連続エッセイ
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「男勝り」もNGです(やはり気になることば・61) 遠藤織枝
2021.03.01 Mon
とんでもない森喜朗発言で2月は揺れました。今までだったら、オリンピック・パラリンピック組織委員会も政府も、本人が謝罪し撤回したのだからもういいだろう、五輪の開会もあと5か月に迫っているし、余人をもって代えがたいからこのまま会長は続投させよう、ということになったでしょう。しかし、今回はさすがに違いました。若い女性たちが、あっという間に15…
タグ:女性差別 / ジェンダー・イメージ / 遠藤織枝 / ジェンダー意識 / ことば
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ポルドフスキ(陽の当たらなかった女性作曲家たちⅢ-7) 石本裕子
2021.02.17 Wed
今月はポルドフスキ(Poldowski) をお送りします。本名はイレーヌ・レジヌ・ヴィエニアフスキ(Irene Regine Wieniawski)と言い、ポルドフスキは後年、作曲家として使用したペンネームです。1879年、ベルギーのブリュッセルに生まれ、1932年、ロンドンで亡くなりました。 父親はポーランドを代表するバイオリニス…
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人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択#36【北海道の女性活躍を目指して】 あべ絵里奈
2021.02.05 Fri
昨年のエッセイを見ると、昨年はコロナ拡大の寸でのところで、フィンランドに渡航していた。 短い期間だけ就航した千歳空港からの直行便で、1か月までにスケジュールができてネウボラを見てきた。 コロナ前、学びからだけではない、本当のフィンランドを見てきた。 あまりに幸運なタイミングであった。やはり、私のネウボラ活動は天命なのだとよりこの信念は…
タグ:育児支援
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ふたつの「お母さん食堂」(やはり気になることば・60) 遠藤織枝
2021.02.01 Mon
最近耳にした「お母さん食堂」ということばが気になっています。 ひとつは、病気で入院している子供につきそっているお母さんのためにあるNPOが開いている食堂で、もうひとつはファミリーマートのブランドの名称です。 ひとつめは、「入院中の病児を持つお母さんのための食堂」で、もうひとつは「『家族の健やかな生活』を想って作った、美味しくて安…
タグ:性別役割 / ジェンダー・イメージ / 遠藤織枝 / 母親 / ことば