著者・編集者からの紹介
-
萩原なつ子(監修)・萩原ゼミ博士の会(著)・森田系太郎(編)『ジェンダー研究と社会デザインの現在』 ◆森田系太郎
2022.04.03 Sun
WANの理事の退職記念論集が出た。 論集『ジェンダー研究と社会デザインの現在』は、2022年3月31日に立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科をご退職なされた萩原なつ子教授の監修のもと、教授から博士論文の指導を通じて薫陶を受けた11人が感謝の意を込めて作り上げた書籍である。 本書は2部構成で、萩原教授のご専門の二大領域である〈ジェ…
タグ:本
-
山下英愛・著『新版 ナショナリズムの狭間から――「慰安婦」問題とフェミニズムの課題』 (岩波現代文庫) ◆岩波書店編集部 担当:北城
2022.04.01 Fri
◆性暴力被害を繰り返させない社会のために 本書では、ナショナリズムの問題、民族主義の問題として語られることの多かった「慰安婦」問題を、女性の人権問題として捉えなおす。ご自身のナショナル・アイデンティティのゆらぎを抱えながら、女性問題への関心を胸に韓国に飛び込み、挺対協の結成メンバーとして韓国の女性運動で活躍されてこられた山下先生だから…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
-
杉野衣代・著『住居住支援の現場から 母子世帯向けシェアハウスとハウジングファースト』 すまいを喪失し、生活を立て直すことはどのような経験か?◆杉野衣代
-
秋山 千佳・著『東大女子という生き方』 「女性が学歴をつけても結婚できないね」と母親に言われたとき、彼女たちはどうしたか?◆文春新書編集部 担当:池内
-
2022.03.20 Sun
「聖書と女性たち」(論創社 2021)は、共立女子大学と大妻女子大学での30年間の教育と研究の成果の中で、私の研究のキーワード聖書・キリスト教・女性たち・比較文学比較文化のいずれかに関連しているものを、この題名で一冊の本にしたものです。(漱石研究は、分量が多いので、別に刊行) 二部構成で、第一部はルカ福音書「放蕩息子」のたとえ話から、聖…
タグ:本
-
芹沢俊介・服藤早苗・山下悦子編『高群逸枝』別冊『環』26 女性史の開拓者のコスモロジー◆服藤早苗
2022.03.15 Tue
【目次】 〈序〉 山下悦子「今、なぜ高群逸枝か?」 Ⅰ 高群逸枝の生涯 小伝・高群逸枝 山下悦子「小伝・高群逸枝」 〈幕間〉石牟礼道子「女性の中の原宗教――詩人・高群逸枝さんのこと」 Ⅱ 高群逸枝のコスモロジー 作品を通して 芹沢俊介「高群逸枝の歌」「高群逸枝の詩」 芹沢俊介・山下悦子〈対談〉「高群逸枝『娘巡礼記』を読む――観音信仰、母性…
タグ:女性史
-
永瀬伸子・寺村絵里子編著『少子化と女性のライフコース』 ◆寺村絵里子
2022.03.10 Thu
女性の生き方の多様化と日本の将来予測について、最新データにより就業や家族といった個人的な選択の実情を分析するとともに、社会・経済・年金はじめ各分野の専門家らが女性の生涯と生活の見通しへの問題提起を試みた注目書。 【目次】 序章 変わる女性のライフコース 第1章 教育投資と大学進学の収益率 第2章 女性のライフコースと配偶者サーチ 第3…
タグ:本