2月は大雪、巨大な雪の壁が至る所に出来上がった冬の札幌であったが、ようやく春の兆し。

あの数々連なる雪の壁がここ数日であっという間に雪解けが進み、魔法のようにあの分厚い氷の塊が見えなくなった。
私たちの生活の大きな足かせとなる雪の塊は気温という状態変化により、その形状を変え、なきものであったかのように私たちの目の前から見えなくなってしまった。

見えなくなるものに、困らされる、困らされていたものなのに、消失することで無かったことのように感じる、この世の憂いの儚さを珍しく感じる春、4月にしては暖かいということでもあり、気候変動を感じるものでもある。

とはいえ、大きな雪の塊の数々が消え失せ、太陽の光燦々と降り注ぐ環境は、私たちの気持ちを明るくさせている。
去年の辛かったコロナ禍の気持ちを振り解くかのように、気持ちも少し明るくなったのか、ここ1〜2週間での子育て相談が相次いでいる。

たくさんの相談が入ってきているが、カウンセリングに入って継続していくことでみんなの心が溶けていく瞬間を感じることが多々あるのである。

昨年1年間で実施した訪問事業では200組みの親子と対面。
そのほとんどは1回きりであったため、次の訪問が叶っておらず、またみんなに会いたい気持ちでいっぱいなのであるが、そのほかのイベントとリンクして継続して対面できた親子さんたちとの継続の関係性について様々な効果を実感する昨年度のコロナ禍事業であった。
札幌市の単年度助成事業であったため、モデル事業のような形であったのでまだまだ至らないところ、課題であったことなども多々あるのであるが、その効果は大きく花開いた。

フィンランドネウボラの切れ目のない一貫した担当者が変わらない子育ての面談制度。
その継続した関係の中に生まれる予防的支援。その理解がとても広がる訪問事業となった。

【訪問事業チラシメイキング画像】

継続した関係性のカウンセリングから生まれること。

凍りついたその心を解きほぐす傾聴と共感。
その解れかけた心を結い・綾なす、網の目により誰もこぼれ落とさない掬い上げるそんな寄り添う支援がネウボラの仕組みであり仕掛けなのである。

点と点がつながり、結ばれ、さらに綾なすための未来型のコーチング的な対話の手法とさらにそこからの心の発展を目指すのがフィンランドネウボラで実践されるオープンダイアローグ。

まだまだ北海道、札幌市での実践は始まったばかり。
継続の道を探りながら、支援できる人を増やす取り組みに尽力することを誓う、春。

ファミリー支援INV協会 代表理事 安倍絵里奈(五嶋絵里奈)

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◆正会員◆会の目的に賛同して事業を推進するために入会した個人、法人又は各種団体とファミリー支援員
◆賛助会員◆会の目的に賛同して入会した個人、法人又は各種団体
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3/6は北海道ネウボラ研究会初のオンライン(ZOOM)開催!
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NHKニュースウォッチ9で報道★
コロナ禍子連れで出かけられない問題解決のための札幌市さぽーとほっと基金事業
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対象は札幌市に居住するプレママさん、0、1、2歳(2021年3月末までに2歳以下)のお子様である。
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2020年1月より、アメブロで個人ブログもはじめました。
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