新型コロナウイルスの目まぐるしく日々状況が変化するニュースから目が離せない毎日が続いている。
なかなか通常通りとはいいがたい厳しい局面を迎えているのでなかなか落ち着かない日々。

私たちNPO北海道ネウボラも福祉団体として2月中旬から怒涛のような社会活動を行ってきた。
WANのエッセイ読者の皆さまには、そんな社会活動の舞台裏を知っていただければと昨日一昨日のイベント終了直後の熱い想いを抱えたままこのエッセイのため筆をとった(パソコンに向かっているともいう)。

宅食はネウボラの中でもいつかはとスタッフらと夢として温め続けてきた訪問支援事業。
子育て中の孤立は、全国各地でのネウボラ事業の中で本気度の高い自治体ではきめ細かく実施される訪問というつながりのための手法。
緊急という形ではあるがその実現がかなったという事が次のステップへの大きな一歩であると実感を強めた。

理想とするネウボラの形を表現するのにひとつ新しい形を見せることができたのではないかと、この大きな一歩は私たちの想いを強めている。

(写真)こども宅食取材風景

新型コロナウイルスに関わるここまでのNPO北海道ネウボラの行った一連の活動としては以下のようになる。

激動の2020年
●2月7日     フィンランドより帰国
●2月27日    北海道一斉休校措置の実施
●2月27日~   子ども虐待リスク向上について声明・休業補償の必要について発信(Facebook広告キャンペーン)
ブログはこちら≫https://ameblo.jp/neuvola-sapporo/entry-12578094496.html
●3月3日     政府記者会見(全国一斉休校、休業補償実施他の発表)
●3月5日     3月WANエッセイ更新&イオン北海道様と連携
●~3月中旬    研究者らと意見交換・情報収集・文献調査
●3月14~15日 一斉休校に関わる保護者向け緊急アンケート調査
ブログはこちら≫https://ameblo.jp/neuvola-sapporo/entry-12582309465.html
●3月18日    北海道保健福祉部子ども未来局局長、北海道教育庁宛に政策提言と保護者アンケートを提出
ブログはこちら≫https://ameblo.jp/neuvola-sapporo/entry-12583137486.html
●3月22日    こども宅食&こども弁当真如苑様より助成事業採択決定通知
●3月24日    協賛募集開始
ブログはこちら≫https://ameblo.jp/neuvola-sapporo/entry-12584524802.html
●3月30日    一般告知開始&ラジオ出演告知
ブログはこちら≫https://ameblo.jp/neuvola-sapporo/entry-12585771197.html
●3月31日    テレビ放送(TVH)活動紹介告知
●4月2日     こども宅食実施(午前)&こども弁当配布(午後)
NHK、UHB、STV、HTBニュースで報道
●4月3日     こども宅食実施(午前)&こども弁当配布(午後)
STV、HTBニュース&北海道新聞朝刊、朝日新聞朝刊で報道

(写真)こども宅食取材風景

(画像)こども宅食&こども弁当プレゼントキャンペーンチラシ

(チラシ画像、当日は先着予約30、店頭30の配布となりました)

札幌市の麻生地区では、NPO北海道ネウボラは赤ちゃんひろばMamMamステーションを開催している。
赤ちゃんひろば開設の前からの、麻生地区での地域ミーティングなどの参加も4年もの期間地道に培ってきたその土壌が花開いたことから、各種団体からの協力を得ることができたのである。

麻生のイオンさんとは、黄色いレシートキャンペーンの登録団体として昨年、NPO北海道ネウボラが招待された授賞式を通して交流を持っており、子ども食堂や何か地域で貢献できるようなことがあればと以前からお話ししていたという背景があった。

この受賞式を通しては、また別の子ども食堂の実施にも至っており、地域のつながりの重みを感じるものである。
地域のつながりとネットワーク化、顔の見える安心できる関係の構築。
これも私たちの願うネウボラの大きな目的でもあり、この店頭での弁当配布は地域ネットワークの力を感じるものであった。

(写真)イベント現地にて!しんぐるまざあず・ふぉーらむ北海道代表平井さんが応援に!

協賛・協力団体様も現地に足を運んで下さり、
また、たくさんの報道から、たくさんのご来場や応援のメッセージ、ご寄付でお立ち寄りの方も。
本当に温かい気持ちでいっぱいのイベント当日。

北海道は比較的新型コロナウイルスが収まっている行政区間と専門家会議から発信されており、各行政もそれに倣うという状況であったことから、今回のイベントにおいては、ウイルス感染予防につとめ、海外のウイルス対策を教えていただき、空間を空けるように養生テープで床やテーブルのスペースを区切り、マスクのないお子様へはお子様用マスクの配布など対策も慎重に、念入りに実施。

実のところは、人知れず、様々なことに神経をすり減らしながらの開催であった。

(写真)イベント現地にて!

何よりも、たくさんの子育て中の親子さんたちの笑顔にふれ、私たちの活動へのあたたかな思いにふれ。
こちらの方が感謝でいっぱい。
その後もありがとうのメッセージが多数!!
本当に本当にありがとう。

(写真)イベント現地にて情報提供

(写真)イベント現地にて情報提供

(写真)イベント現地にて情報提供

まだまだ先の見えない不安もぬぐいきれない、新型コロナウイルスの状況を追いながらも、また必要があればこういった企画のためのネットワーク構築と実践のためのさらなる地盤づくりが求められる。
私たちNPO北海道ネウボラの活動は、私たちの目指すネウボラの全貌を見せるまで、まだまだ発展を目指していく。

NPO北海道ネウボラからのメッセージ↓↓
一斉休校応援ということでイオン札幌麻生店様と協働しての、こども宅食&こども弁当のイベントご参加、応援ありがとうございました。
TVH、ラジオでの告知、イベント当日はNHK、UHB、STV、HTB、翌日には北海道新聞、朝日新聞各社で報道いただきました!!
少しでも明るい話題をお届けできたなら幸いです。
アンケート調査を受けての事業でしたので、ニーズがあることが今回の事業の実践により明らかになっております。
引き続き緊急時における継続した活動として展開できるよう外部からのバックアップやご支援なども、どうぞよろしくお願いいたします。



2020年1月より、アメブロで個人ブログもはじめました。
北海道の社会活動家 あべ絵里奈(五嶋絵里奈)のただの主婦ブログ
私の履歴書①~社会活動家としての4年間~
私の履歴書②~社会活動を始める直前までのこと~
私の履歴書④~1歳3歳コールセンター時代のこと~

~人生が160°変わった!主婦の社会活動という選択~
#1【ただの主婦】
#2【ネウボラ】
#3【WANとの出会い①】
#4【WANとの出会い②】
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#8【#MeTooとネウボラ①】
#9【ネウボラ活動と私①】
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#11【ネウボラ活動と私③】
#12【夫の家庭活躍】
#13【3つの満月と藻岩山】
#14【北海道の統一地方選挙2019】
#15【北海道の統一地方選挙2019続】
#16【若者が選挙に関心ない3つの理由】
#17【パパ育休なにそれおいしいの】
#18【子どもの貧困原因は親の低賃金】
#19【札幌市2歳児虐待死事件とネウボラ】
#20【経営者という途(みち)】
#21【ブロックチェーンのなぜ】
#22【40歳を迎えて】
#23【女性たちみんな輝こうぜ!】
#24【フィンランドより!人生の変化を感じて】
#25【北海道は新型コロナショック】 

NPO北海道ネウボラ代表 あべ絵里奈(五嶋絵里奈・ごしまえりな)

イオン北海道様、各種連携団体・企業様、報道各社の皆様、この度はありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。