「書評」の検索結果
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「僕(たち)は頭がいいから」を許す私たち――姫野カオルコ著『彼女は頭が悪いから』 ◆評者 角田由紀子
2019.01.15 Tue
書 名 彼女は頭が悪いから 著 者 姫野カオルコ 発行年 2018年7月 発行所 文藝春秋姫野さんの問題意識 旧知の満田康子さんから姫野カオルコさんの「彼女は頭が悪いから」の書評を頼まれたときは、1000字程度という少ない字数に簡単だと早合点して引き受けてしまった。いざ、考えだすと、これはとんでもなく難しい仕事であった。性暴力被害に象徴…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本 / DV
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レスカコメント 第41回WAN上野ゼミ 書評セッション-中村江里『戦争とトラウマ―不可視化された日本兵の戦争神経症』
2018.12.30 Sun
中村さんへ ・戦後長く封印されてきた「戦争神経症は日本にあったのだ!!」という当たり前の事実を私たちに教えてくれた中村さんの地道な努力に敬意を表します。 ・戦争体験者の声は忘れてはいけないし今も新たな戦後であるということを強く感じています。たくさんの力強いことばを残してくださり、感謝いたします。 ・家でオヤジが、ちゃぶ台を返すような…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 憲法・平和
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尾崎翠&のぞゑのぶひさ著『第七官界彷徨』 尾崎翠は永遠に古びない! 穂原俊二
2018.12.11 Tue
尾崎翠『第七官界彷徨』は、1933年の刊行以来、常に読まれる古典として、たえず再評価され続け、まったく古びることなく、その計り知れない可能性にさまざまな人たちが惜しみない賛辞を与えています。 私は「第七官界彷徨」を読んで、日本の小説はこの一作でいいとすら思ったこともある。――――群ようこ『尾崎翠』(文春新書/文藝春秋)より。 …
タグ:本
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動画 第39回 WAN上野ゼミ&WANミニコミ図書館共催 書評セッション 柳原恵『<化外>のフェミニズム 岩手・麗ら舎の”おなご”たち』
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〈動画〉 第38回 WAN上野ゼミ 書評セッション 『養子縁組の社会学―<日本人>にとって<血縁>とはなにか』 野辺陽子