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「信(よしみ)を通(かよ)わせる」という希望(旅は道草・73) やぎみね
2016.02.20 Sat
デヴィッド・ボウイの死を1月10日、Facebookで知った。イーグルスのグレン・フライも1月18日に消えた。「Hotel California」を何度聴いたことか。70年代のロックスターたちがいなくなった。69歳と67歳の死は、あまりに早すぎる。 大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」。舞台は太平洋戦争中の日本統治下・ジャワ島…
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旅は道草
連続エッセイ
タグ:本 / 在日朝鮮人 / やぎみね
六まわり目のお正月(旅は道草・72) やぎみね
2016.01.20 Wed
京の年の瀬はなにかと忙しい。ひととおり家の掃除や片づけを終え、おせち料理の材料を求めて錦市場や四条「タベルト」、三条「三嶋亭」や「八百一」へ買いに走る。数の子に鯛の子に海老、丹波産の黒豆、栗、蒲鉾、だし巻、昆布〆。牛肉にハム。お煮染め用の京野菜の数々。近くのお米屋さんで予約した丸餅も。八瀬で畑を耕す友人から、とれたての野菜をいただき、…
タグ:くらし・生活 / やぎみね
ことばの力、ひととの交わり(旅は道草・71) やぎみね
2015.12.20 Sun
文字の前に、ことばがあった。 文字のない時代、人々はどうやってことばを交わしていたのだろう。 ことばのもつ音の響き、受けとめる表情や反応、間に漂う空気の流れと距離感覚、目の輝き、色や肌合い、においまでもキャッチして、ひとは、ことばを伝えていく。 そこには過去の記憶や思い出、未来を予見する空想力、今このときの目の前に広がる情景が、回…
タグ:やぎみね
『百歳までの読書術』(旅は道草・70)やぎみね
2015.11.20 Fri
ひさかたぶりにクスッと笑いながら本を読む。津野海太郎著『百歳までの読書術』(本の雑誌社)。 軽妙で若い人の文かと見紛うリズム感あふれる文体。劇団黒テントの演出家。晶文社の編集責任者。「季刊 本とコンピュータ」編集長。和光大学を経て現在は評論家。今年、喜寿を迎えた。まさに21世紀の老人だ。 「百歳まであと何冊読めるだろう?」。その…
タグ:高齢社会 / 本
あとや先き(旅は道草・69) やぎみね
2015.11.10 Tue
母が92歳の誕生日を迎えて10日目の夕方、叔母から電話があった。数日前、近くの温泉に行ったあと、息苦しくなり、目の前が暗くなって倒れたという。至急、家庭医に往診に来てもらう。先生から「2、3日、入院する方がいいよ」とすすめられたという。 熊本は家庭医と病院との連携ネットワークがうまくいっている。かかりつけ医と共同で患者の治療を行う開…
タグ:身体・健康 / 高齢社会
北京秋天(旅は道草・68) やぎみね
2015.09.20 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 北京秋天。北京の秋の空はどこまでも青く、高い。 中薗英助『北京飯店旧館にて』(筑摩書房 1992年)の書き出しは「視野をとつぜんよぎったものは、秋の北京の光線であった。蒼穹がはじけ散って、空の色よりももっと透明なツルギが、つづけざまに何十本も…
タグ:旅 / 政治 / 中国 / やぎみね
暑い、熱い戦後70年の夏に(旅は道草・67) やぎみね
2015.08.20 Thu
春婦傳 この夏、どうしても読みたい本があってAmazonで古書を探した。在庫は残り3冊しかない。 田村泰次郎著『春婦傳』(東方社刊・1965)。数日後、本が届いた。白い箱入りの赤い布製の表紙に中川一政の題字がある。頁を開くとプーンと古い活字のにおいがした。 自序に「いまも私は、一兵士でなかったひとの戦争小説は信じる気持になれない…
タグ:慰安婦 / 旅 / 本 / 戦争 / やぎみね
この夏の一冊 『戦争の記憶と女たちの反戦表現』長谷川 啓・岡野幸江編
2015.08.09 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.「女の一生をみんな何と思っているんだろう!」。村の女教師・瀧子は、男の打算的・功利的な人間性を見抜いて青年学校主事・山口の求婚をきっぱりと断る。戦時下の「結婚報国」に巻き込まれない女の抵抗を描く、宮本百合子の『鏡の中の月』(1937年)。さらに戦…
わたしのイチオシ
タグ:戦争 / 反戦
シュプレヒコールはラップに乗って(旅は道草・66) やぎみね
2015.07.20 Mon
世の中はいつも 変わっているから頑固者だけが 悲しい思いをする変わらないものを 何かにたとえてその度崩れちゃ そいつのせいにする*シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく変わらない夢を 流れに求めて時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため世の中は とても 臆病な猫だから他愛のない嘘を いつもついている包帯のような嘘を 見破る…
タグ:音楽 / 平和 / 憲法 / 反戦 / やぎみね
ひとはなぜ、戦争をするのか?(旅は道草・65) やぎみね
2015.06.20 Sat
パリに住む女友だちが、いつもいっていた。 「あたし、怒ってるのよ!」(Je suis en colèreかな?)。人と人との関係がもつれたとき、誤解や曲解をされたとき、「あたし、あなたに怒ってるのよ」と相手と向き合い、話し合ってきたという。そうすれば絡んだ糸もほどけ、互いにホンネをいって仲直りして、そのあと、いい友人になるという。それが…
タグ:憲法・平和 / 戦争 / 反戦 / 平和運動 / やぎみね
イベント情報
大切なことを伝えたい すべての子ども・若者に包括的セクシャリ
05/19(日)13時30分〜
【5/23(木),6/13(木),7/4(木)開催】新規層の
05/23(木)14時00分〜
テレワーク制度のブラッシュアップ~これからの時代の働き方を考
05/23(木)19時00分〜
多様化する働き方、私らしさを探る ~ソーシャルキャリアという
05/24(金)19時00分〜
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