女性文学
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大田美和・著『かがやけ』 ◆大田美和(歌人・詩人、中央大学文学部教授)
2024.07.19 Fri
憤りと祈りの歌集 大田美和は、1980年代末に朝日新聞歌壇欄で全国の読者を獲得し、1991年に歌集『きらい』(河出書房新社)でデビューしました。その短歌は、見田宗介『社会学入門 人間の社会と未来』(岩波新書)や、北村薫『北村薫のうた合わせ百人一首』(新潮文庫)に多数取り上げられています。代表歌は「チェロを抱くように抱かせてなるものかこの…
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2023.08.17 Thu
20世紀百年にわたる女性の短歌を鑑賞する 「本書は、一九九五年上半期、「西日本新聞」に連載した「女のかたち・歌のかたち」を中心に、短歌を作らない一般読者にも気楽に読んでもらえるような女性の歌鑑賞を集めた。一九九〇年代半ばまでに刊行された歌集の歌が中心になるが、そればかりでなく二〇世紀全般にわたる百年の女性の嘆きやよろこびの全容がたどれるよ…
タグ:本 / 文学 / 女性文学 / 文学批評 / フェミニズム文学批評
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ウルワシ・ブタリア編 中村 唯(日本語版監修)『そして私たちの物語は世界の物語の一部となる:インド北東部女性作家アンソロジー』 投稿◆中村 唯 (笹川平和財団)
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新・フェミニズム批評の会 編『〈パンデミック〉とフェミニズム ――新・フェミニズム批評の会創立30周年記念論集』 投稿◆渡辺みえこ
2022.12.14 Wed
主に近・現代女性文学を研究する日本文学研究者たちが、フェミニズム批評の研究会を始めた当時について編集委員会が「はしがき」につぎのように記している。 「1991年3月、日本文学協会の一部会として発足した。同年3月、城西大学国際文化教育センター主催の「第二回環太平洋女性学会議」(国立女性教育会館)に参加した数名のメンバーが、〈環太平洋〉と…
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