エッセイ
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
朝ドラ「虎に翼」のことばが面白い(やはり気になることば・99) 遠藤織枝
2024.05.01 Wed
この春から始まったNHKの朝ドラ「虎に翼」があちこちで話題になっています。主人公寅子が、理不尽だったり不可解だったりする場面に出くわしたとき、大きな声でつぶやく「はて?」がいいと毎日新聞のコラムは書いていましたし、参議院議員の福島みずほさ
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連続エッセイ
抗う少女・小説家..
<抗う少女・小説家> ➃ルイザたちの選択——結婚か、自由か 木村 民子
2024.04.30 Tue
「あたしがものを書くのをあなたは好まないんですもの。あたしはきっと一生結婚しないわ。このままで幸せだし、だれかのために自由をあきらめるなんて、今はしたくないもの」 『若草物語』ジョーの言葉より 『若草物語』の第2部で、ジョーはマーチ家の隣の
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特派員
視点論点
シリーズ
コロンビア大生が見たキャンパスの秩序崩壊と混沌 赤坂真凜(WANニューヨーク特派員)
2024.04.27 Sat
4月18日、ニューヨークマンハッタンにあるコロンビア大学の学生108人が、キャンパスの中心部でニューヨーク市警察によって逮捕された。中東ではパレスチナ情勢が混迷を極める最中、コロンビア大学の学生らはガザでのイスラエル軍による軍事行動に反対す
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旅は道草
連続エッセイ
2024.04.20 Sat
55年前に57歳で亡くなった父と、3年前に97歳と9カ月で亡くなった母。2018年、95歳の母と91歳の叔母を熊本から京都に迎えて、同じマンションの別室に越してきてもらう。1年後、2人を連れて熊本へ一度、帰省し、母は、その2年後の202
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連続エッセイ
オランダ移住の記
2024.04.10 Wed
オランダは3月末でサマータイムに切り替わり、現在の日の入りは20時10分ごろとなりました。 これからどんどん日照時間が延びて、7月、8月の日の入りは22時近くになります。 寒くて雨が多くて暗いオランダの冬を今年も乗り越えることができまし
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
荻野吟子を医者にした男性の話(やはり気になることば・98) 遠藤織枝
2024.04.01 Mon
ふと、駅前の古本屋に入ったら、石黒忠悳(いしぐろ ただのり)の『懐旧九十年』という文庫本が目に飛び込んできました。石黒という人は、幕末から明治初めの日本医学の草創期に活躍した医学者であること、森鴎外より前の陸軍軍医総監であったことは知って
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連続エッセイ
抗う少女・小説家..
<抗う少女・小説家たち> ③ヨハンナ・シュピリ 病める魂からの回生 木村 民子
2024.03.30 Sat
「あんたがいまおねがいしていることは、いまのあんたのためにはならないことだったのよ」 『ハイジ』より これはハイジの中に出てくるクララのおばあさまの言葉です。そして「神様は時がくれば、かならず助けてくださるよ、安心していらっしゃい」とお
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マスコミが騒がな..
重大なニュース
マイアクション
連続エッセイ
六甲ウィメンズハ..
【うれしいお知らせ】六甲ウィメンズハウス 6月オープン!! ◆認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ
2024.03.25 Mon
WANの皆様へ 六甲ウィメンズハウス 6月オープン!! 2010年にデンマークに行って、ほんとうにすてきな女性と子どものための家を見学し、困難を抱える女性や子どもが「ここにしか住めない」ではなく「ここに住みたい」と思えるような家を日
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旅は道草
連続エッセイ
どこまで続くぬかるみぞ、植民地主義は終わらない(旅は道草・170)やぎ みね
2024.03.20 Wed
京都・堺町画廊で「SURE書店」が開かれていた。編集グループ「SURE」出版の本が並ぶ中から数冊、買い求める。藤原辰史著『これからの日本で生きる経験』(2023年3月)と山田稔・黒川創編『多田道太郎 文学と風俗研究のあいだ』(2023年1
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治⑨エロは「女人禁制」? 荒木菜穂 ※次回4月はお休みです。
2024.03.20 Wed
※次回、4月は一回お休みさせていただきます。 わたしのフェミニズムの原点みたいな話はいろいろしておりますが、そのうちのひとつは、10代の頃に目にした、エロビデオ屋の「女性禁止」って貼り紙だったような気がします。単に男だけ入れてずるい!、て
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
レベッカ・クラーク(陽の当たらなかった女性作曲家たち・Ⅳ-12)石本裕子
2024.03.15 Fri
今月は今シリーズ最終回、イギリス人のレベッカ・クラーク(RebeccaClarke)をお送りします。1886年、イギリスのハーロウに生まれ、1979年、アメリカ合衆国ニューヨークで亡くなりました。イギリスには同世代にエセル・スマイスがおり
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連続エッセイ
乳がんという旅で..
