「%E6%98%A0%E7%94%BB」の検索結果

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  • 映画評:『潜水服は蝶の夢を見る』         上野千鶴子

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    2009.10.12 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. ロックトイン症候群を当事者視点で描いた驚異の映像詩。 ある日目覚めたら自分の身体が全身麻痺を起こしていた。わずかに動くのはまぶただけ。カフカの『変身』も真っ青な、そんな経験を当事者の視点から描く、なんてことができるだろうか? ぼやけた視界、心配…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 映画評:『やわらかい手』         上野千鶴子

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    2009.10.05 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. イギリス中を“ヌク”オバサマの気品と威厳。 ニッポンは世界に冠たる性風俗大国。とりわけ次から次へと登場するセックス産業の技術革新(?)でも有名である。そんな日本産のもっともチープなセックス商品、“ヌキ穴”(と言うべきか?)がロンドンの下町に登場…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 映画評:『フロスト×ニクソン』            上野千鶴子

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    2009.09.28 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. TVを使い、TVに使われる。アメリカ政治の宿命がリアルに分かる力作。 ニクソンって、こんな男だったっけ?フランク・ランジェラ演じるニクソンを見終わったあと、脳裏にくっきり刻まれるのはランジェラの表情だ。そっくりさんというわけではないのに、もう少…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 映画評:『湖のほとりで』  濱野千尋

    ogp

    2009.09.25 Fri

     誰が犯人? というサスペンスならではの面白みも備えつつ、愛とは何かという重厚なサブストーリーを展開する。刑事以外のすべての登場人物が怪しく、かつ全員が善人に思えるというのがこの映画のとても良い特徴だ。死体の状況から、憎しみが動機ではなくむしろ被害者を愛していた者の犯行、と判断した刑事が聞き込み調査を重ねて事実に迫っていく。殺人の謎を解く…

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    タグ:映画 / 濱野千尋

  • 映画評:二つの「ココ・シャネル」  中西豊子

    ogp

    2009.09.23 Wed

     一世を風靡したセクシー女優マリリン・モンローが、記者の質問に答えて言った言葉が、当時世界中を駆け抜けた。「何を着て寝るかですって?シャネルのNo.5よ!」既に香水の代名詞になっていたシャネルだからこそ通じたこの洒落だが、まだシャネルなど縁遠い国だった日本でも報道され、私もその名を覚えたものだった。私は今もブランド物には全くご縁がないのだ…

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    タグ:映画 / 中西豊子

  • 映画評:『スラムドッグ・ミリオネア』        上野千鶴子

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    2009.09.21 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. マサラムービーの作法を逆手にとって、インドの現実をエンタメに昇華。 抜群におもしろい。これぞザ・映画。始まったら目が離せなくなった。手に汗握る気分。 インドは映画大国だ。先進諸国で映画が斜陽産業になっていったのと同じ時期に、成長産業として世界一…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 映画評:『シークレット・サンシャイン』      上野千鶴子

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    2009.09.14 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 癒されない悲哀を抱えて、それでもひとは 生きつづけている。 密陽(ミリャン)。秘密の陽光と書く。この名前を持った釜山に近い地方都市に、ソウルからピアノ教師というふれこみのシングルマザー、シネが引っ越してくる。その彼女を見守る不器用で一途な男、ジ…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 映画評:『シリアの花嫁』          濱野千尋        

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    2009.09.10 Thu

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. ゴラン高原?えーと、どこ?正解はシリア南部からイスラエル北部に広がる高原で、元シリア領、今は国際的には認められていないがイスラエル占領下という複雑な土地。そこに住むドゥルーズ派という少数イスラム民族には“我々はシリア人だ!”という気位があり、イ…

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    タグ:映画 / 濱野千尋

  • 映画評:『エリザベス  ゴールデン・エイジ』      上野千鶴子

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    2009.09.07 Mon

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. すべての“負け犬”さまに捧ぐ。 女王陛下の通り道にあった水たまりに、マントを投げかけて歴史上有名になった男、ウォルター・ローリー卿。エリザベスとウォルターのこの出会いからカプール監督は妄想をふくらませて、創作まじりの歴史劇をつくりだした。 ケイ…

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    タグ:映画 / 上野千鶴子

  • 「朗読者」の「翻訳者」―映画「愛を読むひと」公開記念 松永美穂さんインタビュー(下)

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    2009.09.02 Wed

    アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.今回のインタビューは、重要な内容に触れる箇所(ネタばれ)が含まれます。まだ本を読まれていない方、映画をご覧になっていない方は、ご注意ください。*主人公の中途半端さに迫るB-WAN:主人公の少年に腹が立った話が出たので、そろそろ物語の核心に迫りたい…

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