エッセイ
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旅は道草
連続エッセイ
2016.04.20 Wed
朝吹登水子著『愛のむこう側』(1977年、新潮社刊)を読む。朝吹登水子(1917~2005)、フランス文学者、翻訳家、エッセイストの自伝的小説。かつてはフランスの香り高いロマンチックな小説として読んだのに、再読して、いやいや、これは戦争前
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発達障害かも知れ..
連続エッセイ
2016.04.20 Wed
発達障害かもしれない子どもと育つということ。37 収納ケースに子どもを閉じ込めて、父親が窒息死させるという事件が起こった。痛ましい事件である。父親のいいぶんは、「殺すつもりはなかった。しつけとして仕方なくやった」。よ
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ブログ
2015AVON女性年度賞の受賞者のひとびと ちづこのブログNo.105
2016.04.19 Tue
化粧品会社AVONが主催する「AVON女性年度賞」は、今年で36回目。今年は上野が選考委員講評を述べました。以下はそのスピーチ原稿です。 受賞式の模様は以下のHPで見られます。 受賞者のご挨拶は毎年感動的。会場にお越しくださった方々だけが味
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打越さく良の離婚..
連続エッセイ
56 精算割合 5章 離婚と財産分与 【打越さく良の離婚ガイド】5-4
2016.04.18 Mon
*財産はどのような割合で分けるものですか。ケース1結婚以来、妻はずっと専業主婦でした。とはいっても、ボランティア活動だ女子会だといって外出が多く、家事は手抜きもいいところでした。出来あいの物を買ってくるいわゆる「中食」も多かったですし、洗濯
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ブックガイド
2016.04.16 Sat
みすず書房のPR誌『みすず』645号(2016年1/2月号)、恒例の「読書アンケート特集」。上野が寄せた回答を以下に。 スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチについては、梓会出版文化賞の選考委員講評を。 http://wan.or.jp/art
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ブログ
うえのゼミ
Book (B-WAN)
2016.04.12 Tue
オレオレ詐欺だの、巧みな勧誘だので、年寄りの小ガネがねらわれているといいます。だから、年寄りにおカネの管理をまかせてはいけない、気がつけば老後資金を株や投資ですっていたりする...と、言われますが、ほんとうでしょうか。 「カアチャン、心配だ
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乳がんを寄せつけ..
連続エッセイ
第10回 「乳がん」を寄せつけない暮らし ~「乳がん」になる女性の共通点とは・・・?~ 中村設子
2016.04.10 Sun
私が「乳がん」の手術後、感銘した本のひとつに『乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか』がある。イギリス人のジェイン・プラントという研究職の女性が、自らの「乳がん」を克服するために歩んだ道のりを記した本だ。 彼女は乳製品の摂取と発病との
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ブックガイド
ブログ
2016.04.02 Sat
毎日読書日記(3/31付け)から。字数の関係で涙を呑んで削った箇所を、復元してお届けします。集団的自衛権を可能にするこの3月29日からの「戦争法」施行に合わせようと、このテーマにしました。 「帰還兵を苦しめる戦場の記憶」 デイヴィッド・フ
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
再び「保育園落ちた」です。(やはり気になることば・2) 遠藤織枝
2016.04.01 Fri
やはりこのブログは迫力がありました。数あるブログの中からこれを拾い上げて国会に出した民主党(いま民進党)の山尾志桜里参議院議員の功績は見逃せません。誰かがいいことを言っていてもそのいいことを拾い上げる人がいなければ、埋もれたままになってし
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祝島沖・上関原発..
連続エッセイ
潮目を生きる
潮目が見えるか その2〜潮の満ち干が糧となり砦となり(潮目を生きる・4) 山秋真
2016.04.01 Fri
7月の満月の翌日。夏の日差しがそそぐ昼下がりの道を、自転車やバイクや軽トラックが風を切って駆けていく。大潮(おおしお)に合わせ、うに漁が口開(くちあ)け(解禁)となっていた。待ちかねた人たちが干潮(かんちょう)の時刻をみはからい、磯へ向かう
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
エイミー・ビーチ(陽の当たらなかった女性作曲家たち・6) 石本裕子
2016.03.25 Fri
アメリカ合衆国の女性作曲家、ニューハンプシャー州で1867年に生まれ、1944年に亡くなりました。両親共に先祖は、ピリグリム・ファーザー。イギリス国教会に反旗を翻し、イギリスからアメリカ東部へ渡った清教徒でした。父親は製紙業を営んでいまし
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祝島沖・上関原発..
