著者・編集者からの紹介
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障害児者の『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと』(中央法規出版)刊行イベント(精神疾患のある親をもつ子ども、きょうだいとの対談等) 藤木和子
2024.08.02 Fri
今回は、障害のある弟と育った弁護士の立場から、「障害児者のきょうだい」をテーマにした著書『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと(中央法規出版)』のオンライン(無料)での催しを2件お知らせさせてください。 1件は精神疾患のある親をもつ子ども若者を支援する団体NPO法人CoCoTELI(ココテリ、大学生が代表)の方々との対談、もう1件はきょう…
タグ:障害
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2024年8 月号発刊! ◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
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大田美和・著『かがやけ』 ◆大田美和(歌人・詩人、中央大学文学部教授)
2024.07.19 Fri
憤りと祈りの歌集 大田美和は、1980年代末に朝日新聞歌壇欄で全国の読者を獲得し、1991年に歌集『きらい』(河出書房新社)でデビューしました。その短歌は、見田宗介『社会学入門 人間の社会と未来』(岩波新書)や、北村薫『北村薫のうた合わせ百人一首』(新潮文庫)に多数取り上げられています。代表歌は「チェロを抱くように抱かせてなるものかこの…
タグ:女性文学
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マリサ・G・フランコ(Marisa G. Franco)著、松丸さとみ訳『FRIENDSHIP 友情のためにすることは体にも心にもいい』 ◆日経BP 第1編集部
2024.07.18 Thu
いつでも、友達は人生を最高にする 大人になってから友達をつくることは難しいと言う人は多い。本当にそれって大人になってからだろうか? あなたには、子どものときから友達がいただろうか? この本の著者のマリサ・G・フランコは、いい友達関係を作れる人は、他人に安心を感じられ、信頼を持てる人だという。もっというと、オープンで、必要なことを臆せず…
タグ:本
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酒井順子『消費される階級』 ◆今野加寿子(集英社ノンフィクション編集部)
2024.07.10 Wed
稀代のカテゴリストが紐解く、 現世日本の「上に見たり、下に見たり」 東京の女子高生を分類したエッセイを高校時代に発表してから40年。私立・公立の相違点のほか、多岐にわたり書き込まれた「女子高生による女子高生の実態」は、当時のエッセイ・コラム業界に衝撃を与えました。そのあとも、酒井順子さんは「未婚/既婚」「負け犬/勝ち犬」「子あり/子なし…
タグ:本
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久保友香・著『ガングロ族の最期:ギャル文化の研究』 ◆穂原俊二(イースト・プレス)
2024.07.08 Mon
ガングロはなぜ渋谷に現れ、そして消えていったのか!? 現在、メディアを席巻するギャル文化はどのようにして生まれたのでしょうか。 著者は、ギャル文化の中でも、90年代からゼロ年代にかけての渋谷に、 特異点のようにして現れた「ガングロ・ギャル」に着目します。 ガングロ・ギャルは、なぜ、突如現れたのでしょうか。 90年代、デジタル・テクノロ…
タグ:本
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2024年7月号発刊! ◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2024.07.08 Mon
特集テーマは「ジェンダー“経済”平等へ」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/6079 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月の編集部のイチオシは「研究レポート」、ロイヤルメルボルン工科大学大学院講師の市井礼奈さんの<ジェンダー予算の国際動向と日本における課題…
タグ:本
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【プレゼント付き・終了しました】久木田絹代・著『中学生が綴る労働とDV 語る・聴く・交流が生み出すエンパワーメント』 ◆久木田絹代
2024.06.27 Thu
DVを受けている子どもの声はまだ十分に聴きとられていない 2018年3月に教員の仕事を退職するまで、私はおよそ30年間「暮らしを綴る」教育実践を続けてきました。この本は、その実践の中で生まれた文章を取り上げ、ジェンダーの視点で分析したものです。 その中で特に、中学生が労働とDVについて綴った文章に注目し、当時の子どもに対して成人後に行っ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV