「%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0」の検索結果
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2016.05.08 Sun
本書の出発点は、女性作家は〈女性〉を代表しないということにあります。理由は単純で、女性作家はそもそも規範的な〈女〉から外れているからです。とはいえ、文学場がジェンダー・ニュートラルであったことはなく、女性作家の作品は〈女〉が書いたものとして読まれてきました。だからこそ女性作家は〈女〉というカテゴリーとの交渉を続けてきたのだといえます。そこ…
タグ:本
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利根川樹美子 『大学図書館専門職員の歴史:戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』
2016.03.01 Tue
「課題の解決を妨げてきた諸要因の歴史的解明が,現在の課題を解くカギとなる」 わたしは大学図書館で働きながら筑波大学大学院で研究し,2014年に博士(図書館情報学)を取得しました。その学位論文をもとに加筆修正して勁草書房から出版されたのが本書です。2016年1月末に本屋さんに並びました。 大学図書館専門職員は比較的多くの女性がたずさわ…
タグ:本
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『フェミニスト ソーシャルワーク』レナ・ドミネリ 著・須藤八千代 訳
2015.11.29 Sun
『フェミニストソーシャルワークー福祉国家・グローバリゼーション・脱専門職主義』レナ・ドミネリ著/須藤八千代訳 明石書店 2015年 貧困女子とか性暴力、DVと女性をめぐる社会問題に関心が高まっている。しかし日本では、そのような社会問題に関わるべきソーシャルワーカーまた社会福祉学からの発言はほとんどない。それはこれら女性の今日的問題を考…
タグ:貧困・福祉 / 本 / フェミニスト / グローバリゼーション / グローバリゼーションとジェンダー / ソーシャルワーク / 福祉国家
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『レンアイ、基本のキ--好きになったら、なんでもOK?』 打越さく良
2015.11.01 Sun
恋愛。バラ色のときもあれば、せつなく、悲しいときもある。切なさも不安も、恋愛の醍醐味。しかし、「醍醐味」を超え、赤信号がついている場合があるのではないか。恋愛をしているつもりが、相手を傷つけ、その尊厳を損ない、相手から傷つけられ、尊厳を損なわれている関係にはまってしまっていないか。 なぜ、弁護士である私が「恋愛」がタイトルにある本を書くの…
タグ:DV・性暴力・ハラスメント / 本