エッセイ
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2022.01.21 Fri
2011年10月1日、マサチューセッツ州ボストンで、ある本の誕生40周年を祝うシンポジウムが開催された。その本とは、女のからだと健康、セクシュアリティについて女自身の立場から書かれた「手引書」として名高いOur Bodies, Ourse
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旅は道草
連続エッセイ
2022.01.20 Thu
いつものように毎年、師走は忙しい。 12月29日、京都四条のタベルト、三条の八百一、寺町三条の三嶋亭に、おせち料理の材料を娘と二人で買いに走る。 数の子、鯛の子、海老、昆布巻き、蒲鉾、蛤、伊達巻き、厚焼き卵、ゴマメ、甘柿、甘栗、金
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連続エッセイ
オランダ移住の記
オランダ移住の記 ―オランダ移住の最難関 家探し― Sami
2022.01.10 Mon
あけましておめでとうございます。 私はオランダ移住後、無事に自分の部屋を探し、そこで年越しすることができました。 このチャレンジングなオランダでの部屋探しについてお伝えします。 オランダの賃貸住宅事情は需要と供給のバランスがとれておら
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連続エッセイ
人生が160°変..
人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択#44【2022年は新時代の幕開け】五嶋耀祥
2022.01.05 Wed
体調不良ですっかり、エッセイの執筆もおやすみ頂いてしまった2021年10月から12月。 アラフォーはやはり若くないことを実感する年末であった。 ワンオペ育児、氷河期の低賃金・ダブルワークやトリプルワークでの過労貧困からの理解者少ない時代に
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
2022.01.01 Sat
この年末も女性による女性のための相談会が開かれました。今までの年末の年越し村などでは男性スタッフが多くて、男性の相談員には相談しにくいという女性の声が上がってきて、今年の3月に初めて女性だけの相談会が開かれました。初日は大雨という悪天候
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シリーズ
女子受験生への応..
裁判官に届け,原告の声――医学部入試における女性差別弁護団日記〈連載27〉 横地 明美
2021.12.28 Tue
1 東京医科大学に対する訴訟の原告本人尋問手続(一部)を終えて 2021年12月15日、東京地方裁判所にて、原告4名について尋問手続が行われました。 尋問手続は、民事裁判で、原告の請求が認められるために必要な事実のうち、客観的な資料では
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旅は道草
連続エッセイ
「個別に撃って、ともに闘う」関係を(旅は道草・143)やぎみね
2021.12.20 Mon
思いがけず、大谷いづみさん(立命館大学産業社会学部教授/同・生存学研究所副所長)からご恵贈いただいた、安藤泰至・島薗進編著/川口有美子・大谷いづみ・児玉真美著『見捨てられる<いのち>を考える 京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージか
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連続エッセイ
河野貴代美のボス..
2021.12.13 Mon
では、前回シモンズ大の続きをいきましょう。 シモンズ大は、「あらゆるジェンダーを含む―Gender Inclusive」が教育の主張であり、トイレはW、M、GIと3か所あります。3番目のドアは別に気にする様子もなく、使用されているよう
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
女の子のモデルが少なすぎます(やはり気になることば・70) 遠藤織枝
2021.12.01 Wed
このところ、コロナのせいかどうか知りませんが、家の周りの工事がとても多くなりました。水道管の取り換え、道路の補修、宅地造成と重なって、工事の車の出入りが激しくなっています。道路わきにぴったり工事の車がとめてあります。家の前の通りには、作業
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連続エッセイ
河野貴代美のボス..
