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<抗う少女・小説家> ➃ルイザたちの選択——結婚か、自由か 木村 民子
2024.04.30 Tue
「あたしがものを書くのをあなたは好まないんですもの。あたしはきっと一生結婚しないわ。このままで幸せだし、だれかのために自由をあきらめるなんて、今はしたくないもの」 『若草物語』ジョーの言葉より 『若草物語』の第2部で、ジョーはマーチ家の隣の家の青年ローリーのプロポーズをこう言ってはねつけます。『若草物語』の第1部はマーチ家の4姉妹の青春篇…
タグ:小説
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ルーシー・デラップ著 幾島幸子訳 『フェミニズムズ――グローバル・ヒストリー』 ◆赤瀬智彦(明石書店編集部)
2024.04.27 Sat
ガザとともに考える 2 ガザの惨状をもたらしているものとは何か。その一つにイスラエルの政治家・軍人のマチズモが考えられる点を先日書いたが、彼らの露骨な女性軽視あるいはセクシズムは、女性たちの死傷者数を見るだけでも明らかだろう。彼女たちはハマスでないことが自明だとしても、その命が顧みられることは決してない。 とはいえ、イスラエル軍の行動の動…
タグ:本 / フェミニズム / フェミニズム研究 / フェミニズム理論 / グローバル・フェミニズム
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3巻本合評会オンライン参加申込3月4日まで『<ひと>から問うジェンダーの世界史』3巻本(大阪大学出版会)が全巻刊行のお知らせ
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サンドラ・ヘフェリン著「ドイツの女性はヒールを履かない--無理しない、ストレスから自由になる生き方」(自由国民社) ◆サンドラ・ヘフェリン(エッセイスト)
2024.01.25 Thu
女性の「がんばらない」を追及する---それが本書のテーマです。 大真面目に「がんばらないこと」を追求するなんて、その行為じたいがある言い「がんばっている」ことになってしまうので矛盾があるのではないか・・・なんて思われそうですが、経済協力開発機構(OECD)の2021年の調査によると「33カ国中、最も寝ていないのは日本の女性」なのですから…
タグ:本
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荒木菜穂『分断されないフェミニズム―ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる』(青弓社)
2024.01.14 Sun
『分断されないフェミニズム―ほどほどに、誰かとつながり、生き延びる』という本を昨年12月に出させていただきました。 手垢のついたフェミニズム・イメージに溢れる時代を過ごす中わたしが実際に出会ったフェミニズムは、しんどいものでもありつつ、知らない世界を知ったり、自分を見つめ直す機会になったり、共感や批判をくりかえし、時には距離を…
タグ:本
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キャロル・ギリガン、小西真理子・田中壮泰・小田切健太郎訳『抵抗への参加―フェミニストのケアの倫理』 ◆晃洋書房 編集部 井上芳郎
2023.12.11 Mon
『もうひとつの声で』に続くC・ギリガンの名著『JOINING the RESISTANCE』の本邦初訳 2023年9月20日刊 日本に,もはや家父長制は存在しない? とんでもない。それが見えにくくなっているのが問題なのだ! 家父長制の解体を目指し、ケアの倫理はフェミニストの倫理であると同時に人間の倫理である事をここに高らかに謳う。 …
タグ:本
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上野千鶴子×河野貴代美「おひとりさまの老後を生きる」【12/11オンライン開催 幻冬社大学 大人のためのカルチャー講座 】
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長田華子・金井郁・古沢希代子編『フェミニスト経済学――経済社会をジェンダーでとらえる』 ◆金井郁(埼玉大学人文社会科学研究科教授)
2023.10.21 Sat
ケアを中心にすえた経済学へ 本書は、日本で初のフェミニスト経済学のテキストになります。 フェミニスト経済学は、フェミニズムの視点から経済学をとらえる学問で、女性に限らず、男性、子ども、高齢者などの万人を差別や抑圧から解放し、1人1人の権利を保障することで、万人のウェルビーイングの向上を目指しています。日本のフェミニスト経済学をけん引し…
タグ:本
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和田靜香・著『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』 ◆和田靜香
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【署名の呼びかけ】ホームヘルパーの待遇を上げて日本の介護を守ろう。ホームヘルパー国家賠償請求裁判の「公正な判決を求める署名」