すっかりご無沙汰してしまった、本エッセイの執筆であるが、最後に宇宙の取り組みを始めたことを書いてから、あれよあれよと気付けば1年以上も経過していた。
10年超の北海道ネウボラの活動は、34歳のただの主婦が切り開き、45歳になった今もまだ命を削りながら邁進している。
さて、命も削るほどの壮絶な自己管理による多様な取り組みがこの度、ようやく日本国に認めてもらうことができたようだ。
NPO北海道ネウボラは、北海道の推薦と審査を経て、内閣総理大臣表彰事業にノミネートされ、内閣府内閣府特命担当大臣表彰を受賞した。
未来へつなぐ「応援団」部門として本表彰を受けた。
北海道新聞報道
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1089637/
こども家庭庁サイト
https://www.cfa.go.jp/policies/youth/kodomo-award/r06
どうやら、国からもこども家庭庁ツイッターで公開された私の動画を拡散してくれということのようで、久しぶりに、通算アクセス数10万を超える本エッセイ執筆に向き合うことにした。
事前に、動画撮影のために、1分の活動紹介や受賞の喜びについてスピーチしてほしい、ということであり、練習を重ね、1分ちょっとで原稿を読み上げるところまで持っていったのであるが、流石に粛々とした授賞の式典の後の、本格的な撮影舞台によるインタビューにすっかり緊張してしまって、大幅に1分を超えてしまったようだ。
おかげさまで、私の真っ黒すぎる、私的な黒歴史がきれいに切り抜かれただけの謎のメッセージになってしまった(爆笑)
公開されている動画については次のURLから視聴してみてほしい
↓↓↓
https://x.com/KodomoKatei/status/1864116148759089194
相当の文章量切り取られてしまっているため、自分の尊厳と誤解のないように、本当はスピーチしていた全文を本エッセイに掲載することにしようと思う。
インタビュー全文
NPO北海道ネウボラ創設者の五嶋ひなです。
私の曽祖母は桜田門前名家の娘、
日本の男女共学の始まり明治大学での出会いは身分違いの恋でした。
未婚の妊娠、祖父は孤児となり、養子に入るも、親無し子として波乱の人生。
私の母は模範的な寿退社で、田舎のワンオペ育児。
私が3歳、弟が生まれた頃に両親は離婚し、父との別れは、今もまだ私の心を深く傷つけています。
そのため、私は、ひとり親家庭、ステップファミリー、いじめの被害にもよくあい、
成人してからも、中絶、結婚、妊娠を経て、頼るところの無いワンオペ育児。
待機児童となったために、ITのキャリアを失い、
男女の不平等、女性の困難、子どもの不登校、
一連の社会課題に疑問を感じて、
フィンランドのネウボラをヒントに、切れ目なくつながる家族支援を北海道で実践してきました。
先祖屋敷跡地である霞ヶ関で、偉業と表彰されたことに誇りを感じています。
3世代も前、先祖の時代から変わらぬ課題へのこの取り組みこそが、日本の未来の幸せにつながります。
北海道に戻ったら、私を支えてくれたたくさんの方と、この喜びを分かち合いたいと思います。
本日はありがとうございました。
妊娠期から始まる不幸の連鎖の闇は深く、世代も3世代をまたぎ負の連鎖となる。
その闇から生まれる様々な社会課題。
ネウボラの仕組みにより多くの人がシンプル・合理的な本枠組みにより自動的に救われることになる。
ー子育てを巡る社会課題の始まりは、男女の不平等、女性の困難ー
後日のこども家庭庁懇談では、3人の男性経営者らとともに、ネウボラの意義をもっと全国に広めるべきとの意見交換が捗り、次年度に向けて、こども家庭庁と協働したネウボラシンポジウムを開催する予定となった。
今開催決定しているのは、北海道、福島、東京である。
懇談時は、北海道と、福島でと話していたのであるが、東京で素晴らしすぎる協力者とその日のうちに出会い、東京開催が決定!
企画はこれから、どんな企画で固めていくか、久しぶりに心の底からワクワクする。
そして、同行してくれたひとりの男性経営者に上野千鶴子先生の動画を紹介した。次の動画だ。
「へぇ、すごいね、シンポジウムに呼ぶのはこの人がいいだろう」
シンポジウムは本当に開催できるのか?!乞うご期待の未来は本エッセイで!
実は、女性活躍は宇宙まで!授賞式の同日、札幌市で産官連携の宇宙イベント初開催で、ハッピー・ファム合同会社として初事業委託の事業に協力、登壇予定であったのが急遽の東京!
動画講演とこども家庭庁は霞ヶ関ビルディングからのパネルディスカッション中継でなんとか無事開催しこちらもニュース記事となっている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1089788/
イベント詳細
https://www.elecen.jp/topics/news/9463/
本件の進捗もまた機会があれば本エッセイに執筆したい。
社会は絶対に変えられる、女性の困難を乗り越える、そんな日本を皆さんと共に創り上げられることを願って。
ハッピー・ファム合同会社 代表
ファミリー支援INV協会 代表理事
NPO北海道ネウボラ 名誉顧問
五嶋耀祥
下記リンクのnote、ブログなど各種SNSから活動の報告をしていますのでどうぞご覧くださいね!
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子育て・女性活躍総合メディアにインタビューが掲載されました。
https://blog.chick-tag.jp/interview/npo04-1/
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noteはじめました
>https://note.com/hina_goshima
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~人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択~
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