「%E6%9B%B8%E8%A9%95」の検索結果
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2016.05.30 Mon
3月末に刊行された拙著『コンサートという文化装置――交響曲とオペラのヨーロッパ近代』の紹介です。 本書は19世紀前半の音楽文化史となりますが、主な内容としては、現在のコンサート・プログラムがいかにして作られたのか、クラシック音楽はなぜ過去の音楽の再演を基本とするのか、クラシック音楽と知はどのように結びついたのか、といった問題を論じています…
タグ:音楽
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利根川樹美子 『大学図書館専門職員の歴史:戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』
2016.03.01 Tue
「課題の解決を妨げてきた諸要因の歴史的解明が,現在の課題を解くカギとなる」 わたしは大学図書館で働きながら筑波大学大学院で研究し,2014年に博士(図書館情報学)を取得しました。その学位論文をもとに加筆修正して勁草書房から出版されたのが本書です。2016年1月末に本屋さんに並びました。 大学図書館専門職員は比較的多くの女性がたずさわ…
タグ:本
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2016.01.12 Tue
弁護士としてDV被害者の事件に取り組んできた経験から、被害者と加害者の認識には大きな齟齬がある、と気づくようになった。加害者は自分のしていることをDVと認識していない。被害者がずっと離婚しようかどうしようか悩んでいたことにも気づきもしない。だから、被害者から離婚を切り出されて、まさに「青天の霹靂」ということが少なくない。被害者は、加害者が…
タグ:非婚・結婚・離婚
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2015.12.21 Mon
『読売新聞』読書欄で、二〇〇五年~二〇一四年に掲載された小泉今日子さんによる 書評、九十七篇を一冊にまとめました。小泉さんの書評の特徴は、何と言っても、 「その本を読みたくなる」ということにつきます。新聞掲載時は、「小泉さんが書評 で取り上げた本は売れる!」と話題になりました。作品の世界をきちんと伝えなが ら、書き手の心象風景まで浮かんで…
タグ:本
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『レンアイ、基本のキ--好きになったら、なんでもOK?』 打越さく良
2015.11.01 Sun
恋愛。バラ色のときもあれば、せつなく、悲しいときもある。切なさも不安も、恋愛の醍醐味。しかし、「醍醐味」を超え、赤信号がついている場合があるのではないか。恋愛をしているつもりが、相手を傷つけ、その尊厳を損ない、相手から傷つけられ、尊厳を損なわれている関係にはまってしまっていないか。 なぜ、弁護士である私が「恋愛」がタイトルにある本を書くの…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本