フリー写真素材ぱくたそ model by 大川竜弥

4月1日、新しい元号が発表され、
【平成】は終わりを告げた。

5月1日からの新しい元号は【令和】となった。

『平成最後の選挙』が4月に行われる統一地方選挙。
今回の選挙が重要であるというのは、

人口減少社会


シャッター街イメージ

その足音は加速し始め、短期間で社会が激変していくであろう未来
その姿が徐々に表れ始めている。

札幌も今年に入って経済の低迷が表面に露出し始めていると感じる。
個人で事業をしている知人が何人も店をたたんだ。

昼刻の飲食店が日々閑散と。
普通営業の飲食店も価格が子ども食堂。

札幌市と名のつく、北部はもはやシャッター街となった。

30年以上もの間、あまりにも顧みられてこなかった。
これまでの政治の結果である人口減少社会を私たちはつけとしてこれから子どもたちを抱えて生きていかなければならない。

この放置され続けてきた社会課題をいかに短期間で解決できるか。
私たちの未来を決める非常に重要な選挙が、平成最後の月に実施されるということには大きな運命を感じるものである。

2月のWANで書いたエッセイを皮切りに私の選挙への関心は高まる一方であって、各種SNSでPRを頑張っているのであるが、残念ながら、長い間悲惨な政治社会の中に暮らしてきた私たち子育て世代、それ以降の若い世代の政治への関心は未だ低いと言わざるを得ない。
投票率は恐らく50%台ではないかと言われていたりもする。

-私たち世代の政治への無関心を創ったのは政治と文化-

私たちの世代が無関心である理由は3つあると思っている。

1.政治についての教育の不足

2.政治への無気力

3.日本全体の文化としての政治・ジェンダー・人権への意識欠如


私たちはバカではないので、数の上で圧倒的に勝てないということをわかっている。

1票の格差も存在している上に、圧倒的に人口の数として負けるということ。

私たち若年層だけでなく、それよりも上の年代や高齢者層が現状を俯瞰してとらえて考える選挙にならなければいけないと思う。
それぞれの世代へのメリットばかり訴える政治に関心がないのは、当然であって、決しておかしいと言われるようなことではない。

私たち世代が就職をした時代はバブルが崩壊していた。
明るい未来だと思っていた現実は就職氷河期・非正規雇用。

ブラック企業での長時間労働・セクハラ・モラハラ当たり前。
期待に胸膨らませ学校を卒業し旅立った社会はひどい有様だった。

学校では男女平等・平和主義・民主主義・基本的人権を学び、それが当たり前だと思って育ってきた私たちが目の当たりにしたもの。

ジェンダーの視点もない。
人間としての尊厳すら守られない恐ろしい社会だった。

【当たり前】

の常套句を突き付けられ、その人権のない世界が私たちの生活にとっての当たり前になってしまった。
大きな失望と政策の失態による経済的な疲れで声を上げる気力もない。

私たちばかりに原因があるように言わないでほしい。

各世代全体が意識を変えて、日本全体を俯瞰すること。
これからの日本が社会課題を克服していくために必要なことだと思う。
その結果が反映される世の中が、民意であり、民主主義的だということなのだと思う。

また、メディアによるゴシップにばかり注目する発信が政治が怖いモノ・遠くにあるものと感じさせる1要因ではないだろうか。

政治は怖いものではないし、政治家というのは私なんかの声を拾って政策に反映しようとしてくれるものなのだ。

政治は語ってはいけないモノではなく、身近なものであること、恐ろしいものでないという事、政治について語ってもよいのだというように、日本の風土が変わることを願っている。

『平和教育』は確かに私たち世代の意識を変えたが、上の世代に私たちの声は抑圧されてしまった。
この抑圧からの解放が日本で起っている課題の全てを解決に導くと思う。

【令和】時代の幸福を願う私たちの選挙。

投票に行こう。
私たちの一票で政治に声を届けよう。

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詳細はこちら↓
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