著者・編集者からの紹介
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池田 緑・著『ポジショナリティ入門――個人間に現れる集団の権力を読み解く』 ◆池田 緑(大妻女子大学社会情報学部・准教授)
2025.11.06 Thu
「中立な個人という神話」の先へ 個人的には善良と思われる男性でも、女性差別が話題となった途端に話が通じなくなったという経験をもつ女性は少なくないのではないだろうか。それは、信頼に足るかもしれないと感じていた男性個人が、差別者の相貌をみせる瞬間である。あるいは、女性解放や権利拡大を求める活動に参加している男性が、頑なに自らの差別者性を否…
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文・安田アニータ 絵・清水裕子 訳・おおつか のりこ『世界ではじめてエベレストの頂点に立った女性登山家 田部井淳子の物語』 ◆訳者 おおつか のりこ
2025.10.22 Wed
家族への信頼と感謝をもって 世界中の山々へ 50年前の1975年、田部井淳子さんは女性で初めてエベレストの山頂に立ちました。エベレスト登はんはいまでも危険と隣りあわせですが、高機能な用具もなくノウハウも少ない時代、途中でどれだけの困難にみまわれたことでしょう。しかも、女性として初めての登頂です。体格と筋力の差にとどまらない、女性として…
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ロレッタ・ロス&リッキー・ソリンジャー著、申琪榮&高橋麻美監訳、林美子・新山惟乃・大室恵美・花岡奈央・ミーシャ・ケード訳『リプロダクティブ・ジャスティス: 交差性から読み解く性と生殖・再生産の歴史』
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内藤眞弓・著『育児とキャリアの共存戦略-女性医師26名が語るジレンマ構造-』 ◆内藤眞弓(ファイナンシャルプランナー・行政書士)
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蔭木達也・著『「共存の愛」の思想 ~民衆哲学から女性史へ~』 ◆蔭木達也 明星大学
2025.10.06 Mon
いま読むべき高群逸枝の思想 共存と排外が結びつく論理 高群逸枝(1894-1964)は、あらゆる差別の廃絶を願う女性解放論者で、戦前はアナーキズム陣営にいて、戦後は著名な女性史研究であった。高群はまた、「日本女性」を特別視する民族主義者で、戦時下には女性の戦争協力の旗振り役で、「母性」論の担い手であったとも評される。 そして、高群をめぐ…
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守如子・前川直哉編『基礎ゼミ ジェンダースタディーズ』 ◆東知史(世界思想社)
2025.10.02 Thu
ジェンダーに疑問や関心を持った人の1冊目として 「データを重視して議論すること」 「自分が越えていないハードルの高さを、勝手に低く見積もらないこと」 編者の一人、前川直哉さんがジェンダーを考える際、気をつけていることだそうです。 ジェンダーはすべての人がかかわっているだけに、つい自分の物差しで理解しようとしてしまう。でも、共…
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伊藤公雄・大山治彦・大束貢生・多賀太 著 『男性運動資料集成第Ⅰ期 メンズリブ1991-2010』全10巻・別1 ◆不二出版編集部 村上雄治
2025.09.08 Mon
「男らしさ」から「自分らしさ」へ―― 男性が自分自身の意識や生活をみなおし、ジェンダーを超えた平等な社会をめざした新しい試みの記録として、この『男性運動資料集成 第Ⅰ期 メンズリブ1991-2010』全10巻・別冊1を出版することとなりました。 この集成は、欧米の運動とはべつに、日本で独自に発展した日本の「メンズリブ」運動を先導したメ…
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