連続エッセイ
潮目を生きる
潮目が見えるか その1〜海売りは「漁師の問題」?(潮目を生きる・3) 山秋真
2016.03.21 Mon
新月から3日、潮の干満差がまだ大きい頃だった。祝島の船大工さんがつくった端正な船・雄正丸は、ロープにたっぷり余裕をとって岸につながれていた。瀬戸内海の潮の干満差は3〜4メートル程あるからだ。太平洋側は約1メートル、日本海側なら数十センチメー
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発達障害かも知れ..
連続エッセイ
2016.03.21 Mon
発達障害かも知れない子どもと育つということ。36 最近、読んで大いに勇気づけられた本がある。ジェニファー・シニアの『子育てのパラドックス―「親になること」は人生をどう変えるのか』である。書店で本を見かけたことは
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旅は道草
連続エッセイ
女たちの営みは、途切れぬ糸のように(旅は道草・74) やぎみね
2016.03.20 Sun
オバマ米大統領が3月21~22日、キューバを訪問するという。現職大統領として史上2回目、1928年、クーリッジ大統領以来、88年ぶりの訪問となる。昨年7月、米国はキューバと国交回復。54年にわたる渡航や貿易の規制を緩めた。訪問を前にキュー
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
保育園落ちた日本死ね!! (やはり気になることば・1)遠藤織枝
2016.03.19 Sat
保育園落ちた日本死ね!! 何なんだよ日本。 一億総活躍社会じゃねーのかよ。 昨日見事に保育園落ちたわ。 どうすんだよ 私 活躍出来ねーじゃねーか。 子供産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ? 何
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打越さく良の離婚..
連続エッセイ
対象財産の基準時 5章 離婚と財産分与【打越さく良の離婚ガイド】5-3(55)5章 離婚と財産分与
2016.03.18 Fri
◎ 財産分与の対象財産は、別居時のものですか、それとも離婚時のものですか。ケース1夫が自宅を出て行ってしまってから5年経ちました。今夫から離婚したいと言われています。5年前はそれほど夫には収入もなく、貯金もありませんでしたが、その後昇進して
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乳がんを寄せつけ..
連続エッセイ
第9回 「乳がん」を寄せつけない暮らし ~食べ方は生き方につながっている~ 中村設子
2016.03.10 Thu
マクロビオテックスを知って 「乳がん」になった私が出会ったHさんは、「マクロビオテックス」を熱心に実践している女性だった。 彼女は私に、肉類はもちろんのこと、卵と乳製品を一切止めるようにいい、「マクロビオテックス」の基本である 〈陰陽〉の
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投稿エッセイ
連続エッセイ
やはり気になるこ..
2016.03.01 Tue
昨年末、目の手術で都内の大学病院に入院しました。病院の中で使われていることばを注意しながら見聞きしていると、世間一般とずれていることばが多いことに気づきました。 その1例です。 待合室で待っていると、患者を呼ぶアナウンスが次々に聞こ
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ブログ
2016.02.25 Thu
熊本日日新聞は、佐々木幹郎、野田正彰、豊崎由美、阿木津英など13人の筆者のローテーションによる「○○が読む」という長尺ものの読書コラムを連載していて、そのなかにわたしも入っている。他の著者がとりあげない限り、どんなジャンルの本を選んでもかま
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
セシル・シャミナード(陽の当たらなかった女性作曲家たち・5) 石本裕子
2016.02.25 Thu
1857年、フランスはパリに生まれ、1944年にモナコのモンテカルロで亡くなりました。後年、レジオン・ドヌール勲章受賞、フランス人女性として初の大きな栄誉でした。 シャミナードは、アマチュアのバイオリン奏者だった父や、歌手でありピアニ