連続エッセイ
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ポルドフスキ(陽の当たらなかった女性作曲家たちⅢ-7) 石本裕子
2021.02.17 Wed
今月はポルドフスキ(Poldowski) をお送りします。本名はイレーヌ・レジヌ・ヴィエニアフスキ(Irene Regine Wieniawski)と言い、ポルドフスキは後年、作曲家として使用したペンネームです。1879年、ベルギーのブリュッセルに生まれ、1932年、ロンドンで亡くなりました。 父親はポーランドを代表するバイオリニス…
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人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択#36【北海道の女性活躍を目指して】 あべ絵里奈
2021.02.05 Fri
昨年のエッセイを見ると、昨年はコロナ拡大の寸でのところで、フィンランドに渡航していた。 短い期間だけ就航した千歳空港からの直行便で、1か月までにスケジュールができてネウボラを見てきた。 コロナ前、学びからだけではない、本当のフィンランドを見てきた。 あまりに幸運なタイミングであった。やはり、私のネウボラ活動は天命なのだとよりこの信念は…
タグ:育児支援
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ふたつの「お母さん食堂」(やはり気になることば・60) 遠藤織枝
2021.02.01 Mon
最近耳にした「お母さん食堂」ということばが気になっています。 ひとつは、病気で入院している子供につきそっているお母さんのためにあるNPOが開いている食堂で、もうひとつはファミリーマートのブランドの名称です。 ひとつめは、「入院中の病児を持つお母さんのための食堂」で、もうひとつは「『家族の健やかな生活』を想って作った、美味しくて安…
タグ:性別役割 / ジェンダー・イメージ / 遠藤織枝 / 母親 / ことば
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エンマ・ハルトマン(陽の当たらなかった女性作曲家たち Ⅲ-6) 石本裕子
2021.01.17 Sun
今月はデンマークの作曲家、エンマ・ハルトマン(Emma Hartmann)をお送りします。結婚前の名前 はエンマ・ツィン(E.Zinn)です。1807年にコペンハーゲンで生まれ、1851年に同地で亡くなりました。 ツィン家は代々貿易商を営み、とりわけ1800年代初期、エンマの父親の代は隆盛を極めていました。商談のためのお客のみならず…
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人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択#35【逃げ恥から見る女性問題】 あべ絵里奈
2021.01.05 Tue
『ボランティアなんだからご飯ないんですかとか言わないでほしいし、部屋が汚いとか言わないでほしい。』普段、TVやドラマ、俳優や女優などにはとんと疎い私なので。 実は2016年に社会現象になったドラマ 『逃げるは恥だが役に立つ』(逃げ恥) のことをなんとほとんど見たことがなかった。 様々なジェンダーの問題の切り口としてたくさんネット上には記…