者のソル・ケー・…
タグ:本
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日本版女性学の先駆け――『日本婦人問題懇話会会報アンソロジー 社会変革をめざした女たち』◆評者 村松泰子
2019.08.11 Sun
書 名 日本婦人問題懇話会会報アンソロジー 社会変革をめざした女たち 著者名 日本婦人問題懇話会会報アンソロジー編集委員会・編 発行元 ドメス出版 発行年 2000.09.25 「日本婦人の地位も昔にくらべれば向上したものの、根本的には未解決の問題が多く、それらはみな今後、私たち婦人の手で解決されていかなければなりません。」 これは今…
タグ:女性学
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佐藤文香監修『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』 ジェンダーにかんしてともに考え議論していくために 児玉谷レミ
2019.07.29 Mon
『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問』は、2017年から2018年の間に一橋大学社会学部の佐藤文香ゼミに所属していたわたしたちの課外活動の成果です。わたしたちが佐藤ゼミ生として過ごした2年間、ジェンダー研究を専攻していると友人や知人、家族に話すと、さまざまな疑問や不満、ときには怒りをぶ…
タグ:本