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「旅は道草」その11 グリニッジに行きたい。 やぎ みね
2010.04.15 Thu
小さいとき、時計の読み方を覚えはじめた頃、「この地点から時刻が始まるのよ」と教えられ、いつか、グリニッジに行きたいと思っていた。あれから50年、ようやくロンドン・テムズ河畔のグリニッジ子午線を踏むことができた。 Bank駅から無人のロボット電車Docklands Light Railwayに乗り、Island Gardens駅へ。河底ト…
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旅は道草
タグ:旅 / やぎみね / イギリス
「旅は道草」その10 スペイン~フランス国際列車の旅 やぎ みね
2010.03.15 Mon
マドリッド~バルセロナ~モンペリエ~パリへ、国境を超えて国際列車の旅をした。 さすがスペイン。アムステルダムからマドリッドへのローカル線の飛行機は、コックピットのドアがパタパタと開いて、操縦室が丸見え。子どもが自由に出入りするほどの、ゆるやかさ。だがEU統合後のヨーロッパは、域内は税関もフリーパス、便利になった半面、アフリカや東欧諸国か…
タグ:旅 / フランス / やぎみね / スペイン
「旅は道草」その9 ノースカロライナの小学校で やぎ みね
2010.02.18 Thu
アメリカは、中国を見ている。ノースカロライナ州、デューク大学アジア・太平洋地域研究所で、Steven Levine, UNC-Chapel Hill教授の“China fantasies”のお話を聴いたときも、Glenwood小学校で、バイリンガルで中国語を学ぶ子どもたちを見たときも、アメリカにおける中国の存在感の大きさを、今更のように…
タグ:旅 / アメリカ / やぎみね
旅は道草・その8 アルジェリアから届いたX'masプレゼント やぎ みね
2009.12.22 Tue
クリスマスに、アルジェリアから、とびきりおいしいチョコレートが届いた。2006年からODAの工事でアルジェリア駐在中の、私の従姉妹の息子からのプレゼントだ。 去年暮れ、叔母の手術に立ち会うため、京都から熊本に帰ったとき、たまたま従姉妹が、「息子が、アルジェリアからネットで熊本の家の物件を見つけて、『苦労をかけた母さんに住んでほしい』と言…
タグ:旅 / やぎみね / アルジェリア
「旅は道草」その7 ねこに会いに行く。パリ/ロンドン/ニューヨーク やぎ みね
2009.11.27 Fri
ある日、一枚のねこのポストカードが目に止まった。Photo Yukie Yoshibaとある。FAUCHONをバックに、大きなねこが座っている。面構えといい、威風堂々たる姿といい、もうすっかり心を奪われてしまった。「このねこに会いたい」と思った。そしてパリへ。 カルチェ・ラタン地区、パリ第6大学の裏通り、小さなホテルの屋根裏部屋に宿をと…
タグ:旅 / ペット / やぎみね / 猫
「旅は道草」その6 シチリアン・ブルー やぎ みね
2009.09.18 Fri
プラトンが訪れ、アルキメデスが死んだという町シラクサ。「世界一美しいイスラーム都市」とゲーテが言ったパレルモ。シチリアは古代ギリシャ、ローマ、ビザンチン、アラブ、ノルマン、アラゴンと、多民族の「強者どもの夢の跡」が残る島。 地中海の向こうは、もうアフリカ。海の蒼さと、淡いブルーの空を水平線が区切っていく、あのシチリアン・ブルーを見れば、…
タグ:旅 / やぎみね / イタリア
「旅は道草」その5 チェコへ。「プラハの春」と「ビロード革命」と
2009.07.31 Fri
1968年8月21日未明、自由への革命をめざすチェコスロヴァキアに突如、ソ連軍の戦車が侵攻した。その第1報を打電したのは、当時、チェコスロヴァキア日本大使館在勤の若い書記官だった。 翌69年1月、カレル大学生、ヤン・バラフは、ヴァーツラフ広場前で抗議の焼身自殺を図る。 春江一也著『プラハの春』(上・下)は、その時代のチェコの空気を、主人…
タグ:旅 / やぎみね / チェコ
「旅は道草」その4 「クアトロ・ラガッツィ」に誘われて、ポルトガルへ
2009.07.24 Fri
旅は、いつも読書から始まる。物語の主人公がいた街角を、ふと歩きたくなる。若桑みどり著『クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節団』に誘われて、ポルトガルを旅した。 400年以上も昔、4人の少年たちは長崎からマカオ~ゴア~リスボンへと、はるかな海を渡り、栄光と悲惨の生涯を終えた。若桑さんは、彼らの使命を描ききり、その4年後に急逝した。 リスボン…
タグ:旅 / やぎみね / 若桑みどり
「旅は道草」その3 中国語で「開心」とは「うれしい」の意
2009.07.16 Thu
// 中国では、「80后」(バーリンホォ)、1980年代生まれ、超新人類の若者たちが何かと話題。「70后」の理想主義者から、彼らは現実主義者と揶揄される。 中国の世代間格差は日本のそれより、はるかに大きい。何しろ改革開放以降、中国の激変は日本の比ではないのだから。 お正月、上海を訪ねた。福州路の本屋街、上海書城では、小中学生向け800字作…
タグ:旅 / 中国 / やぎみね
「旅は道草」その2 マルタはバスの王国
2009.06.29 Mon
マルタはバスの王国だ。まーるい、小さな島を、500台のバスが、1日4700本、78路線を走る。 マルタのバスは一台たりとも同じ顔をしていない。ブルドックの顔をしたボンネット型、いかつい顔、かわいい顔と、古いが、手入れの行き届いた、年代ものの車種が、ヴァレッタのロータリーに次々と集まってくる。 バスは運転手の個人所有。組合方式で運営されて…
タグ:旅 / やぎみね / マルタ
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07/24(水)19時00分〜
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07/25(木)18時30分〜
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