「96」の検索結果
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スザンヌ・レオナード著 河野貴代美・但馬みほ共訳『21世紀の結婚ビジネス アメリカメディア文化と「妻業」』 ◆築山みどり
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<抗う少女・小説家たち> ③ヨハンナ・シュピリ 病める魂からの回生 木村 民子
2024.03.30 Sat
「あんたがいまおねがいしていることは、いまのあんたのためにはならないことだったのよ」 『ハイジ』より これはハイジの中に出てくるクララのおばあさまの言葉です。そして「神様は時がくれば、かならず助けてくださるよ、安心していらっしゃい」とおばあさまは、傷心のハイジをなぐさめます。ハイジが一心にお願いしても神様は聞き届けてくださらないからと…
タグ:文学
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姫岡とし子著『ジェンダー史10講』(岩波新書)をイチオシする ◆米田佐代子(女性史研究者・ミニコミ図書館運営スタッフ)
2024.03.18 Mon
「女性史・ジェンダー史」の総合的入門書 姫岡とし子さんの新刊『ジェンダー史10講』には、第1講「女性史研究の始動」の中に「女性史研究の拠点としての地域女性史」という項目があり、ご希望によりWANのミニコミ図書館収蔵「全国女性史研究交流のつどい報告書」所収の写真が使われている。かつて「女性史はジェンダー史に発展解消するのか」という議論もあっ…
タグ:本 / ジェンダー史 / 女性史・ジェンダー史
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ジョージ・L・モッセ (著), 細谷 実 ・ 小玉 亮子 ・海妻 径子 (翻訳)『男のイメージ――男らしさの創造と近代社会』(文庫) ◆小玉亮子
2024.03.18 Mon
全面改訂版が、中公文庫から刊行されました 19年前に一度訳出したモッセの『男のイメージ』の全面改訂版がこのたび中公文庫として刊行されました。 本書は、「『男らしくあるためには、かくあるべし』。西洋文化の中には男らしさについての明確なイメージが広く行きわたってきた。」という文章で始まります。近代社会が自らを定義する基準として引き合いに出し…
タグ:本
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2024.03.17 Sun
人生という長い長い時間 「この人の名前は何というんだろう?」と思ったのは、小学生のときだ。愛読していた伝記漫画シリーズの『キュリー夫人』というタイトルを見たとき。その頃、私はもう既に「キュリー」が名字であると知っていた。「夫人」が女性につけられる肩書きであることも知っていた。しかし漫画のタイトルからは、彼女の名前がマリーであることは分か…
タグ:本
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メリー・エリザベス・ウィリアムズ著・片瀬ケイ訳・ 中村 泰大 監修『ファック・キャンサー 愛と科学と免疫療法でがんに立ち向かう』 ◆片瀬ケイ(翻訳者)
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【抗議文への賛同人募集!】大谷翔平さんの"結婚"報道に乗じた女性蔑視発言やセクハラ発言に対する抗議文の賛同人を募っています ◆水野優望
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レベッカ・クラーク(陽の当たらなかった女性作曲家たち・Ⅳ-12)石本裕子
2024.03.15 Fri
今月は今シリーズ最終回、イギリス人のレベッカ・クラーク(RebeccaClarke)をお送りします。1886年、イギリスのハーロウに生まれ、1979年、アメリカ合衆国ニューヨークで亡くなりました。イギリスには同世代にエセル・スマイスがおり、婦人参政権運動に大きく貢献し、女性たちの賛歌 ”ウィメンズマーチ”を作曲しました。 父ジョセフ…