わいわいWAN
わいわいWANは、 若い世代を中心としたオンライン&オフラインの集まりです。しごと、キャリア、恋愛、結婚、出産、育児のさなかにいる自分たちの感じたことや思ったことを、語り合い、つながり、情報を発信していく場です。 オンラインではそれぞれの身近な問題や出来事について自由に語り合い、オフラインではわいわい楽しく交流していく場を提供します。
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| タイトル | 作成日 | コメント |
|---|---|---|
| 週刊読書人 ブレイディみかこインタビュー | 2019年07月05日 20時46分 | 0 |
| ニック・ランドと新反動主義 現代世界を覆う〈ダーク〉な思想 | 2019年07月05日 21時31分 | 0 |
| ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ | 2019年07月07日 00時14分 | 0 |
| 原作:尾崎翠 漫画:のぞゑのぶひさ『第七官界彷徨』 | 2019年07月11日 23時02分 | 0 |
| アンナ・カヴァン 『アサイラム・ピース』 | 2019年07月12日 00時00分 | 0 |
| 田中美津『かけがえのない、大したことのない私』 | 2019年07月16日 00時39分 | 0 |
| 「ジェンダーバイアスのかかった漫画は滅びればいい」 | 2019年07月19日 15時41分 | 0 |
| 対談 上野千鶴子 + 酒井順子 女・性・家族の百年 | 2019年07月21日 22時04分 | 0 |
| 北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 | 2019年07月23日 23時25分 | 0 |
| 金田淳子 「フェミニスト両手ぶらり旅」 | 2019年07月25日 23時01分 | 0 |
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| 「コロナ禍でどうしてる?」 | 2020年04月24日 15時10分 | 19 |
| ゲームばかりする夫をどう思いますか? | 2016年06月24日 21時53分 | 1 |
| 夫に死んでほしい妻たち? | 2016年05月19日 10時25分 | 2 |
| 平日のPTA活動について… | 2015年11月12日 20時04分 | 2 |
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| 未だに女性限定「お茶当番」の不思議 | 2015年11月15日 17時25分 | 1 |
| 周りの男たちのデスクが汚い・・!! | 2015年11月05日 15時23分 | 3 |
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| 夏休み、旅行はどうされますか? | 2020年08月06日 08時35分 | 0 |
| 初飛行機…! | 2017年02月20日 23時57分 | 4 |
| 台湾の慰安婦記念館に行ってきました! | 2017年02月09日 23時42分 | 1 |
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| 真夏おすすめの食べ物ありせんか? | 2016年07月10日 16時49分 | 2 |
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| 2000万円問題 | 2019年06月12日 21時18分 | 0 |
| 選挙は買いか | 2017年10月05日 22時05分 | 0 |
| the 都議選 | 2017年07月02日 22時13分 | 0 |
| 確定申告の季節ですね | 2017年03月05日 13時50分 | 5 |
| 貯蓄から投資へ、ではなく | 2017年02月09日 00時18分 | 2 |
| 通貨が変われば金利も変わる | 2016年11月06日 23時20分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険とは?その2 | 2016年06月21日 23時18分 | 0 |
| 子育て女子の選ぶ保険はどれ?その1 | 2016年04月05日 23時00分 | 2 |
