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ダフナ・ジョエル&ルバ・ヴィハンスキ『ジェンダーと脳――性別を超える脳の多様性』 子どもたちがジェンダーに縛られない未来を ◆塩野綾子
2022.01.04 Tue
男性と女性の脳は、平均的に見れば性差がある、という。 「女脳・男脳」という言葉はいかにもうさんくさいけれど、どうも「性差はないとは言えない」というのが科学的に正しい見解とされているようだ。結局、性別による脳の違いはあるのか、ないのか? イスラエルの神経科学者である著者のジョエルは、遺伝か環境かにかかわらず、人の脳は数々の「女性的な特…
タグ:本
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2020.03.17 Tue
恒例の『みすず』読書アンケート2020をご紹介。⑴石川九楊『河東碧梧桐 表現の永続革命』(文藝春秋社、2019年) 俳句は世界最短の詩型。その俳句の革新に挑んだ河東碧梧桐の評伝、に見えて、それを越えた近代俳句史を書き換える挑戦。新興俳句はなぜ失速したのか?口語自由律は、なぜ定型に勝てなかったのか?自由律俳人として知られる放哉と山頭火はどこ…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 女性政策 / 憲法・平和 / DV
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メイソン・カリー著『天才たちの日課 女性編』 女性はいかにして「仕事」と「生活」の折り合いをつけていたのか。143通りの試行錯誤。 宮迫憲彦
2019.10.16 Wed
本書は、2014年に刊行された『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』の続編です。 前作は、作家や画家、音楽家など「天才」と呼ばれている人物がどのような日常を過ごしていたのか、そしてその日常にどのようなルーティンを持っていたのか(例:ベートーヴェンは朝のコーヒーのために豆をきっちり60粒数えていた)を紹…
タグ:本
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【WAN須藤研究室】トークセッション「『戦争と性暴力の比較史へ向けて』(岩波書店、2018年)の著者たちが語る」(2018年6月30日)動画
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安積遊歩・安積宇宙著『多様性のレッスン』 小さな声に寄り添う 中野葉子
2019.02.27 Wed
2016年7月26日、神奈川県相模原市の大規模障害者施設「津久井やまゆり園」で、元職員による入所者殺傷事件が起きました。19名が亡くなり、負傷した人は27名にのぼりました。 報道では被告の動機がクローズアップされましたがその一方で、次のような思いをもつ人もいました。 「やまゆり園事件のあと、車いすを使っている自分のことを、みんなもじつは厄…
タグ:本