「大田美和」の検索結果
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ソマイア・ラミシュ、柴田望、ほか『詩の檻はない』 投稿◆大田美和(歌人・詩人、中央大学文学部教授)
2023.08.25 Fri
海を越えて詩の言葉が届くとき それは一人の亡命中の詩人の呼びかけから始まりました。「アフガニスタンのタリバン政権による詩作の禁止に抗議するために、詩を送ってほしい」。オランダで亡命生活を送るアフガニスタンの詩人ソマイア・ラミシュさんの、世界中の詩人たちへの呼びかけは、今年1月にSNSで発信されました。日本では、旭川の詩人 柴田望さん(詩…
タグ:文学
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大田美和著『大田美和詩集二〇〇四-二〇二一』 現世と異界の多様な声 歌人による第一詩集◆大田美和(中央大学文学部教授・中央大学杉並高等学校校長)
2022.06.29 Wed
大田美和の初めての詩集である『大田美和詩集二〇〇四―二〇二一』北冬舎 が出版されました。大田美和は歌集『きらい』(河出書房新社)、歌集『水の乳房』(北冬舎)、歌集『飛ぶ練習』(同)、歌集『葡萄の香り、噴水の匂い』(同)を出版している歌人で、その短歌は、見田宗介『社会学入門 人間の社会と未来』(岩波新書)や、北村薫『北村薫のうた合わせ百人一…
タグ:本 / 文学 / フェミニズム文学批評
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2020.09.04 Fri
1980年代末、各家庭が新聞を購読するのが当たり前だった時代に、朝日新聞朝日歌壇欄に毎週一首以上の投稿歌が掲載され、全国にファンを獲得した伝説的な歌人がいました。それが大田美和です。 詩集預けまどろむ君の横顔にページは繰らず幾駅を過ぐ 風花って知っていますか さよならも言わず別れた陸橋の上 フェミニズム論じ面接室を出て教授は男ばか…
タグ:本
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大田美和著『『世界の果てまでも』 女たちは世界の果てをめざす 大田美和
2020.05.06 Wed
短歌を作り、詩を書き、イギリス小説についての論文を書き、文学とジェンダーについて大学で教えている著者による、初めてのエッセイ集です。47のエッセイ(書評を含む)と2つの対談が収められています。文学、美術、音楽、歴史、国内外での講演、「「女の平和」国会ヒューマンチェーン」への参加、両姓併記パスポートなどトピックは多岐にわたります。 「女の…
タグ:本
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大田美和編著、富田拓郎、ミカエル・フェリエ、山科満共著 『こころ・文学・心理学—中央大学BUN Caf?より』 生き延びるための文学と心理学 大田美和
2018.08.13 Mon
こころの問題は心理学に聞けばいい? フランス人の作家ミカエル・フェリエの『フクシマ・ノート』(新評論、2013年)を、トラウマと悲嘆(グリーフ)研究が専門の心理学者、富田拓郎はどう読んだのか? そして被災地支援活動を継続的に行っている精神科医、山科満は、「人間」に対する心理学と文学の異なるアプローチをどのようにつなぐのか? 音楽あり、朗…
タグ:本
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榎本泰子編『アジアと生きる アジアで生きる:中央大学文学部プロジェクト科目講義録』 アジアをフィールドに活躍する女性たち 榎本泰子
2018.07.31 Tue
近年私たちの日常の生活風景の中に、アジアの人々の姿は珍しくなくなりました。経済発展や情報通信技術の発達によって、国と国を隔てる壁は低くなり、旅行・留学・NPO活動など、市民レベルの交流が活発に行われるようになっています。本書は2016年に中央大学文学部で行われたオムニバス講義「アジア共同体を考える──共に生きるための15のヒント」(ワン…
タグ:本