本
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山下英愛・著『新版 ナショナリズムの狭間から――「慰安婦」問題とフェミニズムの課題』 (岩波現代文庫) ◆岩波書店編集部 担当:北城
2022.04.01 Fri
◆性暴力被害を繰り返させない社会のために 本書では、ナショナリズムの問題、民族主義の問題として語られることの多かった「慰安婦」問題を、女性の人権問題として捉えなおす。ご自身のナショナル・アイデンティティのゆらぎを抱えながら、女性問題への関心を胸に韓国に飛び込み、挺対協の結成メンバーとして韓国の女性運動で活躍されてこられた山下先生だから…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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2022.03.20 Sun
「聖書と女性たち」(論創社 2021)は、共立女子大学と大妻女子大学での30年間の教育と研究の成果の中で、私の研究のキーワード聖書・キリスト教・女性たち・比較文学比較文化のいずれかに関連しているものを、この題名で一冊の本にしたものです。(漱石研究は、分量が多いので、別に刊行) 二部構成で、第一部はルカ福音書「放蕩息子」のたとえ話から、聖…
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2022.03.17 Thu
私たちが敬愛してやまない井上輝子さんが8月10日に急逝されました。 ここ数年、井上さんは、集大成となるご著書にとりくんでおられましたが、残念ながら完成をみることはありませんでした。これを刊行したいという井上さんの病の床での思いを受け、未完の章を今までの論考で補うという構成で、遺著『日本のフェミニズム―150年の人と思想』が完成し、12月2…
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永瀬伸子・寺村絵里子編著『少子化と女性のライフコース』 ◆寺村絵里子
2022.03.10 Thu
女性の生き方の多様化と日本の将来予測について、最新データにより就業や家族といった個人的な選択の実情を分析するとともに、社会・経済・年金はじめ各分野の専門家らが女性の生涯と生活の見通しへの問題提起を試みた注目書。 【目次】 序章 変わる女性のライフコース 第1章 教育投資と大学進学の収益率 第2章 女性のライフコースと配偶者サーチ 第3…
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奥村隆著『慈悲のポリティクス――モーツァルトのオペラにおいて、誰が誰を赦すのか』 ◆奥村 隆
2022.03.07 Mon
私がオペラを観るようになったのは2010年の研究休暇のときで、オペラのDVDが3000円くらいで買えると知って、どんなものかと注文してみた。最初に観たのはモーツァルトの『フィガロの結婚』で、ストーリーが複雑すぎてなかなかついていけなかったが、たくさんの女に手を出す伯爵を、最後に伯爵夫人が赦すことで幸福なフィナーレとなっていた。次に、ジャ…
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