| 住宅を買うなら | 2016年02月02日 13時46分 | 158 |
| NISAについて思うこと | 2015年11月21日 00時19分 | 0 |
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| Let’s腸活♪ | 2017年02月17日 23時32分 | 1 |
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| 被扶養者って何? | 2016年05月24日 20時32分 | 1 |
| 『痴漢を離さないで』 | 2016年02月18日 14時33分 | 2 |
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| 映画『この星は、私の星じゃない』 | 2019年06月22日 22時40分 | 0 |
| ストーカーとの七〇〇日戦争 | 2019年06月19日 21時20分 | 0 |
| アサイラム・ピース | 2019年06月16日 21時32分 | 0 |
| APIED アピエ | 2019年06月17日 23時27分 | 0 |
| 作家・画家・歌人・詩人 | 2019年06月15日 00時38分 | 0 |
| 「この星は、私の星じゃない」 田中美津 岩波書店 | 2019年06月13日 21時35分 | 0 |
| Papa told me | 2019年06月12日 21時50分 | 0 |
| 女たちのテロル ブレィディみかこ著 | 2019年06月08日 23時05分 | 0 |
| ニキ・ド・サンファルの映画を作ろう! | 2018年04月06日 20時06分 | 0 |
| 映画「愛しのグランマ」 | 2016年06月05日 14時28分 | 2 |
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|---|---|---|
| 防災・減災について、皆さんのご意見ください。 | 2016年03月28日 23時45分 | 1 |
| お母さんだけの部屋 ~その1 お母さん、部屋をつくる~ | 2016年02月23日 15時35分 | 2 |
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| 衆議院解散総選挙、皆さんはどう思いますか? | 2017年10月02日 10時00分 | 0 |
| 家事は気づいたほうが率先してやればいい | 2017年03月11日 00時53分 | 3 |
| 自己責任?? | 2016年06月04日 20時36分 | 2 |
| 『ナオミとカナコ』 | 2016年03月06日 20時29分 | 1 |
| 『偽装の夫婦』面白いです。 | 2015年11月15日 18時13分 | 0 |
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| 『署名活動』女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! #愛子天皇 を希望する会 | 2024年07月03日 10時35分 | 0 |
| ご署名をお願いします!女性も天皇になれるよう皇室典範改正を希望します! | 2024年06月05日 14時57分 | 0 |
| 9月29日(金)「おおよそ70の女たち これからが面白い!」のお知らせ | 2017年09月10日 18時21分 | 0 |
| 劇団銅鑼創立45周年記念公演第2弾No.50『いのちの花』 | 2017年06月25日 21時52分 | 0 |
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| 保育園って子育てする人の見方じゃないの? | 2018年05月10日 09時40分 | 0 |
| 結婚届が幸せを決める?! | 2017年03月09日 02時44分 | 3 |
| 女の子なのに?男の子なのに? | 2016年09月07日 13時58分 | 1 |
| 育児の大変さ | 2016年01月29日 23時24分 | 4 |
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|---|---|---|
| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時11分 | 0 |
| 誹謗中傷・名誉毀損判例勉強会(無料)4月7日に開催します | 2023年03月26日 18時06分 | 0 |
| 女性はいつもこう感じておられますか? | 2020年07月23日 08時58分 | 0 |
| 性暴力救援センター協力弁護士は同時に加害者弁護をしないでください! | 2017年12月13日 10時01分 | 0 |
| DV・モラルハラスメントに苦しむ方へ byサバイバー | 2017年08月04日 03時46分 | 2 |
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|---|---|---|
| 先の見えない自粛生活~3密でコロナ破局?~ | 2020年05月03日 16時09分 | 0 |
| 山尾志桜里議員の「不倫」って何が悪いの? | 2017年09月08日 19時32分 | 30 |
新着記事一覧
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緊急シンポ::ストップ性売買!法務省「売買春に係る規制の在り方検討会」報告書を読む
2026.09.22 Tue
【趣旨】 1956年に制定された欠陥だらけの売防法を再検討する法務省の「売買春に係る規制の在り方検討会」から、この9月17日に報告書が出された。この報告書がどんな問題含みのものであるかを、性売買および性暴力に関与してきた法学者、弁護士、社会学者、活動家等の立場から緊急オンラインシンポであきらかにしたい。 「売買春に係る規制の在り方検討会」取りまとめ報告書(案)〔改訂版〕はこちらから読めます。 https://www.moj.go.jp/content/001470773.pdf *本報告書が9月17日に了承された最終版であり、この内容が正式な報告書としてまとまる予定です。 【日時】 10月4日(日)19時~21時(後日配信あり。事前にお申し込みされた方にURLをお送りします) 【開催形式】 オンライン(Zoom使用) 【参加費】 無料(応援チケットあり) *応援チケット:1000 1500 2000 3000 5000 10000(円) 【申込先】 https://peatix.com/event/5187634 【司会】 養父知美(弁護士・WAN理事) 【発言者】 後藤弘子(刑事法研究者)「刑法と売防法の矛盾」 上野千鶴子(社会学者・WAN顧問理事)「買春者非処罰から利益を得るのは誰か?」 島岡まな(法学者)「性売買非合法化のフランスで起きたこと」 林陽子(弁護士)「国際法から見た報告書の問題点」 久保田茉莉(憲法学者)「同意と不同意を分かつもの」 仁藤夢乃(Colabo代表)「韓国とスウェーデンの脱性売買支援」 【プロフィール】 後藤弘子 千葉大学理事・副学長。2024年3月まで千葉大学大学院社会学研究科教授として法科大学院で「少年法」「ジェンダーと法」を20年間教える。専門は刑事法。ジェンダー法学会理事長、被害者学会理事長。共著として『ジェンダーレンズで見る刑事法』『ストーキングの現状と対策』『性暴力と刑事法』など。 上野千鶴子 社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク顧問理事、上野千鶴子基金代表理事。元日本学術会議会員。女性学・ジェンダー研究のパイオニア、高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。ジェンダー、セクシュアリティについて発言を続けている。『家父長制と資本制』『女遊び』『当事者主権』(中西正司と共著)、『ケアの社会学』『アンチ・アンチエイジングの思想 ボーヴォワール「老い」を読む』等多数 島岡まな 法学者。慶應義塾大学大学院卒。大阪大学法学研究科教授・元副学長。日本学術会議第26~27期会員。フランスのボルドー大学、ポワティエ大学等の客員教授経験も多数。専門はフランス刑法、ジェンダー刑法。性犯罪問題にジェンダー平等・弱者保護の視点の必要性を強調する論文を多数発表してきた。主要著作(共著)に『ジェンダーレンズで見る刑事法』(信山社・2025年)、『フランス刑事法入門』(法律文化社・2019年)など。 林陽子 弁護士、元国連女性差別撤廃委員会委員(2008−2018年。うち2015-2017年は委員長をつとめる)。G7ジェンダー諮問委員会委員(2018-2019年)。