本
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イリス・ボネット 著『WORK DESIGN(ワークデザイン)』 『ハーバードの女性行動経済学者が示す、「ジェンダー平等」への道筋 宮崎志乃
2018.08.17 Fri
世界各国の男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」によると、日本は144か国中114位、先進諸国でも異例の低さです。一方、男女の労働参加率の格差を解消できれば、日本のGDPは20年間で約1.2倍に上昇するといいます。 行動経済学が示すエビデンスに基づく、「ジェンダー平等への道筋」とは? アメリカの5大オーケストラ…
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2018.08.17 Fri
「すでに半世紀以上前に亡くなっている山田わかの人生が多角的にかつ細やかに照らし出されているところに強く引き込まれるものを感じた。 売春を強いられそれを自己ナラティブの底に沈めて生き続けざるを得なかったわかもいれば、母性を礼賛しつつ戦時という時代状況下で次第に国家主義に傾倒していったわかもいる。 それらは、遠い過去の出来事というよりも、私た…
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2018.08.16 Thu
気が付けば、何と4,108冊になっていた。2013年5月にミニコミ図書館が開館して、丸5年。当初322冊からスタートしたミニコミ誌の収蔵は、私たちの想定を上回る規模に育っている。 そもそも、ミニコミは女性たちが自分たちの身体や言葉を主体的に位置づけなおす表現方法だった。と同時に、商業誌に比べ少ない部数にも関わらず女性たちをつなぎ、1…
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大田美和編著、富田拓郎、ミカエル・フェリエ、山科満共著 『こころ・文学・心理学—中央大学BUN Caf?より』 生き延びるための文学と心理学 大田美和
2018.08.13 Mon
こころの問題は心理学に聞けばいい? フランス人の作家ミカエル・フェリエの『フクシマ・ノート』(新評論、2013年)を、トラウマと悲嘆(グリーフ)研究が専門の心理学者、富田拓郎はどう読んだのか? そして被災地支援活動を継続的に行っている精神科医、山科満は、「人間」に対する心理学と文学の異なるアプローチをどのようにつなぐのか? 音楽あり、朗…
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山下 泰子 ), 矢澤 澄子 (監修)国際女性の地位協会編 {男女平等はどこまで進んだか--女性差別撤廃条約から考える 山下真智子
2018.08.09 Thu
本書は、国際女性の地位協会編による岩波ジュニア新書第三弾になります。これまで刊行してきました『女性の権利―ハンドブック女性差別撤廃条約』(1995年初版)、『新版 女性の権利―ハンドブック女性差別撤廃条約』(2005年初版)とは趣をかえ、条約に関わる身近なテーマやトピックスを切り口にしながら、女性差別撤廃条約と、条約をもとにしたジェンダ…
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近山 恵子), 櫛引 順子, 佐々木 敏子著『どこで、誰と、どう暮らす?』 40代から準備する共生の住まいづくり 櫛引 順子
2018.08.09 Thu
『どこで、誰と、どう暮らす?』は20代からの友人3人の共著。 ~ウーマンリブから、高齢者住宅、地方創生の拠点づくりへ~ 私は現在66歳です。一昨年母と共にサービス付き高齢者向け住宅である「ゆいま~る那須」に移住しました。昨年母を看取り、この春から「那須まちづくり広場」に毎日通う生活をしています。「ゆいま~る…
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