2021.11.28 Sun
お助けWANで「こころの相談」を長らくご担当いただきました河野貴代美さんが、アメリカの大学院に留学されました。 河野さんといえば、フェミニズムカウンセリングのパイオニア、だとすると、えっ、何歳??? なんで留学??? その顛末をこれからシ
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旅は道草
連続エッセイ
オードリー・タンの、透明性と共感力(旅は道草・142)やぎみね
2021.11.20 Sat
2人の著者の優れた取材から唐鳳(オードリー・タン)の魅力的な像が浮かび上がってくる。京都四条の東急ハンズ前、カライモブックスの古本市で見つけた、アイリス・チュウ/鄭仲嵐(共著)『オードリー・タン(Au)天才IT相の7つの顔』(文藝春秋
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わたしのイチオシ
ブログ
『82年生まれ、キム・ジヨン』の夫、それとも息子? ちづこのブログNo.150
2021.11.16 Tue
韓国で出版されたチェ・スンボム著『私は男でフェミニストです』という本の日本語訳(世界思想社、2021年)に、頼まれて解説を書いた。 その全文を版元の同意を得て以下に公開することになった。これを読んでみなさんが読む気になってくださったらうれ
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2021.11.14 Sun
寂聴さん追悼 瀬戸内寂聴さんが亡くなられた。享年99歳。あとちょっとで100歳だった。 だが長生きしたばかりに、それより前に死んでいれば経験しないですんだはずの東日本大震災にも遭遇した、と嘆かれた。仙台にある天台寺の住職として東北にも
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連続エッセイ
オランダ移住の記
オランダ移住の記 ―とにかく大変だったネコの輸出手続きと入国審査― Sami
2021.11.10 Wed
ネコの出国(輸出)手続きは本当に大変でした。 まずは、ネコのマイクロチップ装着と狂犬病の予防接種が必要でした。 マイクロチップ装着は一瞬で終わるので、ネコの負担が少ないですが、狂犬病の予防接種は2回打つ必要がありました。 一度目の予防
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
寿岳文章・しづ『紙漉村旅日記』の新しさ(やはり気になることば・69) 遠藤織枝
2021.11.01 Mon
寿岳章子さんの本や日記を読んでいるうちに、ついにご両親の寿岳文章・しづ氏の代表作『紙漉村旅日記 定版』(春秋社1986)にたどり着いてしまいました。昭和12(1937)年から15(1940)年にかけての、全国の紙漉きの村々を調査行脚し
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シリーズ
女子受験生への応..
一部和解はしたけれど ーー医学部入試における女性差別弁護団日記(連載26) ◆菊地 初音
2021.10.22 Fri
*東京医大との和解が成立 当弁護団による東京医大訴訟であるが,この夏(2021年夏),東京医大と原告11名との間で訴訟上の和解が成立し,訴訟の一部が終了した。 我々は,原告団が統一的に和解をするのか,しないのかの岐路に立たされていた。「
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旅は道草
連続エッセイ
2021.10.20 Wed
夜のNHKラジオ「マンスリーブックレビュー」で翻訳家・岸本佐知子さん紹介の、村田喜代子著『エリザベスの友達』(新潮社、2018年)を買って読む。本書の解説「いつかみんな、自由になる」を岸本佐知子さん自身が書いている。 著者の村田喜
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シリーズ
惜別
2021.10.06 Wed
冨士谷あつ子さまより、WANあてに、鹿島光代さんを追悼するお手紙をいただきました。転載許可をいただきましたのでここに掲載いたします。(WAN編集担当) ----------- WANのみなさま 上野千鶴子さま 冨士谷あつ子でございます
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
「~てくれる」「~てもらう」の落とし穴(やはり気になることば・68) 遠藤織枝
2021.10.01 Fri
もうかなり前ですが、ロシアの大学から来た留学生に日本語を教えていて、いつまでも学生たちがうまく使えるようにならない表現に「~てくれる」の表現がありました。日本語の上級レベルの学生たちでしたが、工場見学に行った後でこう書きました。 工
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旅は道草
連続エッセイ
食べること、生きること、そしてそれから(旅は道草・140) やぎみね
2021.09.20 Mon
時を選ばず、長い、長い電話をかけてくる女友だちがいる。ある時はエッフェル塔の南、パリ7区の自宅から格安の国際電話で。ある時は年に数回帰国する東京の実家から。ひたすらしゃべるのは彼女。「ああ、そうなの」「ふーん」「それで?」と聞くのは私。話