「女性の家・HELP」や東京・強姦救援センターの顧問弁護士として、性暴力の被害者への法的支援にたずさわった。 久保田茉莉 日本体育大学助教、博士(法学)。専門は憲法学で、フランス法を参照しつつ、フェミニズムやジェンダー研究との接合を試みている。主著に『軍隊への男女共同参画――女性の権利の実現と軍事化の諸相』(日本評論社、2024年)、「性購買処罰の導入に向けたフランス議会における議論」ジェンダーと法22号(2025年)など。第18回平塚らいてう賞、第12回ジェンダー法学会西尾学術奨励賞ほか受賞。 仁藤夢乃 一般社団法人Colabo代表、明治学院大学国際平和研究所研究員。虐待や性搾取のなかにいる少女や女性へのアウトリーチや住まいの提供を行い、当事者と共に実態を伝え、政策提言に取り組む。厚生労働省の検討会等の構成員として、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律の法制化や基本方針の策定にも関わった。現在、韓国・スウェーデンの性売買政策と脱性売買支援を調査。著書に『性売買を固持する権力』『バカなフリして生きるのやめた』など。 養父知美 弁護士・WAN理事。大阪弁護士会、ウィズユーおおさか(大阪府性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター)弁護団(元SACHICO弁護団)、WILL(関西・働く女性のための弁護団)所属。1999年近畿弁護士連合会大会シンポジウム「買売春とポルノグラフィ」ー男女共同参画社会をめざしてーに実行委員としてかかわる。
カテゴリー:WANの活動 / WANからのお知らせ / 行動のよびかけ
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WANアドバンスコース第3期 第0回(オリエンテーション)受講レポート
2026.09.22 Tue
【受講レポート1】 長雨がつづく初秋に、WANフェミニズム塾アドバンスコース第3期が始まった。多様なバックグラウンドをもつ人びとが一堂に会し、自己紹介する。上野先生から、「研究とはなにか」のレクチャーを受けた。「問いを立てる」「1年で結果を出せるものを」「手に負えない問いは立てない」。博士課程に在籍する私にとっては、聞きなれた言葉たち。でもここにきてようやく情報としてではなく、いま考えていることの浅薄さと紐づくようになってきた。私の博論、果たしてこのままでいいのだろうか。 休憩を挟んで、WANAC2期にて上野先生の指導を受け、論文執筆にまでたどりついた方の発表を聞いた。今日ここに初めて集った仲間たちが真剣な面差しで聴いている。これからこの方々とどのようなピア関係が築かれていくのだろう。私はコメンテーターを務めたが、そのなかでケアリング・マスキュリニティという概念に触れた。なかでも「葛藤的男性性」は、ケアの態度の程度は高いが、伝統的なジェンダー観を持ち、その負担感から生活の質が低下する(多賀・石井・伊藤・植田、2025)ことが明らかになっているのだが、うまく紹介しきれなかった。上野先生がそれを切れ味良く表現してくださり、小さな衝撃が走った。 この夏、短い論文を書いた。資料の山にまみれながら、嘲笑されなぶりものにされる女性たちの声が聞こえた気がした。ふざけるなという気持ちと、これをクールに解き明かしたいという思いが錯綜した。埋もれてきたものを掘り起こし、そこに何があったのかを記述すること。それもまた、ジェンダー研究の意義なのではないかと思った。 私がやれることはたかが知れている。拙い論文を書いたくらいでは何も変わらないだろう。それでも、毎朝家の前を元気よく通学していく小学生の女の子たちが大人になる頃には、いまより少しでも何かが変わっていてほしいと思う。私が暗い顔をして産後をすごしていた頃、上野先生のご著書に励まされたように。ここに集った幸運な仲間たちとともに、情報を生産していきたい。(森) 参考文献:多賀・石井・伊藤・植田(2025)「ケアリング・マスキュリニティの複数性に関する計量分析(3) : 欧米における「葛藤的男性性」の探求」關西大學文學論集75(3)pp.67-95。 【受講レポート2】 アドバンスコース(以下AC)が新しく始まりました。ACは「WANフェミニズム入門塾(入門塾)」修了生の、次のステップとして位置付けられています。私は入門塾2期を修了し、3期は運営スタッフとして参加しました。入門塾は「入門」とうたっていますが、フェミニズム初心者ばかりというわけではなく、フェミニズムをもっと知りたいという共通の目的を持った語りの場でした。それを二巡した中で、「モヤモヤ」の正体は見えてきた気がする!と思ったのと同時に、全貌が掴めないくらいに広がってしまった気がして、途方に暮れました。このまま思考の渦に溺れたくない、自分なりにまとめて出力できるようになりたい、と、ACへの参加を決めました。 今期の受講生は16名。社会人として学び続ける人、論文を執筆されている人たちと合流し、引き締まる思いがします。バックヤードを担ってくださる「いきもの係」には入門塾の先輩のお顔もあり、緊張しつつもほっと安心しました。大学時代はPC導入前だったので、ネットでの提出システムも初体験です。 前半、上野さんからのレクチャー。 「12000字って書いたことある?」(ありません) 「2000〜4000字なら思いつきで埋まるけれど」(!?) 「12000字書くには設計図が必要です」 次回は全員がそれぞれプレゼンする予定です。最初に発表するのはAC応募時に命からがら作った「研究計画書」。とても人前で発表できるレベルではありません。次回までにリバイズしなくては! 後半は先輩による研究発表でした。調査を進める中で仮説が通らず、最初の計画書を大きく書き換えたとのこと!導き出した結論は、意外な、「新しい」ものでした。「それはジェンダー研究の最近出た本にある理論と近い」と上野さん。サンプルの少なさや偏りもこの場合はOK。少ないサンプルからエビデンスを取り出せて「コスパが良い」と褒められていました。知の発見の瞬間に立ち合っているような気分でした。 ACでは毎回、すべての発表に対してコメントを提出するとのこと。リアルタイムで聞きながら理解して、自分の意見を書いて、指定の書式でアップする。まともにできるのか甚だ不安です。しかし、ゼミが終わりに近づいたころ、笑顔の上野さんが「課題を出します、前半の上野レクチャーと後半のプレゼンについてのコメントを」と一言。 ゼミが終わってホッとしたのも束の間、ピコンピコンとスマホが鳴り出しました。課題のコメントが早速、メーリングリストに続々と届いています。締め切りは24時間後じゃなかったっけ!? あぁこれが、前期ACのレポートで読んだやつか。自己紹介全員分に対して、見本にと数行ずつコメントをつけてくださった先輩も。なるほど、その場で聞きながら書くってこういうことか。こんなにたくさん「思い出し書き」なんてできないし、「なんとなく余韻に浸ってから書こう」なんて通用しない。頭の中を仕切り直しせざるを得ません。 翌日もまた、スマホがピコンピコンと鳴ります。昨夜提出されたほぼすべてのコメントに対し、上野さんからのお返事が届いているのです。読んだ端から返信なさっているような。これがACの基準か、、、。 『情報生産者になる』を読んでいたつもりでしたが、見事に畳水練。今回具体的な説明をいただき、実例を見て、自分でやってみてやっと現実が見えてきた、そんな第0回でした。 「問いを立てることができれば、半分は成功」。まずはこれを成就させるべくがんばります!!(さえこ)
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吉祥 眞佐緒・著『これってDVですか?「普通」にひそむ支配』 ◆吉祥 眞佐緒
2026.09.21 Mon
『これってDVですか? 「普通」にひそむ支配』は、DV被害者支援と加害者プログラム、若年対象の予防教育の実践をもとに、親密な関係の中で起こる暴力や支配を考える一冊です。 「何がDVにあたるのか」という問いから出発し、日常のやりとりに潜む力関係、被害を受けた人の経験、加害する側が自らの行動に向き合うことについて、具体的な場面を通して考えます。当事者の経験と支援のあり方をあらためて見つめるきっかけになれば幸いです。 書名:これってDVですか?「普通」にひそむ支配 著者:吉祥 眞佐緒 頁数:160頁 刊行日:2026年9月21日 出版社:新日本出版社 定価:1980円(税込)
カテゴリー:著者・編集者からの紹介
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時を超えてつながりを生む中西豊子さんの名著『女の本屋の物語』~9/11復刊記念トークセッション報告
2026.09.21 Mon
