本
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ステファニー・ロス・シソン 文・絵、上遠恵子 監修、おおつかのりこ 訳『 レイチェル・カーソン物語 なぜ鳥は、なかなくなったの?』 投稿者◆植村志保理(西村書店)
2022.10.13 Thu
自然の声に耳を澄ませ、環境保護に道をひらいた作家の伝記絵本 今から60年前、環境問題のベストセラー『沈黙の春(Silent Spring)』が出版されました。著者はレイチェル・カーソン。アメリカの海洋生物学者であり、作家です。 この伝記絵本は、夜明けとともに、鳥たちのコーラスをきこうと外にかけ出していくレイチェルの少女時代から始ま…
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(公財)日本女性学習財団発行 月刊『We learn』2022年10月号発刊! ◆月刊『We learn』編集部 担当:池田
2022.10.04 Tue
特集テーマは、「インターセクショナリティ-交差する抑圧」です。 ★ラインナップはこちら https://www.jawe2011.jp/welearn-publish/4899 ★財団編集部の「今月のイチオシ!」 今月のイチオシは、「活動情報」です。インターセクショナリティを取り入れながら、学び合いの場を丁寧につくってこられている「(…
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大島真理著『図書館魔女の蔵書票(エクス・リブリス)』 差別と不寛容の時代への蔵書票◆大島真理
2022.09.22 Thu
2019年東大卒業式での上野千鶴子さんの祝辞は、衝撃的だった。差別と弱者へのまなざし、それはフェミニズムとも通底をなし、大きな共感と感動をもたらした。それは、この著作の冒頭『彼女は頭が悪いから』とリンクする。 著者は元司書である。司書の一番の仕事は利用者と資料を結びつけること、そんな背景もあって、自分の心に残った本、そして映画を紹介す…
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永井愛、上西充子著『言葉を手がかりに 見ること、伝えること、考えること』 問題解決のための種を見つける◆三好秀英(集英社クリエイティブ書籍企画編集部)
2022.09.22 Thu
『ザ・空気』3部作で知られる人気劇作家・永井愛さんと、「ご飯論法」の考案者でもある国会ウォッチャー・上西充子さんが対談したら、どんな話が飛び出すでしょう。「劇場型政治」という言葉があるように、政治を演劇的視点から見ることで、明らかにされることは少なくありません。そこで、劇作家と学者という言葉のプロがタッグを組み、いま起きていることを掘り…
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ロンダ・シービンガー著、小川眞里子・藤岡伸子・家田貴子訳『科学史から消された女性たち』改訂新版 科学にひそむジェンダーバイアスを明らかにした名著復活!◆十川治江(工作舎編集部)
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河野貴代美編著『やわらかいフェミニズム:シスターフッドは今』 やわらかく、でも芯の通った、それぞれのフェミニズム◆シスターフッドの会・荒木菜穂
2022.09.17 Sat
女として、男として生きる上で出会うちょっとしたもやもや。もやもやが何か解き明かしてみたいけど、それって「フェミニズムみたい」で抵抗あるかも。フェミニズムってちょっと怖い。そんな方もいらっしゃるのでは。 でもこの本のフェミニズムは、日常生活の延長線上にあるような、やわらかいフェミニズム。「怖い」って思われてる皆さんに、ほんのちょっとだけ、…
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