著者・編集者からの紹介
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水田宗子・著『崖の上の家―父なるものの凋落と復活』 ◆長尾勇仁(明石書店編集部)
2024.11.01 Fri
家と家族と戦後日本の変容をみつめるひとりの少女の物語 タイトルにもなっている「崖の上の家」とは、夏目漱石の『門』からとったもので、漱石が当時『門』を構想していた東京の西片町にあった家に近い、崖の上の家で水田宗子さんは幼少期を過ごしました。 本書はジェンダー/フェミニズム批評の先がけとして著名な詩人、批評家、女性学研究者である水田宗子さ…
タグ:本
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上野千鶴子・著『マイナーノートで』 ◆NHK出版 図書編集部 編集長 小湊雅彦
2024.10.30 Wed
上野千鶴子氏 最新エッセイ集 刊行! NHK出版より10月28日、上野千鶴子さんの最新エッセイ集が刊行されました。以下に、本書のエッセンスが織り込まれた「あとがき」(抜粋)を掲出します。上野さんの知られざる来し方、趣味嗜好、それぞれの時代の経験と感慨が綴られた『マイナーノートで』は、上野ファンのみならず、「人生の夕景」を思う全てのひとの心…
タグ:本
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趙 南哲・著『韓ドラの素晴らしき世界』 ◆コールサック社編集部
2024.10.28 Mon
『冬ソナ』ブームから20年 グローバル化した韓ドラを読み解く 『39歳』『トッケビ』など、人間の本質や社会的問題に迫る、近年の人気韓国ドラマを解説!韓ドラブームの裏側を紐解く。 韓国情報誌の元編集長で、「韓ドラオタク」の詩人が、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『キングダム』『ムービング』など12作品を中心に、現代劇・時代劇を問わず、本当に…
タグ:ドラマ / 本 / 女とアート(映画/演劇/ドラマ/パフォーマンス/音楽/美術/絵画/写真/文学) / ヒューマンドラマ
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【11月21日トークイベント!上野千鶴子さん×佐藤文香さん】アンジェラ・サイニー著 道本美穂訳『家父長制の起源――男たちはいかにして支配者になったのか』 ◆株式会社集英社・石戸谷奎
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2024.10.17 Thu
「俺様」との闘い ノンフィクション作家・髙橋秀実の傍らにいて、しみじみ感じるには、もの書きは根が「俺様」だということである。 そんな彼は、原稿をまず妻の私に読ませる。会社の同僚時代に始まり、結婚してからもかれこれ40年近く、そのルーティンは続いている。「できたから」「印刷したから」などと当たり前げに私に渡す。やむなく原稿をチェックし、編…
タグ:本
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田中東子著『オタク文化とフェミニズム』 ◆永井愛(青土社 編集部)
2024.10.11 Fri
カルチャーとフェミニズムの交差点 いま、「推し活」と名づけられる活動は、社会現象とされるほど大きな広がりを見せています。 「見る主体」はもはや男性だけではなくなり、「推し活」を通じて多くの女性たちもまた「見る主体」となりつつあり、 かつては「オンナコドモ」のものとされていたエンターテインメントも、現在では批評の俎上に載せられるものとして…
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