9月11日にオンライン配信で行われた「中西豊子さん『女の本屋の物語』復刊記念トークセッション〜バトンをつなぐということ」は、進行を含め10人以上がリレートーク式に発言し、90人が視聴して実りの多いトークセッションとなった。会員の四方天茉莉花さんが内容に触発されて描いてくれたイラストの一部をご紹介しながら報告する。(大田季子)前半は、このイベントの発案者で、「新版 女の本屋の物語」の本の帯に「この人がいなかったら…今の私はなかった」と言葉を寄せた上野千鶴子さんが、中西さんの間近で同時代を生きた立場で話し始めた。 女の本屋っていったい何? 1982年京都市に日本で初めてのウィメンズ・ブックストア「松香堂書店」が誕生した。中西さんが出版社に「女性におすすめの本を送ってほしい」と連絡すると、届いたのはファッション、料理、ガーデニング…のような本ばかり。女たちが本当に読みたい本がなかった。当時の勤務先が近かった上野さんは3日と空けず通い詰め、自ら書き手になっていった。江原由美子さん、小倉千加子さんも1980年代に育った書き手だ。 「松香堂書店」の2階は関西の女たちのネットワークの拠点になった。「その頃のフェミニズムは気圧配置と同じで西高東低でした」と上野さん。 訪れる客がいろいろな悩みを抱えていると知ると、中西さんはカウンセラーの資格を取り、さらに企画会社も立ち上げた。今年3月に復活した「京都 女のフェスティバル」も彼女がいたからこそできた企画だった。 当時の従業員で中西さんを「店長さん」と呼ぶ中村美智枝さんは「大変働き者の店長さんでしたので、振り回されながらエッコラエッコラ手伝っていました」と振り返った。 出版業も始め、ボストン女の健康の本集団が出版した「Our Bodies Ourselves」の全訳本「からだ・私たち自身」(1988年)、「資料 日本ウーマン・リブ史」(全3巻、1994~95年、WANミニコミ図書館に収録)なども手掛けた。 上野さんは20年前に中西さんから送られた初版本に添えられていた挨拶状の一部を読み上げた。「このたび拙著『女の本屋の物語』を上梓いたしました。私が女の本屋を始めて80年代フェミズム関係の出版が急増しました。ウィメンズブックスは、それらの本からたくさん力をもらいながら、またフェミズムの本を応援しながら伴走してきたように思います。この活動をぜひ書き残しておくようにと強く勧めてくれたのは、現在の『ウィメンズ・ブックストアゆう』代表の森屋裕子さんです」20年前の本がいかにして復刊されたのか 2025年6月にWANアクティブボランティアの一人、渡辺知子さんが京都のシスターフッド書店Kaninを訪ねた時、ずっと購入したいと思っていた中西さんの「女の本屋の物語」(ドメス出版)を見つけて、じっくり見入っていた。店主の井元綾さんから「それはお店に1冊だけ残っている非売品です。すでに絶版となっているので復刊したいけれど、どうしたらいいでしょう?」と話しかけられた。渡辺さんは早速、上野さんにメールで相談、すぐに返事が来た。「著作権者は中西さんご本人。出版社の契約期間は過ぎていますから、文庫にする手はあります。版元に相談してみます」。それから1年、渡辺さんはWANサイトに出た「中西豊子さんの名著が復刊!」の記事https://wan.or.jp/article/show/12497に驚いた。 渡辺さんへの返信の後、上野さんはいくつかの出版社に声を掛けた。しかし今は出版不況。なかなか芳しい返事はもらえなかった。しかし、中西さんの旧著を読んで「編集の仕事は、こんなにも大きな可能性を秘めていると改めて気づかされた。これを届けたい。絶対あきらめたくない」と思った幻冬舎の編集者・竹村優子さんは、社内では通らなかった企画を晶文社の吉川浩満さんにつないだ。竹村さんから借りて中西さんの本を読んだ吉川さんは「これは出したい」と強く思い、折よくスタートしていた「晶文社ライブラリー」という復刊ものシリーズの1冊としてラインアップされることになった。「このシリーズに入れさせていただけたら長く売れると思った」と吉川さん。 上野さんは「最初お二人は中西豊子さんをご存じなかった。でも全国に女性運動の草の根ネットワークを築いた女性たちがいるんです。関西の中西さんを関東の方はご存じない、若い世代がご存じないのも当然ですが、記録を残してつなぎたいと思います。新刊の装丁が出てきたときに、あっと思いました。フェミニストアーティストの有名な作品でした」 昨年東京国立近代美術館でアジア初の大回顧展が開かれたスウェーデン出身の画家ヒルマ・アフ・クリント(1862-1944)の作品がしっくり馴染んでいる。 