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<抗う少女・小説家たち> ②ストウ夫人 台所から黒人奴隷を解放 木村 民子
2024.02.29 Thu
②ストウ夫人 台所から黒人奴隷を解放 「なるほど、あなたがこの大戦争を起こしたかわいい女性でしたか」 『アンクル・トムの小屋』旺文社文庫の解説より これは米国のリンカーン大統領が、ホワイトハウスで『アンクル・トムの小屋』の作者ストウ夫人に挨拶したときの最初の言葉です。南北戦争のきっかけになったと言われるこの本の作…
タグ:小説
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<抗う少女・小説家たち>①メアリー・シェリー 処女作は夫の名前で 木村民子
2024.01.30 Tue
このシリーズは女性の作家、主に海外の「少女小説」といわれる作品の作者たちにフォーカスし、女性が作家として認められなかった時代、19世紀初頭から21世紀にかけてジェンダー規範と闘った女性作家たちの足跡を紹介していきます。彼女たちの不屈の精神なくては、女性は作家としての地位が認められず、作家という職業も確立できなかったはずです。 今日の文壇に…
タグ:小説
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内田舞・著『REAPPRAISAL(リアプレイザル) 最先端脳科学が導く不安や恐怖を和らげる方法』 ◆株式会社実業之日本社・早川
2023.09.30 Sat
「生きにくい」と感じている、すべての方へ――。 本書でご紹介する「リアプレイザル(Reappraisal)」。それは、認知行動療法の一種であり、科学的なエビデンスに基づいた“心が楽になる”思考法です。 著者の内田舞氏(小児精神科医・脳神経科学者・ハーバード大学医学部准教授)は、日本の大学医学部卒業者として、史上最年少でアメリカ臨床…
タグ:本
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佐野敦子・著『デジタル化時代のジェンダー平等――メルケルが拓いた未来の社会デザイン』 投稿◆森田系太郎(立教大学・兼任講師/研究員)
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池松玲子著『主婦を問い直した女性たち――投稿誌『わいふ/Wife』の軌跡にみる戦後フェミニズム運動』 ◆池松玲子
2021.02.13 Sat
本書は、投稿誌『わいふ』(2006年に『Wife』に変更)の活動に着目し、高度成長期以降の日本社会で、主婦と呼ばれる女性たちに主婦というあり方を相対化するメッセージがいかに伝えられたかを明らかにすることで、戦後フェミニズム運動に新たな視点を示しました。 『わいふ』は興味深いミニコミです。このWANのサイトの「ミニコミ図書館」でも、創刊…
タグ:本
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榊原千鶴著『皇后になるということ 美子と明治と教育と』 〈教育〉の視点から近代皇后像を問う 榊原千鶴
2020.03.05 Thu
天皇とは異なり、皇后には、その政治的位置づけや役割を明記したものはありません。彼女たちは、天皇の妻となることで結果的に皇后となり、それぞれに自らの皇后像を模索していくことになります。 皇后とはどのような存在か。皇后は何をなすべきか。そのありかたを問い続け、試行錯誤を繰り返していく過程で、歴代皇后の事蹟は、ふまえるべき先例となります。な…
タグ:本
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【WAN須藤研究室】トークセッション「『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(岩波書店、2018年)の著者たちが語る」(2018年6月30日)動画