女の選択

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  • 最後の選択(女の選択・10)  T子

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    2013.06.25 Tue

    庭に咲いた紫陽花  6月は庭の紫陽花が咲きほころぶ季節である。 6月生まれのネコも2歳の誕生日を迎え、傍らでいつも私を見つめているようになった。  この季節になると「紫陽花」という名の詩のサークルに入っていたK子を想い出す。 「あなたは、美しく身を処していく人だわ・・・」  40年程前だったろうか、大学へ通学する私鉄電車の中で、隣に座…

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    タグ:ペット /

  • 女どうしの連帯(女の選択・9)  T子

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    2013.05.25 Sat

     時として自らの記憶の曖昧さに唖然とすることがある。 机の中にあった観音像 働いていた頃、自分の居場所のように思っていた職場の机の引き出しの中に、観音様の像があることに気がついた時もそうだった。   10数年前、私が40代半ばの頃だったろうか。春の人事異動があり、新しい部署へ移るために机の中を整理していると、小指の半分にも満たない小さな…

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    タグ:くらし・生活 / 女同士の連帯

  • 男たちのネットワーク(女の選択・8)  T子

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    2013.04.25 Thu

     百年近く経つ私の古い家には、6人の男たちがそれぞれの時代を生きた。 私の曽祖父、祖父、父、叔父、夫、息子・・・夫以外は私の血縁の人たちである。 蔵にあった古い花瓶  退職後、母屋より更に古い蔵を整理していると、百年以上時が止まったままであったかのように、見たことのないものが次々と現れる。酒瓶に、盃、花瓶、古銭、そして福助人形まであった…

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    タグ:男性学

  • 母へのラストワード(女の選択 ⑦)  T子

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    2013.03.25 Mon

    女三代の雛人形 旧暦で雛祭りを祝うこの地域に、女三代の雛人形を飾る季節がやってきた。 一番大きくあでやかな雛の主は私の娘、その次の慎ましやかな雛と土雛の2対の主は私、そして一番小さく古びた雛の主は私の母である。 ふだんはひっそりと静かな古い家も、雛人形が鎮座すると華やかな雰囲気が漂ってくる。 私の土雛 忙しく働いていた頃は習慣…

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    タグ:

  • 女が管理職になるということ(女の選択・6)  T子

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    2013.02.25 Mon

     この先、自分に必要なものがどれほどあるのだろうか。 スーツにコート、バッグに靴・・・定年退職後、身の回り品を片付けていると、どれもこれももう出番がないものばかりのような気がしてくる。 処分してしまおう・・・そう思いながらもひとつひとつのものを見ていると、買った頃や使った頃の状況が脳裏に浮かび、様々な思いが去来する。 なかでもバッグは、…

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    タグ:管理職

  • 職場の女性差別(女の選択・5) Т子

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    2013.01.25 Fri

     いつのまにか能面のような顔になってしまった。  長年ため込んでいた写真を整理しながら自分の顔を眺めていると、時を重ねるにつれ、表情がなくなってくるのが見て取れる。年をとれば筋肉が垂れ下がってくるのは止むを得ないとしても、男社会の組織の中で心のうちを抑制し、生き抜いていくすべを身に着けているうちに次第に表情をなくしてしまったのだろうかと…

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    タグ:女性差別 / 雇用機会均等法 / ワークワイフ・バランス

  • 働き続けてきたことの原点(女の選択・4) T子

    kokeshi-185x300

    2012.12.25 Tue

     父が亡くなったのは、私が50歳の誕生日を迎える前日だった。 11年近く前の3月の朝、81歳の父は布団のなかでぽっくりとひっそりと死んでいた。  父は死の2日前まで車を運転し、畑仕事もしていたので、私はよもや父の死期が近づいているとは思っておらず、死の前夜、父の体調が悪いと母から聞いても気にもとめず、声もかけなかった。父自身も寿命が尽き…

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    タグ:働く女性 / 管理職

  • 私は邪魔者?夫とは家庭内別行動(女の選択3)  Т子

    tsuwabuki-300x200

    2012.11.25 Sun

     無職になった私は夫にとってどうやら邪魔者らしい。 「亭主元気で留守がいい」とは、ひところ流行ったことばだが、その逆も言えるようだ。 私より3年前に定年退職し、フリーな生活を楽しんでいた夫は、「女房元気で留守がいい」と思っていた節がある。 私が定年退職し、家にいるようになると、夫は自分のペースを乱されるようで、何だか調子が狂ったみたいだ…

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    タグ:老後

  • 女の選択・2 無職生活のスタート T子

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    2012.10.25 Thu

     長い間、組織の中で生きてきた。地方の役所を定年退職後、私は無職になることを選択した。 60歳を迎え、一緒に定年退職した男性の同僚たちは、第2の職場へ就職した。 男性の同僚たちが再就職するのは、主に経済的な事情からだろうが、私の場合は、先に退職した夫の年金収入と私自身の年金収入で、なんとか生活が成り立っていきそうだ。 私にも再就職する道…

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    タグ:非正規労働 / 老後 / 働く女性

  • 女の選択・1 定年退職を迎えて  T子

    shokuba-300x199

    2012.09.23 Sun

     いろいろな選択を重ねてきた。 大学を卒業してから38年、私は60歳になった。そして、卒業後勤めた地方都市の市役所を定年退職した。 22歳・38㎏のひよわな私と、60歳・53㎏のめげない私は、顔も体も心もまるで別人だ。38年間のうちにはいろいろな岐路があった。生き続けていくには2つに1つ、どちらかの道を選ばなければならない。私はいったい…

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    タグ:老後 / 働く女性

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