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北京秋天(旅は道草・68) やぎみね
2015.09.20 Sun
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 北京秋天。北京の秋の空はどこまでも青く、高い。 中薗英助『北京飯店旧館にて』(筑摩書房 1992年)の書き出しは「視野をとつぜんよぎったものは、秋の北京の光線であった。蒼穹がはじけ散って、空の色よりももっと透明なツルギが、つづけざまに何十本も…
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旅は道草
タグ:旅 / 政治 / 中国 / やぎみね
暑い、熱い戦後70年の夏に(旅は道草・67) やぎみね
2015.08.20 Thu
春婦傳 この夏、どうしても読みたい本があってAmazonで古書を探した。在庫は残り3冊しかない。 田村泰次郎著『春婦傳』(東方社刊・1965)。数日後、本が届いた。白い箱入りの赤い布製の表紙に中川一政の題字がある。頁を開くとプーンと古い活字のにおいがした。 自序に「いまも私は、一兵士でなかったひとの戦争小説は信じる気持になれない…
タグ:慰安婦 / 旅 / 本 / 戦争 / やぎみね
シュプレヒコールはラップに乗って(旅は道草・66) やぎみね
2015.07.20 Mon
世の中はいつも 変わっているから頑固者だけが 悲しい思いをする変わらないものを 何かにたとえてその度崩れちゃ そいつのせいにする*シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく変わらない夢を 流れに求めて時の流れを止めて 変わらない夢を見たがる者たちと 戦うため世の中は とても 臆病な猫だから他愛のない嘘を いつもついている包帯のような嘘を 見破る…
タグ:音楽 / 平和 / 憲法 / 反戦 / やぎみね
ひとはなぜ、戦争をするのか?(旅は道草・65) やぎみね
2015.06.20 Sat
パリに住む女友だちが、いつもいっていた。 「あたし、怒ってるのよ!」(Je suis en colèreかな?)。人と人との関係がもつれたとき、誤解や曲解をされたとき、「あたし、あなたに怒ってるのよ」と相手と向き合い、話し合ってきたという。そうすれば絡んだ糸もほどけ、互いにホンネをいって仲直りして、そのあと、いい友人になるという。それが…
タグ:憲法・平和 / 戦争 / 反戦 / 平和運動 / やぎみね
ニューヨーク・ニューヨーク(旅は道草・64) やぎ みね
2015.05.20 Wed
5月連休の一日、娘と孫に誘われて大阪四季劇場へ「ライオンキング」を見にいった。 エルトン・ジョン作曲、ティム・ライス作詩、女性演出家ジュリー・ティモアのトリオで1997年、ミネアポリスでミュージカル「ライオンキング」がトライアウト公演された。その秋、ブロードウェイで上演後、またたくまに世界に広がっていく。日本でも1998年…
タグ:舞台 / やぎみね / ニューヨーク
極私的・女の運動、戦後70年(旅は道草・63) やぎ みね
2015.04.20 Mon
1945年11月、GHQ女性部隊中尉エセル・ウィードのもとに加藤シヅエ、羽仁説子が呼ばれ、戦後日本の女性の民主化のための運動の必要性が話しあわれた。やがてこの二人に加えて宮本百合子、佐多稲子、山本杉、赤松常子、山室民子、松岡洋子の8人が呼びかけ人となり、戦後初の女性運動団体として婦人民主クラブが生まれた。初代委員長は松岡洋子。46年3…
タグ:女性運動 / フェミニズム / やぎみね / リブ
加齢と道づれ(旅は道草・62) やぎ みね
2015.03.20 Fri
米寿を迎えた熊本の叔母が白内障の手術を受けることになった。 ともに暮らしている母は91歳。身の回りのことはできるけど、1泊入院とはいえ、夜、母がひとりで家にいるのはちょっと心配と、私が京都から熊本へ数日間、行くことにした。 病院は自宅近くの古い眼科医院。九州各地から患者がやってくる有名な病院だ。もうずいぶん昔に亡くなった大叔母・松おば…
タグ:家族 / 介護 / 老後 / やぎみね
考えるということ(旅は道草・61) やぎ みね
2015.02.20 Fri
娘が、ひとり親になって3年、孫娘は4歳半になった。 今年のお正月も、いつもどおりのおせち料理をつくった。孫はパクパクとよく食べる。数の子に鯛の子、蒲鉾に玉子焼き、昆布巻きに栗きんとん、たたきゴボウにニンジン、田作りに柿なます、お煮しめも大好き。京風の白味噌仕立てのお雑煮を、たらふく食べて、おしまいはゆっくりと梅こぶ茶を飲む。まるで「ゆい…
タグ:子育て / やぎみね / ハンナ・アーレント
旅の醍醐味、旅の作法(旅は道草・60) やぎ みね
2015.01.20 Tue
思いがけない「道草」の旅に出よう。 見知らぬ国々を訪ねて、どんな出会いが待っているかは、行ってみてのお楽しみ。 ひとときの私の「非日常」は、かの地の人々には変わらぬ「日常」。邪魔をしないように、そっと歩いて受け入れてもらうのが「異邦人」としての旅人の作法だ。 市場へ行く人の波に 身体を預け石畳の街角を ゆらゆらとさまよう祈りの声 ひづめ…
タグ:旅 / やぎみね
「老い」への想像力(旅は道草・59) やぎ みね
2014.12.20 Sat
12月は別れた元夫の父の祥月命日。88歳で亡くなり、もう20年たつ。久しぶりに娘と孫と自転車で北野天満宮近くのお墓に参る。お天気もよく、ちょっと足を延ばして金閣寺まで。遅い紅葉が鮮やかに冬の空を彩っていた。 舅はひとりで、いい晩年を全うした。妻を送り、嫁の私が余儀なく家を出た後も、いい家政婦さんに恵まれ、老いを楽しんでいるようにも見え…
タグ:旅 / 老後 / やぎみね
イベント情報
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12/28(土)14時00分〜
JWLI Fellowship 2025 説明会
01/08(水)19時00分〜
市民協働フォーラム ケアは家族の問題か~ヤングケアラーを知
01/11(土)13時30分〜
大家連精神保健福祉講座
01/12(日)13時30分〜
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