連続エッセイ
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ドラ・ペヤチェヴィッチ(陽の当たらなかった女性作曲家たち Ⅱー5) 石本裕子
2017.09.25 Mon
今回は、クロアチア出身のドラ・ペヤチェヴィッチ(Dora Pejacevic) をお送りします。1885年、ハンガリーのブダペストに生まれ、1923年、ミュンヘンで38歳の若さで亡くなりました。当時のクロアチアは、オーストリア・ハンガリー二重帝国の下、自治領として位置付けられていました。 もともとペヤチェヴィッチ家はクロアチア東部ナ…
タグ:音楽 / 石本裕子 / 陽の当たらなかった女性作曲家たち
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73 外国での確定判決は日本で承認されるでしょうか(2)9章 渉外離婚(6)【打越さく良の離婚ガイド】
2017.09.18 Mon
ケース1私は日本人で、夫はアメリカ人で、どちらも日本に住んでいます。夫がハイチ共和国内の裁判所で私との離婚を認める判決を得たとして、他の女性と結婚してしまいました。私が手続に応じられないハイチ共和国の判決が通用するなんて、許しがたいです。 ケース2 私は日本人で日本国内に住んでいます。私と交際していたAさんは、アメリカのB州へ行きそこで私…
タグ:非婚・結婚・離婚 / くらし・生活 / 女性政策 / 打越さく良 / フェミニズム,家族,離婚, 打越さく良,エッセイ,離婚ガイド,親権 / 家族,離婚, 打越さく良,離婚ガイド
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南半球から考える、日本のジェンダー(4-2) ~外務省プログラムで、アルゼンチン訪問~ 飯塚 友佳子
2017.09.14 Thu
前回(4-1)から、6月末(2017年)に京都外国語大学・短期大学(京都市左京区)で開催されたラテンアメリカ7カ国(登壇順:ブラジル、アルゼンチン、ペルー、キューバ、コスタリカ、グアテマラ、メキシコ)の大使及び総領事らによる市民講座の内容を記載しています。今回は、その講座での質疑応答の際に、私が「統計学的に見ると、中南米の男女共同参画に…
タグ:女性政策
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小学校の教科書がよくなっています(やはり気になることば・19) 遠藤織枝
2017.09.01 Fri
1998年に尾崎喜光さんという日本語研究者が、日本語の女性専用形式とされる終助詞「わ」の使用状況と「だ」の不使用についての論文を発表しました。「わ」は女性がほとんど使わなくなって、女性専用形式とはもう言えないのではないか、また、「だよ」「だね」のような「だ」は男性専用で、女性は使わないとされてきていたが、女性も「だ」を使うようになっ…
タグ:遠藤織枝 / ジェンダーと教育 / 教科書の中のジェンダー / ことば
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アルマ・マーラー(陽の当たらなかった女性作曲家たち Ⅱ-4) 石本裕子
2017.08.25 Fri
今回は、オーストリアの女性作曲家、アルマ・マーラー・ヴェルフェル(Alma Mahler Welfel)をお送りします。 アルマは、1879年、ウィーンに生まれ、1964年、アメリカ、ニューヨークのマンハッタンで亡くなりました。生まれ育ったシンドラー家は、風景画家の父ヤコブと、母アンナは声楽家でした。父親はアルマに幼い頃からイプセ…
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