「%E6%9B%B8%E8%A9%95」の検索結果
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アトランさやか著『ジョルジュ・サンド 愛の食卓——19世紀ロマン派作家の軌跡』 食べて、愛して、書いた女の一生涯 山田亜紀子
2018.12.11 Tue
ショパンやミュッセなどと恋愛関係にあった「恋多き女性」。ジョルジュ・サンド(1804-1876)について語られるとき、よく耳にするのがこの呼称。 しかし、まず作家として評価すべき人物なのではないでしょうか? 数多くの小説をものし、友人らに長い手紙を頻繁にしたため、女性の権利から政治についてまでの寄稿も手がけ、生涯書きまくった人物なのです。…
タグ:本
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柳原恵さんの『<化外>のフェミニズム』が第13回女性史学賞を受賞!
2018.11.16 Fri
柳原恵さんの『<化外>のフェミニズム――岩手・麗舎読書会の<おなご>たち』が、第13回女性史学賞を受賞しました。 「女性史学賞」は、2006年、女性史研究者の脇田晴子さんにより、女性史研究の発展を願って創設されました。2017年からは奈良女子大学がこれを継承しています。 柳原さんはミニコミ図書館チームのメンバーで、チリ在住。WANマー…
タグ:女性史・ジェンダー史
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2018.08.09 Thu
本書は、『「見えない女性」女性たち』と題された新聞記事(朝日新聞2016年11月7日付朝刊)を目にしたことからスタートしました。 そこには、雨宮さんが賃貸物件の入居審査に落ちたことが書かれていて、「収入が不安定な独身中年女性は、部屋を借りることもままならない」という、雨宮さんが遭遇した厳しい現実に驚きを隠せませんでした。 この記事を…
タグ:本
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山下 泰子 ), 矢澤 澄子 (監修)国際女性の地位協会編 {男女平等はどこまで進んだか--女性差別撤廃条約から考える 山下真智子
2018.08.09 Thu
本書は、国際女性の地位協会編による岩波ジュニア新書第三弾になります。これまで刊行してきました『女性の権利―ハンドブック女性差別撤廃条約』(1995年初版)、『新版 女性の権利―ハンドブック女性差別撤廃条約』(2005年初版)とは趣をかえ、条約に関わる身近なテーマやトピックスを切り口にしながら、女性差別撤廃条約と、条約をもとにしたジェンダ…
タグ:本
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柳原恵著『〈化外〉のフェミニズム―岩手・麗ら舎の〈おなご〉たち』 ◆柳原 恵(やなぎわら めぐみ)
2018.08.01 Wed
本書は、岩手においてフェミニズムの視点から活動してきた詩人・小原麗子さん(1935年生まれ)と文筆家・石川純子さん(1942年生まれ)、そして小原さんが主宰する麗ら舎読書会(岩手県北上市)に着目し、戦後の岩手におけるフェミニズムの思想と活動の内実を明らかにするとともに、それらを日本女性運動史・フェミニズム思想史のなかに定位することを目指…
タグ:本
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【参加レポート】『わたしを生きる知恵』出版記念イベントに参加してきました! 中村奈津子
2018.06.22 Fri
2018年6月16日(土)、堺市で開かれた『わたしを生きる知恵』出版記念イベントに行ってきました。定員100名ほどの会場が満席となる、大盛況でした。登壇者の皆さんの珠玉の言葉が詰まった、ぜいたくな3時間!わたしが受け取った熱気だけでもお伝えできたらと思い、ご報告します。当日の録画が、インターネット報道メディアIWJ(インディペンデント・ウ…
タグ:岡野八代 / 河野貴代美 / フェミニストカウンセリング / 中村奈津子
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青木恵理子著『女たちの翼:アジア初期近代における女性のリテラシーと境界侵犯的活動』 青木恵理子
2018.06.02 Sat
翼と侵犯。翼は理想世界への飛翔のイメージ。創造的で心地よい。侵犯は、現状を否定し傷つきながら前進していくイメージ。破壊的で痛みを伴う。近代以降、女性たちが世界を変えようとするとき、翼と侵犯という相反する思いが、常に女性たちと共にあったのではないだろうか。19世紀末から20世紀初めアジア各地で、近代的なリテラシーを獲得し、それによって新し…
タグ:本