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奥びわこに「雨森芳洲庵」を訪ねて(旅は道草・58) やぎ みね
2014.11.20 Thu
好天秋日、のんびりゆったり、奥びわこの高月町雨森にある「雨森芳洲庵」を訪ねた。 ふぇみん滋賀支部が組んでくださった小さな旅。辻原登著『韃靼の馬』を読み、対馬と近江のつながりを知りたいと東京からやってきた人。「朝鮮通信使」が通行した瀬戸内の上関で今、反原発を闘っている人。そしてお隣の京都から。総勢15名が米原に集合。 雨森…
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旅は道草
タグ:旅 / やぎみね / 滋賀県
この時代を、どう生き延びるか(旅は道草・57) やぎ みね
2014.10.20 Mon
50代~80代の女たちで読書会を始めて3年になる。 1冊目は上野千鶴子著『ケアの社会学』。方法論としての社会学を駆使し、ケアの理論と現場を分析した476ページ二段組みの大著。みんなで読むのに1年かかった。 2冊目は80年代に遡り、同じく上野著『家父長制と資本制』。フェミニズムの理論を確立した一冊。25年前に、すでに今の時代を見通していた…
タグ:フェミニズム / 田中美津 / 上野千鶴子 / やぎみね / リブ
わたしがわたしであるために(旅は道草・56) やぎ みね
2014.09.20 Sat
めぐり逢わせのお弁当 いま上映中のインド映画「めぐり逢わせのお弁当」を観た。舞台はインドのムンバイ。 ムンバイのお昼どき。できたてのお弁当を20万個も家庭から集め、雑踏の街を縫ってオフィスに配達するダッパーワーラーという仕事がある。 専業主婦のイラは、最近、妻に無関心な夫を振り向かせようと、とびきりおいしい4段重ねのお弁…
タグ:やぎみね / 女とアート(映画/演劇/ドラマ/パフォーマンス/音楽/美術/絵画/写真/文学) / リブ / インド
ぐるっとまわって阿蘇の山(旅は道草・55) やぎ みね
2014.08.20 Wed
夏休み、熊本に里帰りして阿蘇山をぐるっとまわった。 90歳から4歳まで母と叔母と娘親子と私の女5人で車に乗って。市内から1時間ほどで着く火の山・阿蘇は大きくて、広い。 ジェイクの丘 まずは絵本画家・葉祥明の阿蘇高原美術館へ。扉を開ければ雄大な山なみにジェイクの丘が続く。葉祥明の絵本の世界そのままに。さわやかな風に近くで鶯の声が聞こえ…
タグ:旅 / やぎみね / 熊本県
「とき」の移ろい、「戦世」への道(旅は道草・54) やぎみね
2014.07.20 Sun
御所の四季の移ろいは美しい。今出川御門・旧近衛邸跡の満開の糸桜(しだれ桜)が京都の春を告げる。 1977年、食道がんに倒れた義母の看病のため東京から京都に移り住んだ。無事、手術を終えて退院。春になり、「御所の桜が見たい」という母といっしょに、みんなでお花見にいった。術後、母は声帯をなくして声を失う。「そやなあ、あと何べん、桜と紅葉を…
タグ:やぎみね / 京都御所 / 連合赤軍 / 戦世
「海の民」にあこがれて(旅は道草・53) やぎ みね
2014.06.20 Fri
新緑の季節、友人が自転車で琵琶湖の湖岸を一周。全周200キロを、ぐるっとまわって日焼けして帰ってきた。 京都に、もう20年も住んでいるのに琵琶湖の全景を一度も見たことがないという。世界の果ての辺境の地に、海や川、山々を放浪して旅してきたというのに、こんな近くへ行ったことがないなんて、珍しい人だ。 このところ風邪をこじらせてしまった私は…
タグ:くらし・生活 / 旅 / やぎみね
「ひとり親」家庭のいま(旅は道草・52) やぎ みね
2014.05.20 Tue
娘が自ら「ひとり親」を選んで2年になる。子どもは3歳9カ月。元気に幼稚園に通っている。 赤石千衣子著『ひとり親家庭』(岩波新書 2014年4月18日発行)は、ひとり親にとって、とても参考になる本だ。著者もまた非婚のシングルマザーとしてずっと生きてきた。 アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみ…
タグ:旅 / シングルマザー / やぎみね / 赤石千衣子
関係はプロセスを生きること(旅は道草・51)やぎ みね
2014.04.20 Sun
高視聴率だったNHK朝ドラ「ごちそうさん」の終盤、め以子の義母・お静さんのセリフ。 「家族いうてもな、みんなひとりひとり。みんな孤独なんよ。そやけどな、たまーに心が一つになることもあるんやで。そんなときは、ごっつぅ、うれしいもんなんや」。 海軍へ自ら志願し、戦死した次男・活男のことを思い、「思い止らせなかったのは自分のせい。あの子を殺…
タグ:旅 / ドラマ / やぎみね
早春の日本海(旅は道草・50) やぎ みね
2014.03.20 Thu
寒の戻りの春三月、お水取りの季節は、いつも雪が舞う。 京都から北近畿へ、日本海の海を見に車で出かけた。 天の橋立まで2時間は近い。そこまではいい。よく晴れていた空が、にわかに雪雲になってきた。 丹後半島を横断。残雪の山々を超え、七曲がりの険しい峠をこわごわと走る。車一台、出会わない。峠を超え、ホッとしたと思うとまた峠にさしかかる。木陰…
「芝居小屋」を守った民の力(旅は道草・49) やぎ みね
2014.02.20 Thu
八千代座は1910年(明治43年)、熊本県山鹿の実業界が組合を結成、民の力でつくった、雅びな「芝居小屋」だ。設計は廻船問屋の主人で灯籠師でもあった木村亀太郎。 洋風の三角屋根の小屋組みはトラス工法と呼ばれ、柱が少ない。館内は広々とした客席空間になっている。 枡席は斜めにだんだんと腰高になる桟敷席。花道の七・三の位置にあるスッポン。役者…
タグ:旅 / 舞台 / やぎみね
イベント情報
SOGIEオープンルーム忘年会
12/28(土)14時00分〜
JWLI Fellowship 2025 説明会
01/08(水)19時00分〜
市民協働フォーラム ケアは家族の問題か~ヤングケアラーを知
01/11(土)13時30分〜
大家連精神保健福祉講座
01/12(日)13時30分〜
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