著者・編集者からの紹介
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エレン・J・スタウロウスキー編著『女性・スポーツ大事典+子どもから大人まで課題解決に役立つ』スポーツという切り口から、女性問題を考える 西村安曇
2019.08.12 Mon
この数十年、女性のスポーツ界での活躍は目を見張るものがあり、スポーツに参加する女性の人数も大きく増加していますが、依然として女性が不当に扱われることがあります。 日本では近年、スポーツ界のパワハラなどのニュースが大きく取り上げられましたが、セクシュアルハラスメントといった事件を除き、女性のスポーツ活動に対しての差別は、社会的な問題とは…
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脇田直枝著『広告は、社会を揺さぶった-ボーヴォワールの娘たち』 広告とフェミニズム 脇田 直枝
2019.07.31 Wed
戦後、新憲法に基本的人権がうたわれているにも拘らず、男尊女卑の概念は長く、色濃く社会に残留していた。職業選択の幅は女性に狭く、女は家庭にあって育児する者 という通念だった。 1960年代 経済の高成長はTV新聞雑誌ラジオ/4大マスコミを急拡大し、それを担ったのは広告だった。広告はジャーナりズムではないが 広告のフレーズ、映像がムードメーカ…
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佐藤文香監修『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』 ジェンダーにかんしてともに考え議論していくために 児玉谷レミ
2019.07.29 Mon
『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問』は、2017年から2018年の間に一橋大学社会学部の佐藤文香ゼミに所属していたわたしたちの課外活動の成果です。わたしたちが佐藤ゼミ生として過ごした2年間、ジェンダー研究を専攻していると友人や知人、家族に話すと、さまざまな疑問や不満、ときには怒りをぶ…
タグ:本
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内澤旬子著『ストーカーとの七〇〇日戦争』 ストーカー被害の実態と問題解決への道筋 内澤旬子
2019.07.10 Wed
話をするのがとても下手だと言うと、大抵の人に首を傾げられる。誰を相手にしても臆せず喋りまくるからだ。しかし肝心なことを伝えることが、できていないと常に思う。テレビやラジオに呼ばれるたびに、あれもこれも言えなかったと、放映を視聴しては布団をかぶって身悶えすることとなる。 このたび上梓した『ストーカーとの七〇〇日戦争』は、私自身が体験した…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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森田ゆり著『体罰と戦争――人類のふたつの不名誉な伝統』 暴力とは何かを問い続けて 森田ゆり
2019.06.20 Thu
「人間はほかの動物と比べると、同類間の破壊的な行動が際立って見られる種です。同類間で傷つけ合い殺し合う動物はほかにもいますが、人間ほどマス(大量)レベルで同類攻撃をする動物はほかにいません。そのような同類間攻撃行動のうち、何千年にもわたって止むことなく続いてきた人類のふたつの不名誉な伝統が、体罰と戦争です。このふたつには共通点がいくつも…
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<受賞しました!>野辺陽子著『養子縁組の社会学: 〈日本人〉にとって〈血縁〉とはなにか』 野辺陽子
2019.06.19 Wed
野辺陽子さんの『養子縁組の社会学』が、「福祉社会学会」で2019年度「福祉社会学会学術賞」を受賞しました! 近年、血縁によらない親子関係が「新しい家族のかたち」として注目を浴びています。それは、血縁親子の閉鎖性や排他性が意識されるようになってきたからです。例えば、血縁親子では、親(主に母親)が育児を抱え込まされることで、育児ストレスや児…
タグ:本
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小林エリコ著『わたしはなにも悪くない』 あなたはなにも悪くない、というメッセージ 安藤聡
2019.06.04 Tue
酒を飲んでは荒れる父親の顔色をうかがう機能不全の家族環境で育ち、学校ではいじめにあい孤立、進みたかった美術への道も家族の理解を得られず断念。短大卒業後勤めた編集プロダクションでは、ブラックな作業環境とあまりの低賃金に絶望し、うつを発症し自殺をはかる。 未遂に終わるも精神疾患者として精神病院の閉鎖病棟へ入院。回復して退院、生活保護を受けな…
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沼崎一郎著『「支配しない男」になる-別姓結婚・育児・DV被害者支援を通して』 政治的なことは(男にとって)個人的である 沼崎一郎
2019.06.04 Tue
本書に収録した論考は、夫婦別姓や育児やDVを自分自身の「個人的なこと」として受け止め、積極的に関与するなかで、「性/性別による差別と搾取と抑圧とを終わらせようという運動」に貢献しようとする一男性の立場から、「政治的なこと」を改めて学問的にも問い直そうと試みたものである。 序では、私が夫婦別姓、育児、DV被害者支援に関わるようになった経…
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