乳がんという旅での出会い in フィリピン 第12回 未来への希望を生みだす
2024.03.05 Tue
2023年7月、私は3年半ぶりに日本に一時帰国した。マニラで乳がん手術を受けてから1年7か月後、待望の帰国だった。がんの診断を受け、パンデミックの最中にマニラで手術を受けた頃はもう日本に帰れないかもしれない、という最悪の事態も考えていたので
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連続エッセイ
やはり気になるこ..
2024.03.01 Fri
先日、日本芸術院の新しいメンバーが決まったという記事が新聞に出ました。パッと見たとき、いつもと違う感じを受けました。新メンバーの顔写真が並んでいるのですが、いつものこういうときの写真と違って明るい感じなのです。変化に富んでいます。樫山文枝
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連続エッセイ
2024.03.01 Fri
*この記事は、『週刊金曜日』2024.1.12(1455号)に掲載されたものを、執筆者と週刊金曜日編集部のご厚意により転載させていただいたものです。* 珠洲市に原発があれば被害は一層深刻に 「大津波警報が出ています!」 1月1日16時
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連続エッセイ
抗う少女・小説家..
<抗う少女・小説家たち> ②ストウ夫人 台所から黒人奴隷を解放 木村 民子
2024.02.29 Thu
②ストウ夫人 台所から黒人奴隷を解放 「なるほど、あなたがこの大戦争を起こしたかわいい女性でしたか」 『アンクル・トムの小屋』旺文社文庫の解説より これは米国のリンカーン大統領が、ホワイトハウスで『アンクル・トムの
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旅は道草
連続エッセイ
2024.02.20 Tue
冬のある日、京都三条の文化博物館・映画の本コーナーで、またまたスゴイ本を見つけた。 四方田犬彦著『さらば、ベイルート ジョスリーンは何と闘ったのか』(河出書房新社 2022年5月)。 ほとんど目次も見出しもない、全編書き下ろしのノ
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連続エッセイ
河野貴代美のボス..
ボストン便り
ボストン便り no.14:「正しいことに声を上げ、違うものと和を作る」渡邊哲子
2024.02.20 Tue
渡邊哲子(わたなべさとこ)プロフィール 兵庫県神戸市出身。南カリフォルニア大学(USC)にてソーシャルワーク大学院修士号を取得。2010年米国ニューイングランド地方6州に住む日本人と日系人のための社会福祉の非営利団体「JB Line, In
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連続エッセイ
個人的なフェミニ..
個人的なフェミニズムーそこにあった、やわらかい政治⑧「フェミニストの人に怒られそう!!」 荒木菜穂
2024.02.18 Sun
「フェミニストに怒られる」「面倒くさい」時代 最近どうやらコンプライアンス云々を議論することがブーム(?)になってるようですね。職場やメディアにおいて、昔はおおらかだった、今はなんでもかんでもハラスメントとか言いやがってめんどくさい、な
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陽の当たらなかっ..
連続エッセイ
エリジェベト・スー二(陽の当たらなかった女性作曲家たちⅣ-11) 石本裕子
2024.02.15 Thu
陽の当たらなかった女性作曲家たち第4シリーズ第11回は、ハンガリーのエリジェベト・スー二(Erzsébet Szőnyi)をお送りします。1924年ブダペストで生まれ、2019年12月に同地で亡くなりました。ハンガリー出身者のエッセイはエ
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連続エッセイ
オランダ移住の記
オランダ移住の記 ―初めての帰国は日本ではなくアメリカへ― Sami
2024.02.10 Sat
お久しぶりです。 お元気ですか? オランダは11月から1月にかけて日照時間がどんどん短くなっていきます。 朝9時ごろにならないと明るくならず、午後4時半を過ぎると真っ暗な生活は想像以上に過酷でした。 そんな今年の1月早々、アメリカのホ