著者・編集者からの紹介
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2021.02.15 Mon
「なにやってんだろう私-このままフランスで死にたくない」の物語は、丁度私が62歳になるひと月ほど前から自分なりに精一杯生きてきた証に筆を取ったものです。愛別離苦の人生の、後悔ばかりの日々を追うごとに過去に遡ります。そして26歳まで記憶がよみがえった時、浦島太郎のように大阪の地下鉄で62歳の現実の社会に引き戻されます。そこからまた新しい人生…
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池松玲子著『主婦を問い直した女性たち――投稿誌『わいふ/Wife』の軌跡にみる戦後フェミニズム運動』 ◆池松玲子
2021.02.13 Sat
本書は、投稿誌『わいふ』(2006年に『Wife』に変更)の活動に着目し、高度成長期以降の日本社会で、主婦と呼ばれる女性たちに主婦というあり方を相対化するメッセージがいかに伝えられたかを明らかにすることで、戦後フェミニズム運動に新たな視点を示しました。 『わいふ』は興味深いミニコミです。このWANのサイトの「ミニコミ図書館」でも、創刊…
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上野千鶴子著『女の子はどう生きるか 教えて、上野先生!』 羽ばたけ! 女の子たち◆山下真智子
2021.02.09 Tue
この本を作るきっかけは今をさかのぼること10数年前のこと。 「(前略)女性学の講義は大学に入ってからしかない。18歳で進路がほぼ決まってしまうこの社会では、大学に入ってから女の人生について考えても遅い。それより若い年齢で女のおかれた状況を知り、自分が何をしたいのか、自分に何ができるのか、を考えてもらいたい(後略)」(『ユリイカ』2006年…
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横田喬著『夜郎自大の30年』 日本学術会議会員任命拒否問題の重大性◆横田喬
2021.02.08 Mon
表紙の題字『夜郎自大』に振り仮名で「身の程を弁えず尊大になる」、『30年』には「大正期と昭和戦前期」と振り仮名がある。そして、表紙の帯には「歴史に顔を背ける者は、過ちを繰り返す――。/日本人はなぜ「戦争」を選んできたのか?/現代の空気感は、かつて通ってきた道と似てはいないか?/日露戦争から日中・太平洋戦争にいたる30年の政治史をたどる…
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柘植あづみ、謝花悦子他『世界』2月号 ジェンダー関連論考も注目!◆大山美佐子
2021.01.23 Sat
岩波書店から発行されている月刊誌『世界』をご存じでしょうか。 知っているという方も、ジェンダー問題には関係ないカタい雑誌、と思われているかもしれません。 それはそう。1946年の創刊以降、丸山真男、桑原武夫、大塚久雄、大内兵衛各氏など、圧倒的に男性執筆者で占められていたし、読者もそうだったのだから。 しかし時代は、ジェンダー…
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<新春会員プレゼント>髙木絹子著『人生の“サバティカル”留学――”充電と休養”の時間での学びはセラピーでした』 ◆髙木絹子
2021.01.01 Fri
*サバティカル休暇は、「充電と休養・自己啓発と学び直し」の時間と云われています。 *本作は、2014年9月から2019年10月までのホノルル日本語新聞「日刊サンハワイ」コラムにて『“60代からのユルユラAloha留学』蒼井絹子名義として掲載されました分から抜粋して綴りました。 学び直しの自由時間は貴重な癒しの時でした。そんな日々から私…
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『国際女性』第34号(国際女性の地位協会)発行のご案内 ◆加藤登紀子
2020.12.28 Mon
国際女性の地位協会・編集委員会の加藤登紀子です。 国際女性の地位協会は毎年、年報『国際女性』を発行しています。 12月25日に『国際女性』第34号を発行しましたので、ご案内をさせていただきます。 以下の3つの特集を組んでいます。 特集Ⅰ 第9次日本レポートに向けた事前質問事項の検討 1.総 論 山下泰子 2.法的枠組み 山下泰子 3…
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