川口恵子
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『クロワッサンで朝食を』評 パリの異邦人―エストニア女性の夢と孤独 川口恵子
2013.07.13 Sat
パリで幸運にも若き日を過ごすことができたら、残りの人生をどこで過ごそうと、パリは君について回る。なぜならパリは移動祝祭日だからね―この映画を見てヘミングウェイの有名な言葉を思い出した。とはいえ、ここに描かれるのは未曽有の好景気に沸いた1920年代アメリカからパリにやってきたエネルギッシュな作家志望の青年ではない。エストニアという旧共産…
タグ:高齢社会 / 川口恵子 / 働く女(女性の労働) / 女性表象 / 女女格差 / フランス=エストニア=ベルギー映画
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2013.06.08 Sat
以下は2012年6月19日愛媛新聞「四季録」に掲載した記事の転載です(2012年4月より一年間、毎週火曜掲載)5月下旬に母が急きょ入院して以来、週末、東京から郷里に戻ることが増えた。7月には大学の授業を早めに切り上げひと夏過ごす予定だ。本欄執筆を含め、今年は何かと故郷に縁がある。40才を過ぎて大学院に社会人入学し、母の助けを得て育児と学生…
タグ:くらし・生活 / 映画 / 母と娘 / ワークライフバランス / 川口恵子 / シネエッセイ / シネエッセイ、働く女、家事(育児)労働、ワークライフ・バランス、母と娘、母と息子、川口恵子 / 家事(育児)労働
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『嘆きのピエタ』評 贖罪のテーマに聖映画の出現を見た 川口恵子
2013.06.06 Thu
母性をさかてにとった社会派サスペンス 愛と憎しみ、暴力と救済、贖罪、そして「母性」―あるいは「母性」の存在を否定しながらも、どこかでそれに救われたいと願う分裂した魂。傷つき果てた人の心。鬼才キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』は、西洋社会に根強い「聖母マリア信仰」を逆手にとりつつ、人間の感情のもっとも深いところをサスペンスフルについてくる…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 格差 / 川口恵子 / 韓国映画
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