エッセイ
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旅は道草
連続エッセイ
『ラジオと戦争』新しい戦前がやってくる?(旅は道草・165)やぎ みね
2023.10.20 Fri
すごい本を読んだ。大森淳郎著『ラジオと戦争 放送人たちの「報国」』(NHK出版、2023年6月25日)。9月末、もう3刷だ。「『仕方がなかった史観』に与しない」と評する加藤陽子さんの書評(毎日新聞2023年8月26日)を読み、「この本は
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アートトピックス
新作映画評・エッ..
2023.10.18 Wed
2022年フランスの年間興行成績No1(国内映画) 監督・脚本:オリヴィエ・ダアン 主演:エルザ・ジルベルスタイン 140分 カラー 2022年10月12日フランス公開 2023年7月28日日本公開 1970年代のフランスで繰り広げられ
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2023.10.17 Tue
今月2日、歌舞伎座を訪れた。歴史的瞬間に立ち会いたいと思ったからである。 今月の歌舞伎座は「錦秋十月大歌舞伎」、その昼の部で上演されるのが『文七元結物語』。山田洋次監督の脚本・演出により、新たな構想で上演される人情喜劇であり、寺島しのぶさん
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治④結局なんやねんフェミニズム&第三波フェミニズムの思い出 【後編】 荒木菜穂
2023.10.15 Sun
日本の第三波? さて、日本では、本格的な第三波フェミニズムは起こらなかったという見解もありますが、海外で目立つある活動にたいし、日本ではそれらはなかった、という言い回しがしばしばなされることがあります。たしかに、そういった気運が高まりにくか
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
フランギス・アリ-ザディ(陽の当たらなかった女性作曲家たちⅣ-9) 石本裕子
2023.10.15 Sun
第4シリーズ第9回は、アゼルバイジャン出身、フランギス・アリ-ザディ(Franghiz Ali–Zadeh )をお送りします。1947年、カスピ海に面した首都バクーに生まれ、後年はトルコでの生活を経て、現在はドイツのベルリンとアゼルバイジ
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連続エッセイ
河野貴代美のボス..
ボストン便り
ボストン便り no.13:「ボストンの近郊、ベッドフォードで歴史の軌跡を楽しむ」ゴーシュ晶子
2023.10.12 Thu
ゴーシュ晶子 プロフィール ボストンで不動産エージェントを自営。日本からおいでになる方が到着してからなるべく早く本来の目的に取り組めるように「ジャンプ・スタート・ボストン」と称して家の紹介だけでなく、生活立ち上げのサポートも提供している。
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連続エッセイ
乳がんという旅で..
乳がんという旅での出会い in フィリピン 第7回 人生最悪と思った時が転機
2023.10.05 Thu
退院から1週間後、採取したがん細胞の分析結果とそれをもとにした今後の治療方針を聞きに、腫瘍内科医パトドゥ先生のところへ行った。 一口に乳がんといっても、実は様々な種類(サブタイプ)があり、「何によってがん細胞が増殖するか」で治療方針が分かれ
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
バランスという美名に騙されないで(やはり気になることば・92) 遠藤織枝
2023.10.01 Sun
ある研究プロジェクトの人選をめぐる小さな話です。 ある研究組織の中で、ジェンダー平等を目指す数人の女性たちが、ジェンダー不平等の実態を様々な角度から掘り下げてみようと、共同研究のチームを作ろうとしました。自分たちの身の回りの、例え
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旅は道草
連続エッセイ
「ぼくたちの哲学教室」北アイルランドの小学校の試み(旅は道草・164)やぎ みね
2023.09.20 Wed
夏の終わり、いいドキュメンタリー映画を観た。「ぼくたちの哲学教室」(原題:YOUNG PLATO、2021/アイルランド・イギリス・ベルギー・フランス)。 北アイルランド、ベルファストのアードイン地区に位置するカトリック系ホーリーク
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
エルス・シュミッツ・ゴーア(陽の当たらなかった女性作曲家たち Ⅳ-8) 石本裕子
2023.09.15 Fri
シリーズIV 第8回はエルス・シュミッツ-ゴーア(Else Schmitz-Gohr) をお送りします。1901年にドイツのケルンに生まれ、同地で1987年に亡くなりました。姉妹にはバイオリニストで歌手だったRia、叔父には高名な指揮者の
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治③結局なんやねんフェミニズム&第三波フェミニズムの思い出 【前編】 荒木菜穂
2023.09.10 Sun
今さらですが、時々フェミニズムって一体なんだろう、と考えることがあります。というのも、フェミニズムって・・・に続く言葉が、時として相反するような、矛盾するように思えることがあるからです。そうなると、自分ってフェミニストなんだろうか、もしかし
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連続エッセイ
オランダ移住の記
オランダ移住の記 ―オランダ・ライデンにある自然史博物館で学んだこと― Sami
2023.09.10 Sun
オランダのLeidenという街は、オランダ、ヨーロッパ最古の大学「Leiden大学」があり、 アインシュタインや現在の国王ウィレム・アレキサンダー、オランダの10人の首相やアメリカ大統領など国際政治の中心人物を多く輩出しています。 この
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連続エッセイ
乳がんという旅で..
