連続エッセイ
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68 どこの国の法律が適用されますか 9章 渉外離婚(2)【打越さく良の離婚ガイド】
2017.04.18 Tue
ケース1 私はA国籍で、日本国内で日本国籍の夫と同居していましたが、その後別居しています(なお日本にいます)。夫に離婚訴訟を提起しました。準拠法はA国法ですか、日本法ですか。ケース2 B国籍の私とC国籍の妻は、婚姻時日本に住み、日本での私の国の大使館に婚姻の届出をしました。長男もB国籍を取得していますが、私と同様、日本での定住者の在留資格…
タグ:非婚・結婚・離婚 / くらし・生活 / 女性政策 / 打越さく良 / フェミニズム,家族,離婚, 打越さく良,エッセイ,離婚ガイド,親権 / 家族,離婚, 打越さく良,離婚ガイド
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南半球から考える、日本のジェンダー(1) ~外務省プログラムで、アルゼンチン訪問~ 飯塚 友佳子
2017.04.11 Tue
今年(2017年)1月末から2月初旬にかけ、外務省の「Juntos!!中南米対日理解促進交流プログラム」でアルゼンチンを訪問しました。このプログラムは、日本とアルゼンチンの友好関係の強化と、アルゼンチンをはじめとする中南米の日系人(日本から移住し、その礎を築いた人々とその師弟たち)との交流促進に寄与する若手人材の育成を目指すもので、日本…
タグ:女性政策
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第20回 乳がんを寄せつけない暮らし ~自分のからだをかまう大切さ~ 中村 設子
2017.04.10 Mon
呼吸を意識すれば… 人間は、数日間、何も食べなくても生きていられるが、息をしなければ、生きてはいけない。 しかし、私たちはついつい、いつの間にか日常の雑事に追われ、「生きる」とは「息をする」ことであるのを忘れてしまっている。 深い呼吸がいかに大切であるかは、前に書いた通りだ。意識をして呼吸するようになると、深く空気を吸ったときに肺が膨…
タグ:身体・健康
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「19年目の日本人横綱」と「男泣き」(やはり気になることば・14) 遠藤織枝
2017.04.01 Sat
ほんとのことをいうと、わたしは相撲は好きではありません。裸同士がぶつかりあう肉体戦がどうにも好きになれないのです。でも、この1月と3月、稀勢の里をめぐって、メディアが大フイーバーしていましたので、つい、ちらちらと横から見ていました。その大騒ぎで気になったのが、「日本人で19年目の横綱」と、最後の逆転優勝での「男泣き」です。 1月の…
タグ:ナショナリズム / ジェンダー・イメージ / ジェンダー・バイアス / 遠藤織枝 / ことば
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「女子力」は差別語です。(やはり気になることば・13) 遠藤織枝
2017.03.01 Wed
本当にむごいとしか言いようのない、元電通社員高橋まつりさんの自死です。そのきっかけのひとつに「おまえは女子力がない」と上司に叱責されたことがあったと言われています。「女子力」の語がひとりの若い女性の命を奪ったのです。 この「女子力」、朝日新聞でも何度か特集して、その意味する内容や、肯定的な受けとめ方や否定的な受けとめかたなどが紹介さ…
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