リアル店舗からバーチャル空間へ WANの誕生 「原著が出たのが2006年。そして新刊が出たのが2026年。この20年間に何があったのか? 2009年にWANが発足しました。WANの創始者は実は中西豊子さんでした。中西さんは書店をしながら早い時期にブログを始めたり、ハイテクに詳しい人で、突然『これからはネットや』と言い出したんです」と上野さん。 2008年に大阪に誕生した橋下徹大阪府知事が、大阪府立男女共同参画センター「ドーンセンター」を売却する方針を出した。センターの1階にあったのが、中西さんが京都で始めた女の本屋を受け継いだ「ウィメンズ・ブックストアゆう」。店長の森屋裕子さんはじめ、大阪の女性たちは「好っきやねんドーンセンターの会」という団体を立ち上げて抵抗した。 しかし2000年代前半はフェミニズムへのバックラッシュが起こり、行政改革で様々な予算が削減された。店頭販売だけでは経営が厳しい女の本屋の売上は、各地の男女共同参画センターへのフェミニズム本の販売がかなりのウエイトを占めていたが、出版不況も重なり、限界が来た。 「採算がとれる店にしたい」と頑張ってきた森屋さんも厳しい事態に直面した。「大阪府議会で『ドーンセンター1階にフェミニズムの本屋があるが、どうしてできたんだ?』と質問されたり、議員がやって来て店頭に置いたジェンダーフリーの本を写真に撮って『有害図書だ』と問題にしたりしていた。全国的に女性センターそのものの開設がなくなって、最後の大きなセンターの設立は、埼玉県男女共同参画推進センターでした」 中西さんの時代から出してきた、女性問題に関する新刊本を紹介するニューズレター「ウィメンズブックス」も森屋さんが引き継いで発行してきた。ドーンセンターを訪れた女性センターの人から「ここに載っている本だったら、どの本でも図書館に置いて大丈夫と思っている。役に立っています」と声を掛けてもらった。しかし、その本の購入先は「ウィメンズ・ブックストアゆう」とは限らない。「紹介しても本は地元の本屋に発注するんですよね」 上野さんは「森屋さん、本当に一番きつい時代を支えていただき、ありがとうございます」とねぎらった。 ウィメンズブックストアゆう求められている「女性のための本」の情報 リアル書店はなくなったが、WANのサイトには「女の本屋」がある。中西さんや森屋さんが作ってきたニューズレターを継ぐ企画として新刊の書評を載せている。 シスターフッド書店Kaninと上野さんをつないだ渡辺さんは「復刊された本を読んで、松香堂の2階の畳敷きの部屋へ行き、いろんな人たちとわいわい話をしてみたかったと思いました。WANには上野さんを塾長とするフェミニズム入門塾があり、岩波書店の『新編 日本のフェミニズム』を教材として2021年から開講されています。先日第4期が始まったところですが、入門塾は前期の受講生たちが『学びの機会を分かち合いたい』と自発的に次期を立ち上げて運営するという形で続いています。その理念は、松香堂の2階の分かち合いの場につながっているのでは」と紹介した。 上野さんは「私が書いた文章の引用ですが」と断りつつ、原著にも新版にも掲載されている解説を読み上げた。「女から女たちへ。フェミニズムの標語はこれに尽きる。先を駆け抜けた女から後から来る若い女たちへ。思いは手渡されるために、ある。本書は、豊子さんからわたしたちへの最高の贈り物だ。」 安心してオープンに話せるリアルな場、再び 伊田久美子さんは、中西さんの松香堂と復刊のきっかけを作ったKaninブックス、どちらもリアルで知っている。1970年代後半、留学していたイタリアには女の本屋はいろいろあった。こんな本屋が日本にもあるといいなと思いながら82年秋に帰国したら、京都に女の本屋ができていた。これはすごいと何回か足を運んだら、自己紹介をしたわけでもないのに、丸椅子に座って大声で話しかけてくる豊子さんと十年来の知り合いのようになっていた。 「いつの間にか受け入れられているような。私だけではなく、いろんな人たちに開かれた懐の深い場所で、広がりを持つ寛容なネットワークが作られていった稀有な場所だったと思います。大阪で就職してドーンセンターにもよく行きましたが、そこにウィメンズ・ブックストアゆうがあったことも私にとってはとても大きなことでした。今、ドーンセンターの1階に行くと、あるべきものがないという欠落を感じます。ウェブ上のネットワークには非常に大きな力も可能性もありますが、リアルな場で、それも本屋という開かれた場所でのネットワークが、いかに重要なものであるかということを改めて考え直す時期に来ているのかなと思います」 「白川通を自転車で移動していたら、シスターフッド書店を偶然見つけました。