乳がんという旅での出会い in フィリピン 第6回 苦しい経験ほど多くの学びになる
2023.09.05 Tue
手術の翌朝、主治医のバレンシア先生が私の病室に診察に来て言った。 「今日の夕方、腫瘍内科医のパトドゥ先生が来ますから、今後の治療についてはパトドゥ先生に相談してくださいね。」 日本では手術の執刀医(外科医)がその後の治療も担当するのが一般
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
中国女文字の旅30年(やはり気になることば・91) 遠藤織枝
2023.09.01 Fri
わたしが中国女文字―女書(nüshu)―に惹かれて、湖南省江永県に行くようになって今年で30年になります。20回近くも足を運んだでしょうか。コロナも落ち着いてきたし、伝承者の何艶新さんの元気なうちに会っておきたいと、この夏思い切って訪ねま
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連続エッセイ
河野貴代美のボス..
ボストン便り
ボストン便り no.12 :「 浮草なりに前向きに」佐藤真実
2023.08.30 Wed
佐藤真実(さとう まなみ)プロフィール 2016年に留学のために渡米し、2022年にボストンに引っ越しました。現在はリモートワークをしながら、2歳の子供と夫と暮らしています。 大学の先輩である細田満和子さんが、ボストン日本女性の会にお誘い
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旅は道草
連続エッセイ
2023.08.20 Sun
暑い、暑い京都の夏を逃れて、涼しい、さわやかな高原の軽井沢へゆく。東京から北陸新幹線で軽井沢まで1時間ちょっと。「こんなに近いんだ」と、びっくり。はるか昔の学生時代、小海線で軽井沢に立ち寄り、白樺林を歩いたことがあったけど、もっと遠かっ
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連続エッセイ
オランダ移住の記
オランダ移住の記 ーAmsterdam Pride Parade 2023!ー Sami
2023.08.10 Thu
今年も8月5日(土)にAmsterdamでプライドパレードが行われました。 今回のキャッチフレーズは#You are includedでした。 オランダに来てから、オランダ社会でいつも感じるのが不思議なことに 「You are includ
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治②カンタンじゃない対話、カンタンじゃないシスターフッド―インターセクショナリティの萌芽? 荒木菜穂
2023.08.10 Thu
インターセクショナリティとフェミニズム フェミニズムって、もしくは日本のフェミニズムって何だろう、と考えるにあたって、前回も触れた『持続するフェミニズムのために -- グローバリゼーションと「第二の近代」を生き抜く理論へ』(江原由美子,20
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連続エッセイ
乳がんという旅で..
乳がんという旅での出会い in フィリピン 第5回 手術と食欲
2023.08.05 Sat
入院したのは手術前日の午後。当時(2021年12月)のマニラは、コロナ禍が続いていたが、 この時は運よく、感染者数が落ち着いていて、病院も静かだった。 とはいえ、入院病棟に入るには、PCR検査が必須。 一度、病棟を出たら、PCR検査を受け直
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
チョン・ソヨンさんの「たったひとりの運動」(やはり気になることば・90) 遠藤織枝
2023.08.01 Tue
図書館の新刊書のコーナーでふと目に止まりました。『#発言する女性として生きるということ』(チョン・ソヨン 訳・李聖和 クオン 2023)。魅力的なタイトルです。どんな女性か知りたくなって早速借りてきました。裏表紙の著者紹介欄には、ソウル