おお、これはすごい、とわくわくして。あとで恐る恐る行ってみたら、そこには、椅子どころかテーブルもあって、お茶もお酒も飲めるようなことが書いてあった。何よりその入り口に中西豊子さんの『女の本屋の物語』が飾ってあった。新しい世代の人達が、かつてのネットワークとはまた全然違うところから、同じ志を持った同じ試みを始めてるんだなということが本当に印象的でした。先日、Kaninさんの3周年の集まりに行きましたが、アットホームで開かれた空間でゆるくつながって話せた。騒がないでそっと見守りたい。そんな気持ちで、これからも時々お邪魔しようかなと思います。 30年前まで10年間、中西さんたちがやってきた女のフェスティバルを今年3月8日に、女+フェスティバルという形でやったところ、思った以上に大勢の人達が来てくれた。リアルに集まれる場、安心してオープンに話せる場。そういうものがすごく求められてるんだなということを実感しました」 京都に生まれたシスターフッド書店 Kanin シスターフッド書店 Kanin https://kanin.base.shop/ は火曜定休だが、その他の日は毎日12時から開店している(月・木・金は17時まで。水は16時30分まで。土・日は18時まで)。店主の井元綾さんと京極さちえさんは大分県生まれの幼馴染。開店までの経緯は「シスターフッド書店 Kaninができるまで」(1,100円)というZINEにまとめている=写真。 ともに女性として生きる中でフェミニズムの本に勇気づけられた経験があり、中西さんの「女の本屋の物語」に背中を押されたと話す。客層は外見からは女性と思われる女性表象の人がほとんどだが、年齢層は幅広い。「ある時、中西さん本人も娘さんと仲間の人と来てくださって、コーヒーを飲み、本を買っていただいた。推しが来てくれた、みたいな感覚でした」 飾っていた中西さんの本を自分たちも売りたくて、ダメ元で旧版の発行元ドメス出版に連絡すると「まだある」と。オンラインショップで、店頭で50冊ほど売った後、注文すると「あと3冊で終わりです。再販の予定はありません」。その後は渡辺知子さんの話につながる。 「女の本屋は店頭販売だけでは持たない」と上野さんが言った通り、Kaninの経営も厳しい。「儲けはゼロ。私たちはフリーランスでフルタイムの仕事をして、交代で店番をしています。店を開いている日は毎日、本を紹介しているのですが、『紹介されたものをアマゾンで買いました』とか『紹介された本を図書館で読んで借りて読んだらすごく面白かったです』と連絡くださる方もあり、ありがたい半面、うちは全然儲かりません。毎日、デモに行くような気持ちで店に立っています」と京極さん。 井元さんも「家賃で儲けのすべてが消えていく感じです。小さな本屋は取次の口座もないので、本は買い取り。例えば2000円本を売ったら儲けは400円。でも『こういう場所があって勇気づけられる』『ここに来たら買いたいと思ってた本がありました』と声をかけてくださる方や、何も言わずに本を買ってくださる方、すごくありがたいなって思っています」。 女の本を通じたつながりは尊く欠かせないもの 参加者からは「ネットは借り物の空間。ブログなどアップしたものも空間を所有する会社が削除する権利を持っている。一方、1冊の本が手元にあればお互いに交換したりできる。KaninさんのZINEも読んで面白く共感できる部分もありますので、ぜひ読んでほしい」という発言があった。 企画タイトルの「バトンをつなぐということ」。バトンの色が変わっても、違う形になっても、いろんな形でつながっていけばいい。「デモに行くような気持ちで店頭に立つ」ことは、「フェミニスト、ここにあり」を声高ではないけれど、表明すること。そこを訪れることは、同じデモの隊列に並ぶこと。女の本を通じたつながりは、水や空気のように私たちに欠かせないもので、尊い。 WANでは、広島市のハチドリ舎と共催して、全国に20ある「女の本屋」と結んで行うオンラインの連続トークイベント「女の本屋をつなぐ物語~本でひらく、社会を見つめる」を継続していく予定だ。第1回は9月30日(水)19時~21時。詳しくは下記から。 https://wan.or.jp/article/show/12609 ★この記事のステキなイラストはWAN会員の四方天茉莉花作です。
カテゴリー:ブックトーク










